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(過去ログNo.)

東急の新たなるチャレンジ-“金曜深夜終電夜1時台”

投稿者---551planning (2013/10/31(Thu) 08:27)

2年前の夏、東日本大震災後の電力需要考慮という特殊事情を背景にしたとはいえ、10分強の繰り上げながら東横線・田園都市線の初電を朝4時台に設定した東急電鉄。サマータイム論議に拍車?とも当方は先んじていたわけですがやはり深読みし過ぎ、結果的にはこの年限りの試策となったのでした。

そんな東急がこの年末に放ってきたのは“金曜深夜終電夜1時台”-もともと毎年『年末の夜間時間帯の混雑緩和とお客さまの利便性向上を目的』に増発・行先延長は実施していたものの、あくまで終電前の話。今回は『都心部の深夜勤務者の移動手段を確保することなどを目的に、試験的に実施するもの』と毛色が異なっています。

今回の施策、

  • もともとの終電行先延長運転(渋谷発東横線00:47発元住吉行→横浜行、田園都市線00:37発鷺沼行→長津田行)
  • 以後各2本増発運転(渋谷発東横線01:00発菊名行・01:20発元住吉行、田園都市線01:00・01:15発鷺沼行)

ということで、最終着は東横線元住吉で01:09→01:43、田園都市線鷺沼で01:09→01:44となるわけですが、この“35分”というのが各種現業セクションの落とし処だった、という見方もできるのかなと思ったり。
それにしても2時前着とは…現在日本で最も遅い終着は鹿児島本線の有明7号熊本01:48着(博多00:15発)、普通電車では高崎線高崎と中央線高尾の01:37着かと思いますが、これも大宮00:14発・新宿00:41発。始発も1時台というのはなかなかだなと…新宿01:01発の高尾行01:21着が想起されますが、関西では三ノ宮01:06発西明石行01:36着、九州では博多01:18発南福岡行01:27着なんてのも。

東急、という点でもう1つ気になるのが深夜急行バスとの関係性。現在5系統が運行されていますが、渋谷駅西口を01:00~:30に出発するもので、東横線方面へは1系統(都立大学・武蔵小杉~大倉山)、田園都市線方面へは3系統(~二子玉川・溝の口、~宮前平、~たまプラーザ・青葉台)。深夜急行バスの始祖たる青葉台行へは金曜深夜に3本運行(01:00・:20・:30)も鷺沼以遠ということでバッティングしないものの、同じく3便運行の東横線方面新羽営業所行(01:10・:20・:30)や2便運行の溝の口行(01:15・:30)、昨年登場の宮前平行は01:15発のみとあって影響も注目されますが、まあ金曜深夜のみ、ピーク時には青葉台行を中心に続行便も用意されている状況との勘案を探る意図もあるのやもしれません。

そういえば「クリスマスプレゼントになる」という都営バス終夜便の話もそろそろかと…東急もこれがあっての今回の反応と思われるわけですが、当方もこれまで機会のなかった渋谷駅ウォッチをいよいよ考えねば。

東急の本気を見る思い

投稿者---551planning (2013/11/29(Fri) 12:57)

東急、という点でもう1つ気になるのが深夜急行バスとの関係性。
まあ金曜深夜のみ、ピーク時には青葉台行を中心に続行便も用意されている状況との勘案を探る意図もあるのやもしれません。

杞憂、というよりはむしろ本気を見る思いがします。

深夜急行バスについては青葉台線が通常便に加え25:45発を追加運行、その他4系統については15分の出発時刻繰り下げとなりました。直接的に影響しない港北NT系統も繰り下がったのは案内徹底のためでしょうかね。
加えて深夜バス15路線でも13~35分延長増発。鷺沼駅発4系統最終は25:50発となっています。

なお電鉄では、従前の終電前輸送力強化対応も引き続き行われる旨が発表されたほか、従前終車繰下始発繰上が定番だった年越しでは東横線・みなとみらい線が終夜運転となる由。東武が年始の輸送力強化も打ち出すなど、深夜帯展開は引き続き注目です。

【リポート】試験的終電終バス延長-東急の“本気”に迫る渋谷駅25時

投稿者---551planning (2013/12/23(Mon) 16:52)

さすがに終電と終バスを1度に欲張るわけにも行かず、2回に分けて実見してみました。12/13は渋谷地下駅ウォッチから田園都市線終電に乗って鷺沼へ、そして都営バス終夜運行開始日でもある12/20は渋谷駅西口にて深夜急行バスウォッチをば-

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福岡市交では「フライデー・ナイト・トレイン」

投稿者---551planning (2013/11/06(Wed) 07:58)

個人的には初の試みという点に驚きました。

12月の金曜日は「フライデー・ナイト・トレイン」として全3路線で終電繰り下げを含む増発を実施するというもので、JR-Q筑肥線筑前前原までと西鉄貝塚線でも連動増発、しかも片方回送とはせず双方向で営業運行とはさすがです。
これにより天神基準で、空港線西行が00:12発(筑前前原00:45着)→00:43発(同01:15着)、箱崎線北行が23:57発(貝塚00:08・西鉄新宮00:34着)→00:27発(同00:39・01:09着)、天神南発七隈線西行が00:00発(橋本00:24着)→00:30発(同00:54着)に。天神からの空港線東行も00:44発で博多00:49着となります。

昨年の終電車混雑率は117%と朝ラッシュ時に匹敵、加えて飲酒不祥事が後を絶たない背景も踏まえているものと。記者会見で高島福岡市長は「来年も12月に今回と同様延長するのか、それともほかの日にも拡大するのか、まず今回の試験的な運行の結果を見てみたい」(NHK)とも言及した由、規模の割に深夜バス施策が大人しめな感もある西鉄をも巻き込む展開になれば…とはまた深読みし過ぎですね。


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