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川崎縦貫線トレース 画像レポート
下記内容は予告なしに変更することがありますので、予め御了承下さい。 |
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川崎縦貫線関連 実走レポート 投稿者---串間氏(2003/05/03 13:14:37) |
川崎縦貫線関連 実走レポート └川崎縦貫高速鉄道線の概要 |
皆様どうもです。
自説の実現可能性があるか確かめるべく、自転車で宮前平・鷺沼地域を走ってきてみました。原状の川崎市の現状が少しでも伝わるかは分かりませんが、軽く流して読んでいただければと思います。宮前地域編 (2003/05/03 13:14:37)
10時30分過ぎ、自転車で家から1km以上ある最寄り駅、向ヶ丘遊園駅南口に到着。スタートです。駅前にあったモノレールの跡は順次解体が進められていますが、跡地の利用は以前と同じ自転車置場であるのには変わりないようです。 府中街道との交差点に到着。府中街道を渡る横断歩道は西側にか存在しないため、そちらを渡る歩行者によって生田緑地側からの左折車両が詰まり、渋滞を引き起こしています。東側には稲生歩道橋があるのですが、利用する人はいつものことですが見当たりません。府中街道が右折信号を出している時に、交差する道路は左折信号で流れを良くするような対策が必要でしょうか。 生田緑地への道は、休日とあって歩行者の姿が絶え間なく見られます。生田緑地の横までは中央線のない貧弱な道路、生田緑地から先は工事が完了したようで、完全な二車線となっていました。問題は山を降りてからの細い道路ですが、他にも狭い道路を幾らでも走っているので、バス路線開通の可能性は大です。それにしても、自転車でこの坂は結構きつい・・・。府中街道からの交差点から60mぐらい上ります。
抜けると一気に下り坂。ここからは道路の広さはかなりのものなので、結構余裕があります。相鉄ローゼンとヤマダ電機を道路の両側に見ると平2丁目の交差点に到着します。この交差する道路が議題に上った、蔵敷−平−溝口のバス路線となっています。
途中で横にそれ勾配を上げていきます。そして東名高速の跨線橋を渡ります。短いGWとはいえ、東名の下り車線には車がぎっしり。一応動いていますが、GWという名前の持つ魔力は結構なもののようで、秋休み議論にも何かつながらないかと・・・(←あからさまに話がそれていますが)。
宮前平駅を地下鉄建設という前提条件を考えつつ、じっくりと観察してみました。出入り口に関しては、駅前にある歩道が想像以上に大きく、潰せば何とかなりそうだな、という印象。今まで適当に通過していた分際で、勝手な判断をしていた自分を恥じる限りです。やはりそういった視点の下で、しっかりと眺めてみないと実状は見えないのだな、と反省することしきり。ただ、東急宮前平駅のキャパがどうなのかは、ちょっと考えるところです。
帰りには向ヶ丘遊園を縦断する狭い道路を通っていきました。全ての設備が撤去された遊園を見ていると、現在のレジャーランドについても考えさせられるところです。 |
何にせよ、(宮前平駅構造に関する)自分の無責任な発言に対し、情けない限りです。ただ、それでも鷺沼への移転はやはり考えるべきなのだろうなと。
でもそれ以上に思ったのは、果たしてこんな所に鉄道を敷いてもどうなのかな、という、原点に戻らされてしまいました。バスのパンク状態もあるのですが、沿線地域に人を呼び寄せるだけの魅力にどうもかけているという気がするのです。
こればかりはどうしようもないのですが、なんとも問題が複雑だな、と。
素人の私なんかが、ちょっとでしゃばりすぎたのかもしれません。長沢地域編 (2003/05/04 00:29:54)
またもや串間です。
実走の意義を再認識し、せっかく時間もあるので、長沢地区の様子も調べるべく、走ってきてみました。これも軽く流して読んでいただければと。
14時40分ごろ、生田駅に到着。武蔵野貨物線がこの下を走っているといわれても、普通は認識することはできないです。が、地図を見れば確かに走っているんですね。 問題の用地ですが、全くといっていいほどないように見えます。バスのロータリーを全部潰せば何とかなるだろうかとも思えますが。また、生田駅から南にのびている道路ですが、小田急の踏切と津久井道の信号待ちのためかなり使いにくく、駅止まりのバスの通行には比較的適していると思えるので、もっと生田行きの路線を盛り上げるのも悪くないと感じました。 駅からのバスの本数は少ないです。聖マリアンナ医大行きのバスと共に、私も走り出しました。途中でもう一つのバス通りへ分岐。カーブと勾配が多いですが、通行は少ない道路です。そのまま非常に太い異様な道路へ。工事が進まず結局断念したと思われる道路の片割れがあります。中央分離帯に植えられた木々がかなり育っていることを考えると、結構作られたのは古いのかも。付近は公園や住宅地が中心となっています。 そこを南に下っていくと、その突き当りが長沢駅建設予定地。付近には住宅も少なく、開発は容易かと思われます。高校を横に見つつ、南のバス通りに。ところどころに駐車スペースをもった中規模の店舗が存在しています。このバス通りは新百合ヶ丘や百合ヶ丘に行くバスがメイン。長沢郵便局のある交差点付近がそれなりに混雑する場所です。私は直進すますが、ここを南に行くと管理人様の文にもあった、マンションの下にある鷲ヶ峰営業所があります。
しばらくくねった道路を行くと、聖マリアンナ医大が見えてきました。この病院のふもとに駅が建設される予定なのですが、実はバスは中腹のバスターミナルに乗りつけているんです。聖マリアンナ医大に入ったことがないので、全く根拠がないのですが、おそらくバスからのほうが病院には便利なのではないかと思われます。とすると、医大前駅に関しては、かなりの不安材料かと。現在、柿生・新百合ヶ丘・百合ヶ丘・生田・向ヶ丘遊園・あざみ野・宮前平・溝口という、非常に広いバス網を持っているだけに、思ったより厳しいという印象を受けました。 |
まとまらない文章で申し訳ありません。何か伝わっていればいいのですが・・・。
それにしても考えれば考えるほど、難しい問題です。東側地域編 (2003/05/04 17:53:00)
第三弾です。昨日行き損ねた川崎縦貫鉄道の東側の予定区間を走ってきました。
11時10分頃、元住吉駅に到着しました。どうも目黒線開通のための、複々線化工事を行っているようで、おそらく高架になるのではないか、という感触を得ました。とすると、用地に関する問題は容易にクリアされそうです。またも自分の認識の浅さに恥じるばかり・・・。 それにしても商店街が広い、というか長い。人の出もかなりのもので、ブレーメン通りの商店街にはこの時間から人がごった返していました。 最大の問題は、どこに駐輪場を作るか。南武線沿線ほどではありませんが、それなりに不法駐輪も目立ちます。 商店街は結局、井田郵便局まで続いていました。この駅で決定した場合、どれだけこの商店街を外部にアピールできるかが、一つの鍵になるのでは・・・。 尻手黒川通りに合流しました。江川を渡ると、市バスの井田営業所があり、ここ辺りに井田駅が建設される予定となっています。それにしても尻手黒川通りが片側一車線とは、これでいつもはどうなっているのでしょうか。
市民プラザ通りの起点を過ぎると、尻手黒川通りは片側2車線となりました。しかし、とも様の言われたとおり、交差点に右折車線はありません。甲州街道*みたいに、強引に右折車線を設置する方がいいと思いますが・・・。
ここ辺りからはちょっと土地勘がなくなってくるので、地図を見つつ、野川建設予定駅へ。丘の上を走る道路に合流しました。ここあたりのどこかが駅建設予定駅と思われますが、一帯は静かな住宅街です。川崎市北部の劣悪な道路状況とも無縁に感じられました。鷺沼を通すのならば、この少し南側にある有馬・東有馬というのも選択肢に入りそうです。 |
北部の深刻な交通状況と対比すると、道路状態がかなり良く見えました。もっとも、中原・小杉へのバスの本数を考えると、確かに需要という点で考えるべきなのかもしれないです。
果たして川崎縦貫鉄道をどうするべきなのか、さらに考えさせられてしまいました。
南武線沿線地域編 (2003/05/04 17:50:34)
続いて、第四弾。川崎縦貫鉄道のライバルであり、できればこれで何とかしたい南武線。その南武線沿線について、レポートをまとめます。現地調査に日頃の体験を合わせて書きます。
稲田堤駅
登戸駅 溝の口駅
南武沿線道路を南下していくと、武蔵新城駅です。高架駅で、商店街が結構発達しています。 武蔵小杉駅 |
皆様のイメージと合っていますでしょうか・・・。結構利用する方がいると思いますので、間違いの指摘を歓迎したいです。
南武線沿線地域もまだまだ成熟しているわけではなく、これからもっと磨くべき状態にあると私は思います。そう考えると、縦貫鉄道による分散が今後悪影響を与えないか心配です。
横浜市営地下鉄延伸地域編 (2003/05/04 17:58:20)
第五弾、いよいよ最後です。横浜市営地下鉄延伸区間とされている、あざみ野−新百合ヶ丘を走ってきました。縦貫鉄道の拠点となる新百合ヶ丘の状況もセットとなります。うまく伝えることができればいいんですけれど。
国道246号を走っていきます。交通量は多いですが、すんなり流れています。歩道もしっかりと整備されているので走りやすく、間もなく新石川の交差点に到着しました。尻手黒川通りに直接接続された影響か、日に日に混雑を増しているように感じます。この交差点の渋滞を緩和するため、立体交差事業が開始されるようで、用地の買収は終了したように見えます。この時間でも十分に混雑していました。 12時10分ごろ、あざみ野駅に到着しました。ある意味先輩にあたる横浜の地下鉄の状況を少し見学しました。 駅前から駅建設予定地のすすき野へ向かいます。すすき野は団地で、東急ストアが一軒、巨大銭湯が一軒。これぐらいしか特にないでしょうか。何にしても静かですが、銭湯の駐車場が満杯になりやすく、休日の夜は不法駐車が増えます。駅ができたら、どうなってしまうんでしょうか。
走りっぱなしなのでさすがにバテてきました。日吉の辻から北へ向かって、尻手黒川通りに合流します。王禅寺以西は車線が減少します。所々に防音壁が続いていて、両側とも大体は住宅地です。道路拡幅はやはり困難でしょうか。
新百合ヶ丘駅に向かう前に、世田谷町田線の状態を見てみました。午後は上り車線が長々と渋滞を作る名所ですが、この時間帯はまだのようでした。
よく行っているので新百合ヶ丘については今更とは思いましたが、あるスーパーの駐輪場に自転車を停め、ちょっと駅前を見てきました。今日はそれほど人は多くないですが、まだ1時ですし、そう決め付けるのもどうかなと思いました。また駐車場もまだ埋まっていません。実は土休日の新百合ヶ丘は、結構満車になってしまうことが多いのです。 |
とりあえずこれで網羅できたでしょうか。
以後私なりにまとめを書く予定です。お付き合いいただければ幸いです。市を縦貫する道路についての現状 (2003/05/04 23:14:22)
まとめです。まずは現状の問題から。自信はありませんが、できる限りやってみます。
●現在の川崎市を縦断する道路
多摩沿線道路
満足な設備がないものの、交差する幹線道路の少ない事から流れが良いため、通過旅客を運ぶ役割を担っている。渋滞は二子橋・川原橋付近で発生。最近混雑しやすくなっている。南武沿線道路+下平間以南の国道409号
川崎市の拠点を縦貫する。南武線沿いに敷かれているのが特徴。南部は片側2車線と立派だが小杉付近まで。以降は普通の複線道路。登戸で多摩沿線道路と合流する。府中街道(下平間以北の国道409号+県道9号線+バイパス)
南側は旧道に成り下がっていて、単なる複線道路。小杉付近からは重要な幹線道路で、溝の口交差点、向ヶ丘遊園駅付近・多摩警察署前−塚戸で頻繁に渋滞が発生。全般に混雑している印象を受ける。矢野口以北からは片側2車線に戻る。尻手黒川道路
丘陵部をまとめる非常に重要な幹線道路であるとともに、東名川崎ICへのアクセスを目的としている。黒川という名とは裏腹に、途中で途切れたまま。片側1車線区間は流れが悪い。清水台交差点付近は混雑しやすい。
●現在の川崎市の一部を縦断する道路
市民プラザ通り
全区間のほとんどが市道でありながら、広い区域をカバーする。246と交差する梶ヶ谷の交差点でいつも渋滞が発生している。子母口−千年−溝口駅−神木−平−蔵敷−稗原(通り名なし)
これもかなり広い区域をカバーしている。バス通りとしてかなりの通行量を誇る道路。流れが悪い。世田谷町田線
多摩区から麻生区につながる重要な幹線道路。バス路線は少ない。しかし一部区間で渋滞が激しく、並走する小田急線を含めた抜本的な対策を打たない限り、改善は不可能か。他にも道路はありますが、縦貫鉄道に関連するのはこれぐらいでしょう。
南から北に向かうにつれて、道路がどんどん混雑していく状況になっています。
例えば南北を縦貫する道路ですが、小田急線を越えたところで多摩沿線道路と府中街道のみとなり、突如として混雑してしまいます。多摩NTまで行くにはここを越えなければならないのですが、対象の人たちはいつもつらい思いをしているのではないでしょうか。地元は計画都市で道路がたっぷりですし。
横浜市内で北に向かう道路もそうですが、尻手黒川道路・世田谷町田線までで収束していて、その先の東京都までつながっていない。遠くに行くに従って車の数が減るはずなのに、道路がないせいでどんどん混雑しているんです。
バス通りはバスそのもの性格上流れが悪くなっていて、今後人口が増え続ければ、パンクは時間の問題と思われます。
このことを考えると、南北格差を解消するために何らかの策が必要であることは理解してもらえると思います。
川崎縦貫高速鉄道線の概要
投稿者---串間氏(2003/05/14 20:57:02)串間です。近日多摩図書館(川崎市)に行ったとき、川崎縦貫高速鉄道線に関する資料を見る機会がありました。その中から、特に重要で皆様の疑問を解決しえる情報について取り上げたいと思います。今回の資料に関しては、なるべく客観的に書くことに努めようかと思います。あくまで14年11月当時のデータであることを心に留めて参照いただきますよう。なお、これらのデータは全てWebにも載っていますが、極めて量が多いこともあり読むのはそれなりに困難と思います。
以下引用する文章・データは、「川崎縦貫高速鉄道線研究会 検討結果報告書(平成14年11月) 川崎縦貫高速鉄道線研究会学識者部会」からのものです。
また、Webでは下記サイトで見ることができます。
http://www.city.kawasaki.jp/82/82tetudo/home/pages/pdfkai.html
まず、冒頭で川崎縦貫鉄道の案が決定されるに至った経緯から引用します。
昭和60年の運輸製作審議会答申第7号で、当時の国鉄武蔵野線府中本町から新鶴見間の旅客化と新百合ヶ丘への接続ルートの新設として答申された。この答申を受けて市では事業家に向けて調査・検討を進めたが、武蔵野南線の旅客化は活線下の工事で難工事になることによる工事の長期化と事業費の増大等による採算性悪化の可能性があること、また貨物列車との競合により列車の運行に制約を受けることが想定されること等の課題が明らかになった。 |
つまり武蔵野南線の旅客化の難しさから断念し、全線新線で整備する計画になったということです。
●乗用車保有率
元のデータがグラフでしかないので、下一桁は±2%程度の誤差を見込んでください。意外と乗用車保有率は少ないです。詳しく書かれていなかったのが気になりますが、各家庭ごとの所有と考えていいのでしょうか。
神奈川県全体:77%、横浜市:72%、川崎市:58%、東京都:55%・・・(2000年度)
●駅構造
一部に関して後で計画が変更されたものについては、後の方を適用し、コメントを入れています。
駅名(仮称) | 構造 | 備考 | |
新百合ヶ丘 | 地上 | 島式 | (小田急多摩線相直への変更が決定された) |
長沢 | 地下3層 | 相対式 | |
医大前 | 地下3層 | 相対式 | |
蔵敷 | 地下3層 | 相対式 | |
犬蔵 | 地下3層 | 相対式 | |
宮前平 | 地下3層 | 上下島式 | (検討の結果、急行停車による上下島式となった) |
野川 | 地下4層 | 上下式 | (急行接続が宮前平に変更され、上下式となった) |
久末 | 地下2層 | 島式 | |
井田 | 地下3層 | 相対式 | |
元住吉 | 地下5層 | 相対式 | (建物基礎杭を避けるため、結局この深さになった) |
南武線と川崎縦貫線の乗換所要時間についても触れられており、これも引用します。なお、掲載されていたデータは<乗換時分設定値>=<乗換時分計算>+<乗換調整時分(4分)>となっており、ここでは計算で求めた乗換時分計算を引用することとします 。
縦貫線 | 南武線 | ||
新百合ヶ丘 ※ | 2.7分 | 登戸 ※ | 3.4分 |
宮前平 | 2.6分 | 溝の口 | 4.4分 |
元住吉 | 3.7分 | 武蔵小杉 | 3.3分 |
新川崎 | 5.0分 | ||
京急川崎 | 4.1分 | ||
川崎(東海道・京浜東北) | 6.8分 | ||
川崎(南武) | 7.0分 |
※新百合ヶ丘駅・・・小田急多摩線相直が決まったため、これよりもはるかに短縮される。
※登戸駅・・・おそらく跨線橋を渡る川崎行きホームからのデータと考えられ、跨線橋を渡る必要のない立川行きホームのデータではない模様。跨線橋を渡らない場合、1分程度短縮されるはずである。●駅までの交通手段
なお、これは「H7大都市交通センサスからの引用」と書かれていました。丘陵地で自転車利用が少なくバス利用が多い宮前平・新百合ヶ丘。平地の登戸・武蔵小杉・元住吉。丘陵地からのバスが集中する溝の口。鉄道整備がなされていないが故にバスへの集中が見られる川崎。市内の状況を思い浮かべられるようなデータで、非常に貴重です。
徒歩 | 自転車 | バス | 車(送迎含) | |
川崎 | 37% | 14% | 46% | 0.9% |
武蔵小杉 | 71% | 15% | 11% | 1.2% |
溝の口 | 50% | 18% | 28% | 1.2% |
登戸 | 74% | 19% | 6% | 0.2% |
元住吉 | 74% | 15% | 10% | 0.7% |
宮前平 | 66% | 4% | 24% | 2.3% |
新百合ヶ丘 | 38% | 7% | 43% | 7.2% |
●運賃面
横浜市営地下鉄の運賃ベースで考え、開業(平成23年度)の運賃を決定する方針をとっています。5年で5%の改定を元に運賃を想定しているとのことです。なお、川崎縦貫高速鉄道線(平成23年度開業)の場合、初乗り運賃は220円と公開されています。
横浜市交通局(平成7年度) |
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1−3km | 180円 | 12−15km | 270円 |
4−7km | 210円 | 16−19km | 300円 |
8−11km | 240円 | 20−23km | 330円 |
以下は予測です。
5%の改定を4回行ったとします。つまり上の運賃に(1.05)を4回かけるわけです。
この運賃の改定予想から、以下のような運賃体系を予想していると思われます。
1−3km | 220円 | 12−15km | 330円 |
4−7km | 260円 | 16−19km | 370円 |
8−11km | 300円 | 20−23km | 410円 |
となります。つまり元住吉−新百合ヶ丘は370円。新百合ヶ丘−宮前平、宮前平−元住吉は300円。これが開業時の運賃として想定されるものとなります。
また全線開業時にはさらに値上がりし、新百合ヶ丘−川崎は430円。元住吉−新百合ヶ丘は390円。新百合ヶ丘−宮前平、宮前平−元住吉は310円。あくまで予測ですが、今のところはそのようです。なお、議論内で運賃に関しての対論がありましたが、Webで公開されたのは5月からであり、少なくとも当時は地元の人間が図書館に行かない限り見つけられない資料であったことを考えると、あのような空想の議論になったのはある程度仕方のないものと思います。
●その他
なお、些細なことも付け加えておきます。もちろんこれらも引用です。
地下鉄の工法
新百合ヶ丘−長沢は地盤が強固なためNATM工法。他区間はシールド工法で建設される見込み。大深度地下法の利用
掘削費用増大・排水設備による維持管理の負担増加の懸念。
適用例がないことから手続きに要する時間の問題が嫌われ、見送りになった。
なお、用地費は357億円と予想されている。バス再編
いくつかのバス路線の見直しに加え、蔵敷・久末(野川停留所付近)にバスターミナルを設置するとあった。車両基地
小田急の唐木田基地を利用する。川崎市の人口の推移
平成7年:120万人、平成12年:125万人、平成14年:127万人。これらから予測し、平成23年:135万人、平成27年:139万人となっている。延伸設定予定駅
元住吉−夢見ヶ崎−新川崎−都町−川崎。これが暫定予定駅となっている。開発
万福寺(新百合ヶ丘)、犬蔵、新川崎、川崎西口、黒川(小田急多摩線)、多摩川リバーサイド(大師線沿線)において、開発のための事業計画があります。川崎市はこれらに絡めて地下鉄の整備を考えていると思われます 。以上がまとめとなります。ログ参照の際に、これらのデータを利用して見られると、理解が進むと思います。
2004.11.02 Update | |||||
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