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羽田空港アクセスシリーズ

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(過去ログNo.)
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とりあえずキープ? 謎多き川口~羽田空港線誕生

投稿者---551planning (2014/08/15(Fri) 08:17)

kawaguchi
より大きな地図で 川口羽田線 を表示

思わぬ空白地帯の新路線に驚きつつも、早晩上野東京ラインがそのライバルになるのでは?とした浦和~羽田空港線開業から半年が過ぎて、全く予想だにしなかった新路線が!意外性というか、いろいろと謎が多いです。

浦和線開業時にも記したように、国際興業の積極策は首都高速中央環状品川線開通を見据えたものであることは間違いないものの、さて川口からだとどの経路で?というのが先ず気になった点。S1川口線鹿浜橋か加賀か、5号池袋線板橋本町から環七経由か、それにしても現状としては渋滞が懸念されるところ、浦和線で空港行13/発17と強気に来た一方で川口線が5往復に留まったのかな、とも。
そして相方には京浜急行バスをチョイス。大宮線では西武を含めたカルテットを組み、2001/04~2003/03の短期間に終わった光が丘線では西武とのトライアングルで運行した仲とはいえ、池袋線や浦和線では東空交と組んでいたのでこれも意外というか。5往復なので羽田側のバス停枠云々でもなさそうな気がしますが、つい妄想を掻き立ててしまったり。余談ながらPASMO/Suica非対応というのも意外というかなんというか。機器だけでない設定が間に合わない、ということなのですかね。

今回は開業日に実見できなかった分、「早朝フライトにも便利!」と売り込む川口元郷04:23始発便を狙ってみましたが…。


川口羽田線

【08/01】羽田1TB23:20→00:30川口駅東口

関東北部や神奈川県を中心に激しい雷雨となった8月初日の金曜23時過ぎの羽田空港、ANA党な当方にとってこの時間の1TBとなると相当な御無沙汰感がある。先ずは東空交ゾーン、5・6番を中心にまだまだ賑やか、23:00には7番から池袋線国際興業便が空席僅かで出発、4番から23:10発の浦和線東空交便には総勢20人以上での出発に。親子連れが目立ったとはいえ、それなりの定着感だろうか。
京急ゾーンに移動し13番のりばへ、こちらも満席近い23:15発船橋線京成便を見送ると急に寂しくなったが、23:20発川口線国際興業便には2人が乗車、TIAT・2TBからの先客は3人で、いずれも出張帰り然なビジネスマンだった。

雷雨の影響が気になったが首都高は各方面順調な様子。大井連絡路から1号羽田線、C1内回り、5号池袋線と淡々と進み、C2外回りを少し進んで新板橋出路からR17白山通りへ。西巣鴨交差点からR122明治通り、王子駅前をスルーして北本通りに。実は左に掲載しているように07/22(火)午後便に乗車していたのだが、こんなルートなんだな…と。ただ他の方によると赤羽駅前を経由した、という話があり、当方乗車時には北本通りを直進していたので不思議に思っていた次第。
川口羽田線と、宮堀交差点を左折し環七へ、JRの陸橋手前で右折して北上、なるほど赤羽駅脇を通過したのだった…であるならば、王子駅ともども停車が当然なような。赤羽駅脇を通ることを知らなかった際には、S1方面を含めた首都高複数ルートがあるが故に王子駅前通過ではとも考えていたのだが、先に触れたPASMO/Suica非対応ともども、急ぎな路線開設だったのだろうか。
岩渕交差点からR122に復して新荒川大橋を渡る。日中も歩道の通行量は多かったが、日付を跨いだ時間にもかかわらずウォーキングだけでなく帰路?な人がちらほらと。結局、川口駅東口には定刻よりも15分程の早着に、運転手氏がドア外でチケットを受け取ったのが印象に残ったが、4人降車し元郷までは1人が乗り通していった。

川口羽田線

【08/02】川口元郷04:23→06:00TIAT

合間4時間の行動はまた別の機会として、空が白み始めた川口元郷駅に一汗かいて出発間際到着。京急便には壮年夫婦と思しき先客2人が既に乗車しており当方を加えて定刻発、川口駅東口では乗車なく2人で確定となった。ちなみに川口駅の京浜東北線南行初電は04:38(南浦和04:30)発と早く、東京モノレール乗継で羽田空港第2ビルには05:39着、IC運賃で785円。バスだと倍近い額がするだけに…。

ぐるりと再び元郷駅前を通って荒川を渡り都内へ、やはり京急便だと赤羽駅方面に向かわず北本通りを進む。王子駅前は04:50少し前に通過、京浜東北線は動いているが都電荒川線が動き出すまではまだ暫し、飛鳥山を横目に淡々と進行。5分ほどで滝野川入路からC2内回りへ。さすがにこの時間は5号線からC1も流れていて、コチラがうとうとしている間にレインボーブリッジを渡って湾岸線に入っていた。1TBで壮年夫婦が降車し当方はTIATまで、到着は定刻より30分もの早着と相成った、というかやはり渋滞含みのダイヤということだろう。


本編でも、浦和線レポ時にも触れた点ですが、1370円という運賃をどう捉えるか。草加1230円、新越谷・和光市1340円というところからすると気持ち割高な感も。池袋1230円、浦和1540円からの算定額なのでしょうし、赤羽・王子停車化も念頭にしているのかもしれませんが、PASMO/Suicaはそのうち対応されるであろうとして、京急系路線ならば設定されるであろう回数券次第でしょうかね。川口羽田線
そして経路。愚直(失礼!)に北本通り経由とは、考えてみれば当然というか素直な設定なのでしょうが、道中が冗長に感じられてしまうかも…加えて現行の5号線経由では定時性に難あり(故にダイヤはかなり織り込まれた数字になっているのは上記実見の通り)、C2品川線開通後も劇的な時短効果があるかというと、個人的には未知数というか懐疑的というか。王子南出入口整備で飛鳥山区間が首都高載せ替えになるとしても、こんどは王子駅停車化が面倒になるようなならないような…。
川口エリアの面的広がりが少ないであろう点も少し気になります。ウリと見た早朝便にしても、京浜東北線の初電が早いだけに訴求効果は弱いかなと。座っていける点を押しても時間的にトントンか鉄道優位では、ねぇ。

個人的には浦和線開業時点でその潜在性に注目し、密かに戸田方面への展開の有無を想起していたのですが、その後浦和線自体でどうもパッとした話を見聞きしてこなかっただけに、なるほど川口でキタかと-話はズレますが、C2や外環道整備によるS1川口線の信頼感向上如何では舎人・鳩ヶ谷エリア対都心部近距離高速バスの可能性なんてのも想い続けてきたところからして期待値は高かったのですが…ま、素人の戯言となるよう、路線の発展を祈念してやみません。

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羽田アクセスバス、昼便にも新風!

投稿者---551planning (2015/03/24(Tue) 22:38)

C2経路変更が注目の羽田アクセスバス、深夜早朝便に次いで昼便の改正情報が出揃いました。仔細は暫しお時間を頂戴するとして、2路線で停留所追加が!

港南台戸塚線に「東戸塚駅」「上永谷駅」が加わり、戸塚発着は非経由も港南台始終は経由化、行便の一部は上永谷発も設定と複雑化。戸塚発着も4往復から2往復に半減、路線全体でも行1/発2の減便となっています。
一方でキャンペーン運賃として1年間全区間800円に。現行港南台1030円、戸塚1130円、東戸塚上永谷も900円設定となっており、神奈中はこのテがお好きなようで…成田線どうするんだろ。

こちらは「王子駅南口」「赤羽駅」が加わり、赤羽駅始終2往復追加の7往復に増便されます。C2経由に加えて恐らく03/29開通の王子南出入口を活用するものと思われ時間短縮にも。
そして赤羽2往復には、新規参入となる東京バスが担当する由。電鉄系・地場系ではない独立系事業者としては日本中央バス、イーグルバスに次ぐものと思われますが、一般路線バスを持たずの参入は恐らく初めてでしょうかね…そういえば、川口線開業時にいろいろ謎な点があったのですが、その時点で参入が織り込み済みだったと考えれば合点がいく部分もあったり。ただ、大阪バス東大阪関空線もかなり苦労している様子、王子はいざ知らずも、赤羽は上野東京ラインがライバルとなる点、さてどうでしょうねぇ。

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“遅れてきたルーキー”加入で赤羽王子経由化!

投稿者---551planning (2015/04/27(Mon) 16:09)

いろいろと謎多き路線-としていたのが、一気に氷解した訳ですが…それにしても。

川口線初のダイヤ改正は、03/29開通のC2王子南出入口を活用した経路変更に加えて、王子駅南口と赤羽駅東口への停車化、そしてなんといってもの東京バス参入による2往復増便(東京バスは赤羽止)でした。
羽田空港アクセスバスへの新規参入は2011/07の軽井沢線西武高原バス以来となりましょうか、非民鉄系事業者としては日本中央バスやイーグルバスに比肩する存在というべきか、とはいえ両社も地場路線バスを経ての高速路線参入なだけに、地場路線未経験な事業者の空港連絡バス新規参入はまさに稀有なものでは、と。

おっと、そもそも「東京バス」に耳馴染みのない方もいらっしゃるかと…サイトによると設立は1954(昭和29)/02となりますが、山陰の日ノ丸自動車系の大東京観光自動車として設立されるもその後近鉄グループ傘下となり、近鉄大東京観光バスから社名変更された「東京近鉄観光バス」ならば耳馴染みの方も多いかなと。その後2001/10に人材派遣のクリスタル傘下の「クリスタル観光バス」となった後は名古屋・大阪の同業他社買収で一気に勢力拡大も、クリスタルのグッドウィル系列化による事業再編に伴い2007/04に大阪バスグループへと移り、現東京バスに至る-と近年めまぐるしい変遷を遂げているわけですが、一貫して貸切専業できたところ、大阪バスが2011/03の京都特急ニュースター号(以下NS)を皮切りに乗合高速バス事業へ単騎果敢なる参入(創業者の強い信念のもと、当時全盛の高速ツアーバス形態は一切取らず)、東京バスは2014/05から夜行の東京NSで共同運行として乗合進出を果たしていました。故に2路線目にして空港連絡バスを手掛ける訳ですが、さて大阪バスの東大阪関空線の経験が活きる…かな?


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【04/01】羽田TIAT18:05→19:40(19:15)赤羽駅東口

東京バス

04/01(水)の16:00過ぎに羽田2TB到着階へ。やってくるバスをしばし眺めていると、定刻より10分ほど早くそのクルマは現れた。これまでの大阪バスグループでは白地に黄色の星が並ぶNSカラーだったが、羽田アクセスバスは貸切のオリジナルカラーとなったのか。ただ、東大阪線同様に水色のLIMOUSINEの文字が…とはいえこちらは至って地味というか恐縮した感じというか実に小さく入れられていた。代わりに、というわけではないだろうが、東京バスのゆるキャラ「バスゴリ」君のワンポイントマークが効いている?

なお、東京バス関係者と思しき男性2人が出迎えたものの、降車客はなく、暫く停車していたことからもこの便自体…という感じ。とはいえきっちり1TBでも停車確認をしていたのは初々しさを感じたり。ちなみに栄えある午前の初便では空港行で2人、発で5人だった由。また、04/06には王子駅南口にて花川北区長など臨席のもと、運行3社長が顔を揃えての開業式典も催されたそうで、気合の入りようが伺えるというもの。

というわけでTIAT18:05発便赤羽行に乗車。TIATからは当方と男性1人、2TBは乗車なく、1TBからも男性1人で…っと、出発間際に家族3人が乗車しなんとか様になったかなと。東海JCTにて無線確認し通常のC2山手トンネル経由に。実はこの時点で中野長者橋→熊野町渋滞5kmとの案内表示は出ていたのだが、C1も渋滞しているためC2経由となったのだが…大橋JCTまでは流れていたが、その先で詰まり始め、西池袋出路から牛歩状態に。ちょうど分岐を少し過ぎたところで無線が。熊野町JCT合流付近故障車で車線規制とか。西池袋から下道で、との指示も「ちょうど過ぎました」と返すしかなく。それにしても無線通じるのか。王子到着時刻を10分程過ぎてようやく山手トンネルから外へ出るも、牛歩状態が続く。遠くに赤色灯も確認できたが、それが遠ざかってから急に流れが良くなり熊野町JCTへ、っと、5号線から所沢行西武車が軽やかに駆けていった。TIAT18:25発便の様子、まんまこちらの遅延分に相当するなと…。
板橋JCTから先は快調、飛鳥山トンネルを駆け抜けて王子南出路を出ると、時計回りに180度転回して王子駅南口ロータリーへ。メインの中央・北口改札とは石神井川を挟みひっそりとしたスペース、東京NSとVIPライナーが発着しているが、ロータリー自体は2007年春開設も、時を同じくして傍のJR南口改札が終日営業から6~22時までと短縮されるなどスッタモンダがあった様子、なお2014/03に駅遠隔操作システム導入で再び終日運用となっている。運転手氏が25分延着を詫びつつ4人降車。再び王子南出入口を横目にして北上、尾長橋トンネルを潜り抜けてR122北本通りへ進み、宮堀交差点から環七内回りをしばし進み、細道な区道を進んで赤羽駅東口へ、駅から1ブロック離れた交差点北側のバス停にて降車扱となった。

東京バス

【04/23】赤羽TIAT07:55→09:05羽田2TB

04/23(木)早朝、先ずは王子駅南口で川口元郷05:53発の国際興業便を待ち受けると、06:45発の5分前に入線、乗車7人に3人を加えて出発していったが、余談ながらJR川口駅を06:00に出ると、浜松町乗換で羽田2TBには06:57着。バスはC2経路変更前提で到着時刻は変更なしながら2TBで07:28着となっているがどうだろうか。なおバスの乗客はやはり大荷物な方が目に付く。
当方は赤羽駅東口07:55発便に乗車、乗り場は降車場所の交差点斜向かいで、駅からは1ブロック離れているものの、駅ロータリーともどもバス停の庇にしっかり横断幕が貼られていて迷わないはず。当方は15分ほど前に到着も、やはりスーツケースを抱えた壮年女性が待っていた。バス停は赤31高円寺駅北口行などと共用で、学生が大挙乗り込んでゆく。07:50発の高円寺行が出発してから東京バス車が入線、その前にやはり大荷物をテにした4人グループが現れて、5人にて出発。それにしても消費税10%を見越してか赤羽王子の運賃は1280円ということで、支払には若干手間が掛かる印象が。王子までは交通量が多いものの大きく滞るまでには至らず、王子駅南口には定刻間際での入線に。3人が乗車し総勢8人は、開業1ヶ月足らずとしてはまぁまぁとういうべきか。ちなみに赤羽からの4人グループのうち2人は親子?と思しき欧米系外国人で、母親?が「とにかく日本は米も水も旨いっ!」と当方にも聞き取れる英語にてまくし立てていたし、王子からは見送りの祖父と連れ立ったラテン系ハーフ?美女が乗り込んできたりと、この辺の伝播具合?も気になったり。
さて、王子到着前に王子南入路の案内板にて中野長者橋まで断続9km30分とあり、運転手氏が無線で経路確認…当初はC1も混んでいるからC2で、との指示もあったが、結局は運転手氏が「乗ってみて決めます」と返答。王子南入路から入った時点で既にノロノロ状態、熊野町JCT時点で5号線竹橋JCTまでとC2中野長者橋までがともに15分ということで迷わず5号線へ。C1内回りからレインボーブリッジを渡り湾岸線までスムーズに進み、結局は定刻より数分遅れにて羽田2TB到着と相成ったが、どうやら全員TIATへ向かった様子。


羽田空港アクセスバスで個人的に懸念点であった“逃れられないC2”のコワさを早速体験。空港発便だった故、さほど時間にタイトというわけではないでしょうが、空港行ではそれなりの慎重さや決断力が求められることになりそうな。その意味で東京バスが2往復ながらしっかり自前の無線確認体制を構築している面は心強いですし、新規参入の意気を感じさせます。
いっぽうで本編でも触れたように、路線としてICカード非対応や東京バス便が川口に入らないなど気になる点も。なにより赤羽では上野東京ライン開業によって品川京急乗換で709円となっており、荷物のありなしもそうですが、回数券等の価格訴求面が判断材料となるか、今後注目したいなと。ともあれ当面はなにより知名度向上が-国際興業も路線バスの前掛けでアピールしてますし、開業初便では東京バス関係者が駅頭でチラシを撒いていたとも聞いており、地道な努力が実を結ぶか、見守ってゆきたいと思います。


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