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西東京バス

もっともっとサポート!~「深化」する西東京バス“遅寝早起き戦略”

2010/04に「始発4時台」路線を登場させた西東京バス。前年からの深夜便強化とともに“遅寝早起きの「お出かけサポート」戦略”として実見してみたわけですが、あれから1年-結果的に早朝バスは継続運行されているほか、深夜急行バスは2010/11から新橋始発に延伸されるとともに翌月からはその前の時間帯に「楽々エクスプレス」なるホームライナー系統を新設。また立川始発の「深夜ご帰宅バス」も2011/04から土曜日運行も開始、いっぽう2011/03からは河辺04:35発の羽田空港行が片道1便のみで登場-と、更なる「深化」を遂げています。
というわけで今回は「楽々エクスプレス」および青梅線方面への展開状況をチェックしてまいりました。


“大敵”はタクシー?-楽々エクスプレス 浜松町BT→八王子駅北口

木曜夜22:00前、浜松町BTへ-夜の訪問は相当久し振り。ちょうど宮古行ビーム1京急便、山形行レインボー号東北急行便、五所川原行ノクターン弘南便、田沢湖行レイク&ポート号江ノ電便…と東北各地への夜行バスが出発してゆく。聞き慣れないのは「パンプキンエクスプレス」-JTB系催行によるツアーバスのようで、この日は和歌山の中紀バスが担当していた。

浜松町BT

「楽々エクスプレス」は千葉方面路線が出る1番乗り場からの出発。直ぐ傍のベンチには数人が座っていたが、荷物を見るに夜行バス待ち組の様子。まず22:07に河辺行が乗車ゼロで出発してゆき、しばらくして22:20発の恩方車庫行が入線してきた。当方が乗り込もうとしているのを確認し精算準備を始めようとした運転手氏に、携帯画面をかざしつつ「予約済みです」とアピール-実は05/27から発車オーライネットでのクレジット決済予約で20%引きとなるサービスが開始されており、使わない手はないということで事前に手続きしておいたのだが、運転手氏は戸惑いながら確認用の端末を操作…どうもおぼつかない様子、営業所に電話を入れつつなんとか確認できたようだ。その間、当方のほかに乗り込む人はなし。
改めて車内を見るとトイレ無し11列仕様、運転席側前2列座席には女性専用席とのパウチが置かれていた。

定刻出発、浜松町BTを出ると海岸通りへ進む。汐留を横目にし、蓬莱橋・新橋交差点を左折、ヤクルトホール前のバス停を経由し、再び蓬莱橋交差点へ。都度信号待ちとなり時間を食う…『ぐるぐる廻ってすいませんねぇ』と運転手氏。運転の邪魔にならないように二言三言と交わしているうちにその後思わず盛り上がってしまうこととなったのだった。
こんどは新橋交差点を右折し中央通りへ、節電の影響で薄暗い銀座四丁目交差点を左折すると関東バス深夜中距離便と同じ銀座バス停だが、楽々エクスプレスは停まらない。数寄屋橋交差点を右折し平和交通バス乗り場を横目にすると、八重洲手前の鍛冶橋交差点で左折し、東京国際フォーラム前バス停。「東京駅南」が正式名称なのだが、駅からの乗り継ぎは苦しい。
二重橋前交差点から内堀通りを直進すると、再開発中のイイノビル横が霞ヶ関バス停、こちらもスカ。虎ノ門から桜田通りを南下し、GW明けから節電にてライトアップが再開された東京タワーを仰ぎ見つつ飯倉交差点を右折すればロシア大使館先に麻布台バス停があるがやはり待ち人なし。西東京バス

きらびやかな六本木交差点の前後ではタクシーが行く手を阻む。客待ち空車が路肩をびっちり埋めている上に、前を走っていた車が青信号の交差点手前で急に止まって降車扱い…こちらの運転手氏が思わず舌打ちするのもうなづける。「こりゃひどいよね」『そうなんですよ、こいつら…仕事じゃなきゃこの辺は走りたくないですね』金曜日が特にひどいのかと尋ねたもののそうでもない様子、運転手というよりも客のマナーも悪そうな感じがする。
最後の乗車地となる青山バス停で小休止、運転手氏がバスを降り携帯電話で営業所に連絡…予想していたとはいえ、やっぱり貸切と相成った。

外苑前から首都高に乗るとちょうど福生・河辺と掲げた西東京車と離合、深夜急行便となる様子。首都高から中央道へと淡々と進行、その間本音トーク炸裂?仔細は差し控えるとして、昨今の各種深夜早朝戦略はなかなかうまく行っている様子の中で、この楽々エクスプレスだけが非常に厳しいとのこと。新宿駅に入ればというのは一致した意見、「東京駅もねぇ…」と振ると、『現場サイドでは判らないですけど』と煙幕を貼られるも、やはり停留所確保がいろいろとあるそうで。
そんなこんなで八王子インター第1出口を降り、いったん16号を南下。「深夜急行も八王子駅に行ってくれれば」と振るも、『駅には(先に)入ってるんでウチは…』「あっちはいろいろ経由するからねぇ」と意地悪く乗っけてみるも、『そこはいろいろ』と上手く?返される。
昨年のリポート時にも触れたが、八王子への深夜急行バスは京王&西東京バス親子コンビで1989/12に運行開始。八王子駅直行で新宿01:00過ぎに2本雁行というスタイルだったものの全くといっていいほど乗らなかったそうで、早くも翌1990/03に京王が聖蹟・高幡方面北野行、西東京が谷保・日野・豊田経由に変更されている。その後西東京は1996/06に横川・四谷・楢原町方面へ延伸したものの、結局1998/12に廃止-いっぽう京王も1994/02には別系統だった多摩NT方面便と統合され高幡不動までと徐々に縮小傾向にあったものの、西東京撤退後の2002/12に多摩NT系統を再分離の上八王子駅終着に。運転手氏が『駅には(先に)入っている』というのはこのことを指している。

『やっぱりお客様に乗ってもらってナンボですので、宣伝してください!』と言われつつ定刻着の八王子駅北口で降車。コンセプトとしては興味深いものの、色々なしがらみが都内での“迷走振り”に出ているような気がして、改めてニッチなりの難しさを思わさせられたのだった。

西東京バス

■八王子駅北口24時

やはり節電の影響もあってか薄暗い感じの八王子駅北口ロータリーだが、バス乗場数ヶ所に人の列ができている。
京王八王子駅・八王子駅北口から出発する一般路線深夜バスは9系統、うち8系統が西東京バスの担当。残る1系統は日野駅とを結ぶ京王電鉄バス、別に京王バス南が八王子駅南口発の2系統を運行している。

23:54発の川口小学校行西東京便は席がほぼ埋まり立客も見受けられた一方、23:55発の日野駅行京王便はこの日は乗車ゼロだった。直後ヘッドライトをぎらつかせたのは羽田空港を1時間ほど前に出た高尾駅行京王便、20分以上の早着のようだが、30人以上の乗りで到着し半数強が降りた様子。

西東京バス

そして24:00を廻る。24:03にはバイパス経由宇津木台行と川口経由武蔵五日市行、宝生寺団地経由恩方車庫行が、24:04にはみつい台経由戸吹行がそれぞれ出発。各方面とも10人は軽く乗っていた。
24:20前には、宇津木台と恩方車庫からの送り込み便が到着。こちらも営業運行されているものの、さすがに乗客はいなかった。送り込み便は24:45過ぎまで、八王子駅北口発は25:03発までまだまだ続くこととなる。

 
  • Photo:深夜ご帰宅バス
  • 西東京
    なんとか京王バス停を確保
  • 西東京
    比較的若い男性客が多かった
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    ワンロマ車内
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    これはうれしい配慮
  • 西東京
    福生駅前で深夜急行便と離合

乗れれば「楽帰ぃ」-深夜ご帰宅バス 立川駅北口→福生駅西口

八王子からの中央線上り終電は24:37発武蔵小金井行、15分ほど前にホームに降りた時点では30人足らずだったのが、新横浜で最終「のぞみ66号」を受ける横浜線最終が24:26に到着した後には軽く300人はいたものと。やはりというか比較的若い人が目立つ印象、酔客はさほど。日野でそこそこ降りたものの乗車もあって、24:48着の立川では約半数の150人ほどが改札を出たかと。直前の24:43に青梅行終電が出発、東京方面からは25:19着高尾行最終まであと計5本が到着する。立川駅
北口のバスロータリーでは1カ所だけ人が集まっていた。このロータリーには立川バスと西武バスが発着するが、24時台の深夜バスは立川バスの拝島営業所行1便に西武バスの南街行2便と、周辺の鉄道路線等交通環境の差を念頭に入れても八王子と比べればかなり大人しい。しばらくすると大トリとなる西武バスの東大和市駅行深夜便が入線、15人ほどを乗せて25:04に出発していった。

深夜ご帰宅バスが出るのは、ロータリーではなく大通りのバス乗り場、すでに若い男性4人が待っていた。京王電鉄バスのポールで庇はなし…と、やってきたのは昨年新宿駅頭で深夜急行バスに供されていたのを見たワンロマ車、やはりこちらのほうがお似合いだ。座席前ポケットに京王タクシーの無線呼び出し電話番号が差し込まれていたのは気が利いている。
結局男性7人が乗り込んで定刻25:15出発…と、すぐ先で信号待ちとなったかと思いきやドアをノックする人が。「すみません、いいですか」息を切らしてこれまた男性が乗り込んだ。昨年のリポートの最後でも指摘したのだが、恐らく25:12着列車からの乗り継ぎかと思われる。遅延を織り込んでも10分程度の出発時刻繰り下げも大勢に影響しないのでは?と思うし、であるならば25:19着最終までケアする方向はどうだろうか。

拝島までは立川バスエリアということもあってか無停車、昭島駅周辺は深夜営業のロードサイド店が並んでいることから人の動きが見受けられた。拝島駅で3人が降車、密かに期待?していた乗車はなし。新奥多摩街道に入る内出交番前交差点で信号待ちの間に、眼前を深夜急行便が横切った。当方降車の福生駅で追いついたが、深夜急行バスからの降車客は確認できず。またこの時点でご帰宅バスの他の乗客は乗ったままだった。

■河辺発着深夜早朝便乗り試し-深夜急行バス&早朝羽田空港連絡バス

遡ること2ヶ月ほど前、京成深夜急行バス葛西・奥戸線開業便の実乗後、折角?なので一之江駅から都営新宿線で新宿まで移動し、深夜急行バス河辺行に飛び乗ったのだった。ちなみに葛西・奥戸行実乗前には東京国際フォーラムにて楽々エクスプレス2便を見たものの、その日は金曜ながらいずれも乗車ゼロで通過していった。
新宿駅に着いたのは24:30前、地上に上がってまずは京王百貨店前からの京王深夜急行バス乗車風景をちらとチェック、その後西口バスロータリーへと進んでしばし待機。昨年は寂しい限りだったものの、この日は出発20分前から数人がバス停前で待機していた。西東京バス

10分前にやってきたバスはSHD、いささか経年感は否めないものの昨年がワンロマ車だったことを思えばえらい変わり様。しかも乗ってみれば3列シート車だった。
新宿駅で乗ったのは9人、先に2人が乗っていた。東京駅からやってきた平塚行神奈中便、数便が乗り込んだ三鷹行関東便を見やりつつロータリーをぐるりと廻ると、信号待ちの間に5分後発である因縁?の京王八王子行京王便を追うように中央道入り。京王車は日野ICで降り、聖蹟・高幡方面へと進む。こちらは八王子IC第1出口を降り、16号をしばし北上。拝島エリアで降車はなかったのは意外だったが、熊川・牛浜・福生の各駅で1人ずつ、羽村駅では2人が降車。うち1人は寝込んでいたのを運転手氏に起こされ、あわてて降りていった。小作駅では唯一の女性が降車。終点まで乗り通したのは5人と多かったが、足早に駅前から消えていったものの、タクシーに乗り継いだ人はいなかった様子。
福生駅到着前に立川からの深夜ご帰宅バスと離合、この時点で数人が乗っていた。ちなみにこの日は旧多摩バスカラーの路線車で、さてワンロマはどうしたのかなと思っていたのだった。その後付かず離れずで進むこととなったが、各駅での降車状況までは確認できず。こちらの河辺駅到着前に回送表示を出して先に走り去っていった。


その2時間半後-再び河辺駅前に西東京バスがやってきた。前面表示は「西東京」だが、側面には「羽田空港」のボード表示。03/26から運行を開始した空港行1便のみの変則路線である。類例に東野交通が2000年に黒磯・宇都宮→羽田空港間に1便走らせていたのだがあちらは会員制バス、こちらはきっちり路線となっているようで、同社サイトでは『前日までの「予約制」』との記載がある一方『乗車日当日に空席のある場合は、先着順となります』とも書かれているのが西東京バスその証左。加えて東京空港交通の時刻表冊子・サイトでも紹介されている。

当方予約しておらずいざ乗り込もうとしたところ、脇に止まっていたクルマから男性が1人降りてきた。大荷物ではなかったものの身内に送られてきた様子、「予約してないんですが」と運転手氏に伝えながら乗車したので当方も。『空いてますんでどうぞ』との運転手氏の返答に予想通りとはいえまず一安心。出入口脇に置かれていた乗車票を見ると5人が予約していた。
ふとホームを見ると人影が…青梅線始発も比較的早起きの青梅発04:35(河辺発04:39)で、鉄道乗継でも07:00前に羽田に着くことが可能だ。その後乗客は現れず定刻出発、先程来た深夜急行バスのルートを逆に辿って小作・羽村・福生の各駅前に乗り入れる。小作は待ち人なしも、羽村で4人(うち1人は予約なし)、福生で2人が乗車し、総勢7人で一路羽田へ向かうことに。日が浅い上に片道1本のみであることと震災後の現況を踏まえるとまぁまぁなのではと。
出発時はまだ真っ暗だったものの福生を出るころにはだいぶ明るくなった。新奥多摩街道からR16へと進み、05:20過ぎに八王子ICから中央道へ。対向車線含め交通量はさほどで、20分強で永福料金所通過。東京タワー上部の“曲がり具合”などを見ながら都心部を通過し06:00前にはレインボーブリッジを渡り、10分程の早着にて羽田空港へ。2TBで2人、1TBで4人が降り、TIATまで1人が乗り通したのだった。

ちなみに八王子・高尾線は西東京バスが3往復の担当、始発便は高尾駅04:00発でTIAT05:55着、折返しがTIAT07:50発-ということで、河辺系統は送り込み回送というわけではない。その後TIAT駐車場で乗ってきたクルマが回送表示を出しているのも見ており、探りの要素が強いのかもと思われるが、結果として乗車時には、少なくとも河辺駅のりばではさほど羽田空港行についてプッシュされている状況でもなかった(他駅でも立て看板があるくらいか)ところからすると、それでもピンポイントニーズに応えられている様子が伺えた。
あとは深夜急行バスで路線免許を持っているのがやはり大きいかと。その意味では、羽田側の営業協力が得られれば、似たような「ピンポイントニーズ」路線展開も無きにしも非ず?ともつい思ってしまうのですが…たとえば千葉交通や平和交通の「早朝高速バス」も類似例とも思われるところ、東京駅前の権益はあっても羽田でないゆえに入れない、という感じが透けて見える?ともなるのだが。

 
  • Photo:早朝バス
  • 西東京
    払暁の武蔵五日市駅
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    旧多摩バスカラー車入線
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    至って普通の表示
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    はじめての途中乗車
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    秋川駅も目覚め前

利用者には徳だが-早朝バス 武蔵五日市駅→拝島駅

04:00を過ぎ徐々に明るさを増してゆく武蔵五日市駅前。駅前にコンビニ等はなく、早朝の散歩をする人と、駅隣接の西東京バス五日市営業所に出勤する方がちらほらとする他はほとんど人影はなく、いろいろな鳥の済んだ鳴き声が響きわたっている。当方もバス停のベンチでしばしボーッとしていると、04:15を過ぎて用務然とした男性が1人やってきた。2人で所在無げにしばし待っていると、04:30前に旧多摩バスカラーのクルマがやってきた。
2010/04から運行を開始した「早朝バス」、昨年のリポートで実見した八王子エリアは既存路線の始発便前倒しだったが、この武蔵五日市~拝島系統は秋川駅を挟んで別系統があるものの直通便は日中の設定はされていない路線。まさしく五日市線の始発前を狙ったものだが、12月からは深夜バスも1往復運行され、ともに現在まで継続されているということはそれなりの利用があるのだろうと気になっていたのだ。

結局乗車1人で出発、五日市線とは500mほど南に離れる五日市街道を東進する。武蔵引田駅最寄りとなる原店バス停で男性1人が乗車。秋川駅では乗車なしも、次の油平北で女性1人が、東秋留駅の先となる小川でバッグを抱えた高校生が1人乗車して計4人にて拝島駅南口着。全員が駅へと向かっていった…ふとバスを見ると「早朝バス」との表示。五日市出発時点では普通の行き先表示だったのだが、秋川駅から変わった様子。ささやかながら良いアピールだと感じたのだった。

西東京バス

先に青梅線始発も比較的早起きとしたが、いっぽう五日市線は05:20発。早朝バス利用で立川駅到着は30分前倒しとなり、成田・羽田行空港連絡バスにもそれぞれ1本早い便に乗ることができるが、それならマイカー送迎等の方が現実的かも。日常利用客取り込みがポイントなのだろうが、となると駅単位で見るとバス停との距離感や所要時間等などを考慮しても大きなイニシアチブとなるかはどうかなとも思ったり。営業所からの送り込み回送の営業化の一環といったあたりが存続理由?となるのかもしれない。
その意味では路線バスの主要路線である武蔵五日市~福生系統での早朝バスなんてのはどうかなとも。実際こちらでも深夜バスが運行されており、福生駅西口発最終は拝島からの武蔵五日市行深夜バスよりも1本遅い、青梅線終電を受ける25:09発!また早朝バス運行開始時にこちらの系統でも武蔵五日市始発が05:08発に繰り上げられているのだが、こちらに早朝バスを振ると、福生駅での羽田空港行に接続させられるかなと…。
ま、現状でも内出交番前あたりで接続するようになればいいのかなとも考えるのだが、となると立川バス拝島営業所がそう遠くない距離感ということになり…実際、拝島駅到着後15分程歩いて羽田空港行に乗ってみたのではあるが、こちらは立川駅経由ということで結構時間を食う印象。拝島エリアからなら八王子ICで直行というほうが人気が出てしまったり?
ま、このあたりは羽田空港連絡バスの今後の展開、そして拝島駅南口駅前広場整備等再開発の進展で状況が変わってこようかと。いろいろな先を見据た早朝深夜バス展開なのかもしれない。


やはり気になったのは「楽々エクスプレス」。個人的には単に新宿始発ではなく更に先の銀座・新橋エリアを意識した路線展開そのものについてはそのチャレンジ精神を評価するところですが、では実際の人の流れを意識するとどうなのかなと。収益性を意識するならやはり新宿駅経由にするのが手っ取り早いですし、ホームライナー的アピールもしやすいのかなと。あとはなんといっても東京駅。八重洲口周辺で乗車ポイントが設けられればいいのですが…「楽々」と深夜急行で4便程度なら、空港連絡のよしみで東空交ブースでも借りられないものでしょうか。

西東京バス
より大きな地図で 西東京バス深夜早朝便 を表示

その辺りの難しさは、「楽々」と深夜急行のバス停が異なっている点にも伺えるでしょうか。都心エリアでは東京駅南のみ共通で、新橋駅も異なっています。「楽々」はヤクルトホール前ですが、御世辞にも判りやすい場所とは言い難く、ぐるっと廻ることを考えても深夜急行と同じ新橋駅前ビル1号館前に合わせたほうがいいのかなと。
麻布・六本木経由というのも興味深かったのですが、結果的には都バス停留所の間借りではいかんせん知名度に欠けてしまうというか。そもそも麻布から八王子や青梅方面へ帰るというニーズがいかほどかというのも…その意味では渋谷なり、どうせならいっそお台場方面なりを探ってみるのも一考かなとも思ったりするのですが。

西東京バス
より大きな地図で 西東京バス深夜早朝便 を表示

いっぽう着地である地場エリアでの停留所設定にも一点。まず青梅線方面ですが、「楽々」・深夜急行・「楽帰ぃ」ともにほぼ駅前で揃えられているところ、「楽帰ぃ」では利用者要望を反映してか福生市役所が追加されるなど細やかな対応も…とはいえ総体的な知名度向上の好機でもあるので、3系統ともに揃えてやってもらいたいところ。
八王子方面は「楽々」と深夜急行で経路が大きく異なっている点がなんとも。確かにホームライナー的要素の「楽々」で悲願?の八王子駅経由化が成った部分はあるでしょうが、その先が大人しいというか、八王子駅に入れなかったがゆえに興味深いルート取りとなっている深夜急行との整合性というか関連性というかを持たせてほしいなと。特に恩方車庫に至る経路では「楽々」がホーメストタウンを経由するような工夫をしている一方で、深夜急行が近くの石神橋に停まるためか中まで入らないといったちぐはぐさ?もあったりするので、いっそ揃えてもらったほうがいいのかなと…あ、土地勘があるわけではないのでその辺りは御了承賜りたく。

端的に言うと、判りやすさの観点からもできるだけ各系統のルート・停留所は統一化してもらいたいというのが所感です。都心部ではなかなかに難しそうですが、地場では自前の停留所にはもっともっと停める方向でもいいのかなとも思いますし、なによりもバスの機動性を活かしてもらいたいなと考えます。
その意味では、運賃収受の簡略化にも期待。「楽帰ぃ」ではPASMO/Suica対応が実現、「楽々」・深夜急行は発車オーライネットでの事前予約・クレジット決済に対応しており「楽々」では割引対応も始まったところですが、いちげんさんにはちとハードルが…高速車活用ゆえ基本現金ベース、領収書発行や降車地確認を兼ねている点は理解できるものの、高額になるからこそ電子マネーでピピっと払いたいというのが利用者心理?ではなかろうかと。

***
更に「深化」する西東京バスの“遅寝早起き戦略”。定着にはある程度の継続性が求められると思われる分、次々と策が打たれているのは心強い気もします。その意味でも「楽々エクスプレス」のコンセプトには期待するのですが…さて。

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西東京バス
MiniRepo

番外編? 東京サマーランド発「ご帰宅高速バス」に乗ってみる

投稿者---551planning (2011/08/31(Wed) 10:41)

09/01に武蔵五日市→拝島早朝バスの土休日運行化や恩方車庫→高尾駅早朝便増便(4時台2便化、5時台にも1便増)、09/23からは河辺・小作・羽村・福生発羽田空港行早朝便が2便化されることとなった西東京バス「お出かけサポート」戦略。実はその背景にはこの存在があることを楽々エクスプレス試乗時に伺っておりました。

工学院大学は新宿駅西口と中央道八王子IC西方に2つのキャンパスがあるところが、学生の課外活動支援を目的とした両キャンパス間のシャトルバスを2008/04から運行開始。そのリリースではマイクロバスが写っているほか平日2往復との記載がされていますが、それが今年度からは6.5往復の運行に拡大され、西東京バスの新型セレガの写真がばっちり入っています。
西東京バス 先日所用で新宿キャンパス内に入りましたが、受付にどーんと横断幕が貼り出されているほか、各種案内も掲出されていました…中には総務課から「シャトルバス乗車時のマナーについて(注意)」と題して、ゴミや飲食等についての注意も。「本学の学生として、品位ある行動をとるよう強く求めます」「上記の点は、一般常識の範疇であります。定時運行する上でも各自、十分留意し乗車すること」とあるのでなにぶん御注意の程-ちなみに激安とはいえ有料かつ原則事前予約制、そして学生証または教職員証提示が必要ですので一般利用は不能です。

長くなりましたが、すなわちこのシャトルバス運用があるからこそ、その出入庫を兼ねた早朝深夜路線が成立可能となったというわけです。
ところで、シャトルバスは日曜のほか授業期間外=長期休暇時等は運休となり、今夏では07/31~09/07がそれにあたりますが、この話が出てきたときには驚きというよりなるほど!と思ったものです。

西東京バスサイトでは「この夏新登場」と紹介されていますが、20:00以降30分間隔で3便が新宿駅西口・新橋駅へ直行する片道のみの設定。シャトルバスが空く8月限定運行という点等々、楽々エクスプレス・深夜急行バスの送り込み回送を活用しようという意欲作、ですな。
ただしさすがに片道限定、関東では知名度あるサマーランドとはいえ新宿・新橋方面への帰宅客がどれだけいるのかなど、不安な要素も多々あるところ、当方自身サマーランドへは幼少期に1度行ったきり、TDRと違ってバスのりば等不案内な上に、率直に云ってこれに乗るがためにそこそこな入園料を払ってまでは…同道してくれそうな人もいないしなぁ、と思っておりました。
しかし、いちはやくこのネタを伝えていた「バスターミナルなブログ」内にて注目情報が! なんと3便にワンロマ車が入っているというではありませんか。昨年深夜急行バス河辺系統で運行されていたとはいえ、現在は「楽帰ぃ!」がベースかなと思いきやそうではないのか? そちらで入園せずとも乗車可能という情報も得たことから、別用の帰路に寄り道してみることとしたのでした。

  • Photo:ご帰宅高速バス
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    玄関口 入ってすぐ左に販売所、手前右手奥に路線バス乗場
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    時間によっては行列が伸びる
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    比較的空いていた河辺行急行便
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    拝島行と八王子行直通便が並ぶ
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    待機する路線車の横を1便出発
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    2便はカップルばかり…
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    この日の3便はSHDだった
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    八王子ICから中央道入り
  • 西東京
    都心部ではツアーバスの後追い
  • 西東京
    楽々河辺行は1便の折り返し

この日は東京都心など関東南部で豪雨となり、東京メトロ丸ノ内線が神田川増水で一時運転を見合わせたほか、JR中央線快速も徐行運転となったのだが、当方は山梨からの移動、さほど雨にたたられずに山を降りて高尾に辿り着くことができたものの、中央線快速遅延の影響を受けての八王子入りに。余裕時間を持っていたので行程的には不安はなかったものの、さてサマーランドでの待機時間に雨は鬱陶しいなと思っていた。
サマーランドへのバス路線は「ご帰宅高速バス」紹介を含めた西東京バスサイトに詳しいが、八王子~サマーランド間の秋11系統と八王子~秋川・武蔵五日市間を結ぶ八30・33系統が基本なところ、八王子および拝島からの直通便と河辺から秋川経由の急行便が加わるスタイル。八王子駅北口からのサマーランド経由便平日最終は18:37発で19:18着。もう少し遅ければベストだったのだが、次発は19:37でサマーランド非経由、最寄りの秋留橋着は20:06とこれでは新橋行初便が見られないので渋々のチョイスに。加えてこの天候ということで、雨をおして始発である京王八王子駅まで移動したものの、結果的には乗車2人、八王子駅北口でも十分座れる程度の乗りであった。
R20をしばし進み、本郷横丁からr32秋川街道を北上。中央道を潜って楢原営業所を過ぎる頃には乗客もまばらに。r46高尾街道を北上し丘越えしたところで左折。この便は戸吹スポーツ公園入口経由便となっており清掃工場脇の暗闇をしばし進むと、ここで中学生20人以上の大量乗車となった。R411滝山街道に入り、秋川への段丘を駆け下りると上空に圏央道あきる野ICを見上げつつ交差点を直進すれば、いささか古めいた公会堂然とした大きな建物が現れてサマーランドに到着である。だいぶ収まったとは云え未だ雨は降っているものの降車スペースに庇はなく、急いでメインエントランスへ駆け向かう。当然降りたのは当方のみであった。

サマーランドのサイトでは北から南に施設を見下ろす全体マップとなっているが、エントランスはその左端。エントランスからロータリーを見ると、その左手に路線バス乗り場、中央にバス溜りがあり、路線バス降車場を挟んで右手にタクシー乗り場。タクシー乗り場への庇は奥の第1駐車場に続いており、ちょうどいいところに築地銀だこがカウンターを構えていた。
西東京バス エントランスを入ると正面奥に改札口。手前は待ち合わせスペースとなっていて、売店やレストラン、軽食コーナーなどがあった。そしてエントランスの直ぐ横に「ご帰宅高速バス」の乗車券販売カウンターが特設されていた。いきなり3便を所望するのもということでしばし様子を伺っていたが、続々と出てくる人々はほぼスルー…ざっと2/3が路線バス乗り場手前から頻発している第2駐車場行無料連絡バスに乗るか第1駐車場へ歩いてゆくか、残りが路線バス乗り場で列を作るという感じに。連絡バスはサマーランド自家用の中型車2台と五日市観光のエアロスターが1~2台でピストン輸送しており、帰路では基本的に座っての移動が可能となっている。
ちなみに五日市観光、スクールバスから高速ツアーバス系まで貸切バス事業を手広く展開しているほか「エールツアー」と称する旅行業に積極的、興味深いのは昨年清瀬に東京営業所を、今年には津南に新潟営業所を開設したほか、新宿にも旅行営業所を置くなどずいぶんと羽振りが良さそうである。

と、19:30過ぎに早くも西東京バス高速車がやってきた。待機中の間まずは路線バス乗り場から出るこの日最終の河辺駅行急行便を見ると、乗り具合はイマイチ…秋川へは当方が乗ってきた便が5分程遅れていたため15分強前に出ている事となるのも影響しているのか。19時台は八王子直行便が3本あり次は50分発、それには長い行列ができていた。
さて、ご帰宅高速バスはバス溜りの端に停車し扉開放。ぽんと幟が2つ置かれたとはいえ、イマイチ判りにくい。販売所が圧倒的に目立つ場所であるほか、運転手が傘をさして乗車時チェックをするとはいえいささかもったいないような…この後乗車風景を見ていると一様に一瞬戸惑った様子を見せており、玄関前で路線バス乗り場の案内をするサマーランド側係員も把握しているかどうか微妙な感じがしたのは当方だけであろうか。西東京バス
1便には母娘1組のほかは見事にカップルばかり6組が乗車、14人での出発となった。印象的だったのはうち1組のカップル、八王子行の行列を見てかなり逡巡し、えいやっという感じで乗ったような…中央線か京王線沿線で、新宿からは戻るけど座っていけるなら-といったところかなと予想するが。
1便出発から程なく2便が到着、こちらも待機中に20:10発の拝島行直通便を見るがこちらはいい感じの乗り具合。八王子行も停まっており「直通」の表示が出ているが、時刻表的には20:04発の各停便のあとは20:45発の直通便までなく、特発便の様子。この辺りのノウハウはしっかりあるだろうが、張り付く西東京バス係員が少なく感じられるのはやはりPASMO/Suica利用の多さゆえだろうか。
2便は15分前から乗車開始、カップル3組が乗車して出発となった。ちょっと気になったのは最初に乗り込んだ1組がその後降りて銀だこの行列に加わって…当方も車内飲食をしないわけではないが、たこ焼きは如何なものかとも。いや、マナーに煩いというよりは鼻孔をいたく擽るだろうなという余計な心配のほうで。

3便は何が現れるか…と思ったら、4月に乗車した河辺行深夜急行便のSHD車であった。個人的にはやはりこちらのほうがいいかなと。ただワンロマ車のLED表示も見たかったような。満を持して販売所へ…と、座席表がありどちらに座りますか?と聞かれる。当たり前だが3列席の座席表となっており、この時点で先客2人が記されていた。当然のように?1Aを選択するとニヤニヤされてしまう…ま、それまで1時間以上挙動不審?な動きをしていればさもありなんか。
さて乗ろうと思ったのだが、出発10分前になっても運転手が現れない。乗車券を見るなどして時間を潰すが、専用券面の番号は3243、単純に考えて78便目の運行だとすると、単純な数字ではそれだけは乗ってないはず、243人とすると便辺り3人はちと少なすぎるかな。それより気になったのは運賃の欄で、片道運賃(大人1500円・小人750円)のほかに「JR|京王」「復路乗車券¥490+¥1,010」といったような記載が…八王子駅までのバス運賃が490円だが、1010円というのはどこから来ているのか?西東京バス単なる運賃の差し引きなのかどうなのか。ちなみに八王子~新宿間はJRで460円・京王で350円、八王子~新橋間はJRで780円。バス賃率的にも中途半端な額ではある。
閉園の放送が流される中、5分前にようやく運転手が現れて乗車開始。程なくカップルがやってきて出発時間に。貸切にならなくてよかったが、帰宅時間的に閉園ぎりぎりは中途半端なのだろうか。

幟を片付ける係員の見送りを受け出発。最大の注目は圏央道を走るのかどうかだったが、手前の交差点をあっさり右折してr46新滝山街道戸吹トンネルへ。まもなく高尾街道にぶつかり、R411滝山街道を東進。純心学園前で右折するとr169となった新滝山街道に復帰。左入橋を右折すればR16から八王子ICから中央道に入った。高速の走りはキープレフトで淡々としたもの、行き交うのは各方面への最終便近い中央高速バスの面々だが、日野駅の先ですれ違ったDD車ははかた号か。その後白夜行車とも離合しており、確実なニーズを実感したり。
首都高に入ってしばし、横をさっと新宿行京王車が追い抜いてゆくと、追いかけるように右側車線へ。初台で降りて甲州街道へ進み西新宿の交差点で横に並んだ。どこからの便かは判らなかったがなかなかの乗車率。ここで運転手から新宿駅西口は通過との案内が入り、真っ直ぐ新宿御苑トンネルへ。出発時に運転手が係員に「(乗客が)新橋しかいないんだったら…」と何やらボヤく感じで話していたのだが、確かに料金が変わらないのであれば首都高を進むほうがいいのではとも思うが、初台降りが原則となっている様子。
ここからは「和歌山」のLED文字も鮮やかなキラキラ号と、その前には富山・金沢行と思しき平成観光VIPクラスと高速ツアーバスの後追いに。半蔵門手前で信号のタイミングで振り切られたが、対向車線もJRバスを中心に夜行便が目に付く状況で、四谷あたりで新宿通り定点観察をしたら結構な数になるのかも。内堀通りから銀座4丁目交差点を越え、築地4丁目交差点で右折し短い眠りについている築地市場を横目に最後の走り。5分ほどの早着でヤクルトビル前到着となった。
と、のりばには男性が1人。もしやと思いバスが出た後もしばらく佇んでいると、サマーランドを20:00に出たクルマが楽々エクスプレス河辺行として現れ、乗り込んでいったのだった。

 

帰路につく利用者の多くが気にしていたのが天候の様子。気象庁データ的には八王子で18時台にまとまった雨が、青梅では16時以降パラパラと降った感じのようですが、屋外施設もあるサマーランドのこと、もしかすると早めに切り上げて帰る人もいたのかもしれません。その意味で1便あたりがちょうどいい感じの乗りになったのかなとも推察します。
冒頭の通り、送り込み回送の活用としては興味深い存在になろうかと。とはいえ、もう一工夫の可能性も伺わせます。単純な話ではないでしょうが、例えば中央道上BS停車化と、行きは京王&路線バスとのセット展開なんてのもなくはないかなと。渋谷乗り入れなんてのもアピールになるかと思いますね。ま、そこまで手を広げるものというわけでもないのかもしれませんが、折角ならば更なる飛躍を期待したいと思います。

ご利用いただきましてありがとうございます

投稿者---CubicLV氏 (2011/09/02(Fri) 20:14)

ぽんと幟が2つ置かれたとはいえ、イマイチ判りにくい。
玄関前で路線バス乗り場の案内をするサマーランド側係員も把握しているかどうか微妙な感じ

これは係員としても感じたことですね
バスがつけていればいいものの事前に購入するお客様に案内するのに難儀しました・・・

当然のように?1Aを選択するとニヤニヤされてしまう…

大変失礼いたしました(汗

「JR|京王」「復路乗車券¥490+¥1,010」といったような記載

これはJRで販売しているバウチャー券と京王アミューズメントパスポートの絡みですね
¥490は事前にいただいている(という扱い)ですので差し引き¥1010いただくことになっていました。

余談ですが取材日の前日には私が販売を担当しておりましたが3便は満席に近い状況でした。

ちょっとの工夫で!

投稿者---551planning (2011/09/03(Sat) 20:20)

京成バス

CubicLV様、フォロー有難うございます。

右の画象、もう10年以上前ですが新宿~TDL線開業時のヒトコマ、これもちょっとした工夫かと。
料金設定、なるほどですがそうであればそれに沿った告知がより積極的になされれば面白いですし、事前購入者に対して1枚ものの案内(手製コピーで十分)があるだけでも違う印象になったかもしれません。
そもそも論で、そこまで対応しなくてもある程度の利用者がいれば、という初年度だったかとも思われる分、来期以降の継続是非が、今後の都市圏近距離高速バスの一つのヒントになるとも考えるのは大袈裟ではないと思うのですが…。


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