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(過去ログNo.)

リバー(シー)バスの可能性

投稿者---551planning(1998/12/01 23:56)

昨日、延べ35万人が利用し、親しまれてきた江東区営水上バスが、13年の歴史にピリオドを打った。区営ということの知名度の低さから客足が伸び悩んだ事が撤退の最大理由とされ、実際民間会社移管・来夏運行再開予定だそうである。
現在東京地区では隅田川と荒川を中心に2社が水上バスを運行しており、横浜地区ではみなとみらい地区周辺およびそこと八景島、東京・船橋航路と意外とあり、多摩川でも運行の可能性が調査されているという。しかしそのどれもが実際問題としてはあくまで観光用に過ぎない。ビジネスユーズはなかなか難しいのであろうか…。

例えば羽田空港と周辺地域を考えてみたい。検討されている多摩川航路であるが、二子玉川・登戸・聖蹟桜ヶ丘・立川(モノレール(仮)柴崎体育館)付近に乗船場を設置すればどうだろうか。現アプローチの川崎…JR南武線ルートであるわけだが、ここは意外と不便である。また、TDLや幕張メッセ方面へのアプローチとしても、東京港内の運航流動を考えると実現が難しそうであるが、高速艇運航によるレジャー・ビジネス両面での需要開拓が望めそうである。

NYや東南アジアの主要都市などでは、定期船が日常の主要交通機関として機能している。瀬戸内や大阪でも渡船が今なお活躍している。東京では多くの河川が高速道路用地や親水公園化され、かつて「東洋のベニス」とまで言われていたであろう物流ルートとしての機能が失われている。でも、ちょっとの発想で、そんな見方も変わってくるのかもしれない…。

Re:リバー(シー)バスの可能性

投稿者---551planning(1998/12/13 00:23)

先日八高線浅川橋梁を渡っているときに感じたのですが、果して立川(柴崎体育館前)付近まで船舶の運行可能な水深が保たれているのか?というのを疑問に思ってしまいました。
もしダメならば、ホバークラフトの活用が考えられますが、生態系への影響をも思うと、なかなかに難しい問題だと思いました。

Re:リバー(シー)バスの可能性

投稿者---打越健太郎氏(1999/01/19 17:56)

かつて我が国で水運が盛んだった頃は、しばしば川を浚渫していたそうです。最近はそれが行われなくなったので、どんどん川が浅く広くなってしまい、大水の際にも、簡単に洪水になってしまう、と聞いた事があります。
ですから、治水の一貫として浚渫を行い、通勤その他の目的のためにリバーバスをも走らせる、と考えれば、充分合理的です。
それに、川沿いの土地は大抵空き地なので、パークアンドライドも簡単です。僕はリバーバスには大賛成です。
例えば、常磐線の取手と上野の間は殺人的なラッシュですが、利根川、利根運河、江戸川を(あるいは印幡沼を運河化して)シーバスで結べば、ずいぶん、混雑緩和になるでしょう。


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