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(過去ログNo.)

京王バス 舞浜へ

投稿者---jumbo氏 (2014/06/24(Tue) 01:46)

京王バス(高速路線車)が「研修中」の札出して、TDLのバスターミナルに入ってました。
何処と舞浜を結ぶ路線ができるのでしょうか?

その分、鎌取・土気からは撤退ですかね?

調布TDR線でしたか。

投稿者---551planning (2014/07/15(Tue) 10:27)

jumbo様、遅ればせながら情報有り難うございます。 公式情報出ました、07/22開業で4.5往復ですか。

京王東&高速路線初参入な京成トランジットバスというコンビで、運賃1300円は調布羽田の1440円より安いとな…C2品川線開業が益々楽しみに(って話が違うか)。なおPASMO/Suica対応も割引なし・バス特非対象。

京王といえば土気線でのTST前バス停確保が“その先”を見越して…などと邪推していたものですが、ねぇ。一部経由させてみるなんてどーでしょ?

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湾岸 MiniRepo

武蔵野から湾岸へ-都市圏近距離直行バスの新展開

投稿者---551planning (2014/09/22(Mon) 17:18)

【検証:】ではこれまで、都市圏近距離高速バス展望に焦点をあててきましたが、その端緒となったのが2000年の新宿TDR線と吉川・松伏線の開業でした。ともにJRバス関東が仕掛けたもので、当方としてもピンポイントな観光・通勤需要のニッチ開拓発展可能性を大いに期待したものですが、さすがに一気にはというところ、新宿TDR線は1年後に18→7往復化の大減便を経てなんとか現存も、吉川・松伏線に至っては紆余曲折の末2005年に事実上廃止の憂き目に。
一方で、2009/11開業以降あれよの間に大躍進中の京阪バスダイレクトエクスプレス直Q京都号が通勤・観光需要両取りを模索、首都圏においては京成マイタウン・ダイレクトバスに代表される通勤高速バスが徐々に進展するとともに、観光需要でもTDR系統がじわり増える中、2014年に興味深い2路線が誕生-調布TDR線(京王バス東・京成トランジットバス)と吉祥寺台場線(関東バス)、ともに武蔵野と湾岸を結ぶ路線を実見してみました。


湾岸

乗車日は09/20(土)、関東バス吉祥寺台場線開業日。吉祥寺駅前では開業式も行われるということで華麗にスルー…先ずは調布からTDR行に乗車。2012/08の京王線地下化後に1度ふらり立ち寄って以来だが、駅前再開発はまだまだ途上で北口ロータリーもごちゃっとしたままだった。TDR行のりばは羽田・成田行と武蔵小金井駅、多磨駅行路線バスも発着、07:30発成田行東空交便が15人程を乗せて出発していったが、バス停には路線バスを待つ行列が伸びていた。
周辺をぶらりとして出発5分ほど前に戻ると、ちょうどいかにも京王車なエアロバスが現れた。行先表示は昨今オリエンタルランドが統一を徹底しているという「東京ディズニーリゾート(R)」。女性を中心に14人が乗車して出発となった。運賃は1300円でIC対応、実車距離44kmとのことだが、ほぼ同じ程と思われる羽田までは1440円…ついでに新宿まで電車で240(IC237)円、そこからバスでTDR820円、羽田1230円という関係性。更に云えば、新宿からJRで東京駅乗換で630(IC625)円、羽田までは井の頭線利用品川駅乗換で最安820(IC809)円…おっと、このくらいにしておこう。

調布ICから中央道入りは空連系統でお馴染み、土曜朝とあって双方向車列が続くが上り方面は流れている印象。それにしても空連系統然り毎度感じることだが、折角ならば中央道深大寺や三鷹に停めても?上り線BSは夜行便で乗車扱しているわけだし。
C1も順調で外回りから9号深川線へと最短経路、さすがに江戸橋JCTで詰まり、調布10:35発に充当されると思しき京成トランジット車のエアロエースとの離合もしかと確認できたが、そこを抜ければスイスイと…こりゃ結構な早着?などとおもいきや、そうは甘くない。新木場付近で「葛西出口渋滞注意」の案内表示が見えたものの、そのまま葛西出路へ…早速葛西立体へ進む渋滞後尾に取り付いた。湾岸止まるわけではないもののノロノロ進行。ネックな舞浜交差点を何とか過ぎると、葛西立体に入った少し後に本線を駆け抜けていった回送表示のTBCK車が向かいから左折するのが見えたが、浦安出路経由でもやはりそれくらいになるのか。
そういえば葛西立体に入る際に前方に東武車を確認していたが、川越を6時過ぎに出て大宮経由でやってきた始発便の様子。舞浜交差点ではその先にJRBK車も確認、新宿新南口08:10発のようだ。TDSに入る際にはたまプラーザ07:45発と思しき東急車と新常磐交通車と離合、新常交はいわき駅05:00発、定刻ならTDS08:14着なので30分以上遅れているようだ…お、こちらがTDSを出る際には日立電鉄車と離合、日立市役所前06:00発、定刻TDS08:23着なのでやはり30分ほどの遅れかと。

こちらはほぼ定刻着、TDSで8人、TDLで6人が降車したが、まさTDR高速バスの到着ラッシュ。TDLでは1番のりばに到着したが、先の東急車が暫く居残っていたことから少し待たされる格好に、ただこれは降車場所が乗車場所となる旨案内するためでもある。その後も東空交車や京急車が入れ替わり現れ賑やかな限り。京王車はターミナル中程で小休止する様子、このあと羽田にでも廻るのだろうか。

湾岸

さて、6時間ほど時計の針を進めてこちらは台場、大江戸温泉物語。東京シャトルとセットでいつか入るぞ…と思いきや未だに、といったところだが、今日も入らずのアプローチ。当方到着時点で定刻15:30着予定の吉祥寺発午後便がはや小休止に入っていたが、道中順調だったものと。それにしてもこれまで銀座や新宿での深夜急行バス充当次の姿しか見たことがなかったが、時折小雨もぱらつく曇天模様にも関わらず真っ白なボディが輝いてすら見える?
で、玄関前には関東バス関係者が大挙して…チラシを配るも、比較的おとなしめなのがこちらからももどかしく思えたり。だったら台場交差点辺りで撒いたほうがまだ…なんて。そもそも、単独開設の意欲は買う一方で、グランパシフィックと大江戸温泉にしかバス停を置けなかったのかと…それとなく関係者の方に伺ってみたが、『バス停は…いろいろ難しいんですよ…』との由。プロがそういうのだから余程なのか。
ちなみに運賃は860円でIC対応、実車距離33kmとのことだが、ちなみに吉祥寺羽田間は1230円、実車距離は45kmということでまあ妥当な額かなとも考えるが、鉄道だと井の頭線から渋谷乗換りんかい線で東京テレポートまで690(IC678)円、東京駅までJRで出て都営バスに乗れば390+210=600(IC594)円ということで、もう一声あればよりインパクト大になるのかも?

そんな中、出発時刻近くになってパラパラと人が集まってきた。中には午前便でやってきて温泉に浸かって御満悦然な女性ペア2組も。あとは御同輩な男性陣で結局計8人が乗車、加えて添乗社員5人にて出発となった。早速開業記念品が配られたが、「同じものでスミマセン」とは午後便でも折り返し乗車の方がいた様子。
グランパシフィックまでは所要10分取られていて、出発直後の肉声案内通りホテル裏手の都バス停留所跡?でしばし時間調整の後、2Fエントランスへアプローチ!なんでも栄えある初便ではスロープを上がれずに途中で断念、一旦バックして助走をつけてから上がったとの情報が…固唾を呑んで身構えたが、なんのことはないすんなりと上がった。一応朝便とは異なるクルマが充当され、翌日午前便にも引き続きこのクルマが担当したようだが、個体差なのかどうなのか。グランパシフィックからは男性2人が加わった。
再びホテルを廻りこんでフジテレビ南側から台場交差点を経由してレインボーブリッジへ。台場入路から首都高に駆け上がる際にエンジンが唸り声を上げ、中ドア越しに台場海浜公園を眺めるのもこれまでなかった風景かと。レインボーブリッジ上ではちょうど吉祥寺15:40発の羽田空港行と離合も。その先で渋滞となったが、C1内回り汐留付近での事故によるものだったらしく浜崎橋JCT手前からの外回り方面分岐からはスムーズ、三宅坂では再び唸り声を上げたが4号線まで快調に高井戸降り、これは早着も…とおもいきや、やはり環8から井ノ頭通りではノロノロに。結局、ほぼ定刻にて吉祥寺駅北口着となった。終着の武蔵野営業所まで乗り通したのはグランパシフィックから乗った男性2人だったかと。

湾岸

行5/発4と、たまプラーザ線の10往復と比べると慎重というか手堅いスタートな気もする調布TDR線ですが、京成トランジットバスサイトではハロウィーンイベント時のTDR発最終便について2号車を準備している旨の記載もあり、この辺りはさすがというか、もしや夏季に乗り残しが発生したのか?とも思ったり。

その点、吉祥寺台場線には新味を感じますが、なんといっても台場側バス停が弱いというかあまりに限定的というか。関係者のバス停確保が難しい旨の言葉が改めて重いですが、京急も都交も、それこそkmも難色を示すものなのでしょうか。そういえば当初08/09開業予定とリビング新聞むさしの版で伝えられてしまい、認可申請中運行開始日未定とサイトで案内する事態にもなっていましたが、この辺りも関係するのやら。讀賣記事には『吉祥寺、お台場というおしゃれな街を結ぶので人の移動が見込める。観光で来日する外国人の利用も期待したい』とのコメントも紹介されていましたが、大江戸温泉物語でもバスが現れると「吉祥寺に行くのか…」との声が漏れていたのも耳にしており、アピール如何では面白い存在となりそうなだけに、住居エリアや他のホテルを含めた台場エリアの停留所増加が鍵となりそうです。
深夜急行バス用のワンロマ車を持ってきたのにも目を惹きましたが、悲しいかな首都高上でも非力さが感じられたのが気になるなと。10年選手でありながらの新たな役目ということで状態は良いのでしょうが、座席が37席という点含め今後の注目点の1つになろうかと。ダイヤも午前・午後の2往復ということで、夜の運行も期待したいような。

直近では来年の首都高C2品川線全通、更には2020年東京五輪を見据えた大きな流れの中で、ピンポイントな直行需要とバスの機動性がマッチする可能性はまだまだあるのでは、と改めて感じさせてくれた2路線-皆様も是非に!


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