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都市圏近距離直行バス

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(過去ログNo.)

実を取った楽々エクスプレス改正

投稿者---551planning (2011/11/25(Fri) 23:31)

丸1年の結論は、統合でした。

拝島河辺系統と八王子高尾系統の2本を統合、都心部出発時間は現在の後者に合わせるものの、こちらを拝島河辺系統とするとともに、西武滝山台(新設)で八王子高尾系統の接続便を出すスタイルに。更に八王子高尾系統では停留所を大幅増!よりきめ細かく使いやすい形を模索したものとなっています。

これまで見てきた中ではなかなか厳しい現状があっただけに、統合という結果は後退とも思われるやも知れませんが、個人的には勇気ある前進と映ります。それにしても直通系統を河辺方面としたのはそちらのニーズのほうがやはり強いのか。あと乗継便の車両は高速車か路線車か?そのあたりも気になりますね。

Re: 実を取った楽々エクスプレス改正

投稿者---CubicLV氏 (2011/12/03(Sat) 00:53)

運行初便の楽々エクスプレス恩方車庫ゆきを見てきました
自宅近くの西八王子駅で到着を待ってみましたが乗客数は1名・・・
八王子でいくらか降りたにしても寂しいと個人的には思いました
ちなみに車両ですがLEDの表示でPRしている以外は普通の路線車です。

Re: 実を取った楽々エクスプレス改正

投稿者---551planning (2011/12/05(Mon) 10:31)

おお、当方も年内には…と思っておりますが、やはり路線車でしたか。
どうせならラッピングバスにしてしまうのもテかなと…ただ路線車で新宿からと勘違いされてしまいそうでもあり、難しいところでしょうかね。とはいえなにはともあれ知名度向上が至上命題でしょうから、思い切った露出にチャレンジしてもらいたいものです-そうだ、ファンモンに宣伝してもらうとか?

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西東京バス深夜早朝戦略ウォッチング~2011乗り納め

投稿者---551planning (2011/12/31(Sat) 12:21)

2010/04の路線バス4時台早朝便運行開始以後、【検証:】では興味深い“遅寝早起き戦略”についてウォッチしてきましたが、2011年末にきて動きを見せました-2系統設定されていた「楽々エクスプレス」を12/01から途中乗継スタイルに変更。そして12/26には青梅線沿線からの羽田空港行早朝便に拝島地区初となる内出東バス停を追加、武蔵五日市駅・秋川駅からの拝島駅行早朝バスから接続可能としています。
というわけで、当方の2011年乗り納めはこちらに決定!

【楽々エクスプレス】 青山→(西武滝山台)→高尾駅北口

12/28(水)、時間的都合でケータイ予約で選択した乗車地点は青山。青山一丁目交差点から青山通りをちと戻った青山ツインビル前のバス停で、ココも都バス停留所を間借りしており、細長い短冊様の停車案内が肩身狭そうに貼り付けられていたのだが、その横に貼られた品97系統品川駅行はなんと休日21:38発の1本のみ。まさしく免許維持路線のバス停だが、平日夜も煌々と周囲を照らしている。なお、隣にはちぃバス青山ルートのポールも建てられておりちぐはぐな。
23時近くとあって家路ヘ急ぐ人がちらほらと歩く程度だが、納会後なのか遅めの勤務帰りなのか、意外に自転車姿も見受けた。ところで半年前の試乗時には途中乗車がなかったこともあってか、若干早着進行にて青山バス停に到着し営業所への乗車報告を兼ね時間調整した記憶があるのだが、この日は出発時刻になっても一向に現れる様子はなし。恐らく銀座や六本木辺りの渋滞に引っ掛かっているのだろうが…待てよ、ケータイ予約時に見たところ表示的には2系統が並立、河辺駅北口行は◎(空席あり)だったが恩方車庫行は◯(若干の空席あり)となっていたっけ-まさか乗車に手間取るほどの乗りとか?
結局10分弱遅れで到着したバスには女性2人に男性1人。運転手氏の乗車報告で拝島(詳細不明)へ1人、高尾方面へ2人が乗り継ぐこととなった。西東京バス

クルマは日野セレガ、ナンバーから写真を見返すとこれまでも見かけていたが乗るのは初めてなクルマで窓下の座席表示がいささか古めかしいが、かつてはカジュアル・ツインクルで使われていた由。運転手氏から「お好きなところへどうぞ」と言われたが、最前席は女性専用席となっており先客も前方に散らばっていたことから後方にてフルリクライニング、しばし微睡むことに。
外苑入路から首都高へ、4号線にしてはガラガラな印象で、頭がすっきりした時には八王子ICを降りていた。首都高に入ってからここまできっかり30分、改めてスムーズなときの近さを実感する。R16をしばし北進、「高尾方面の方はお乗り継ぎです」との案内がなされて、八王子車検場入口前交差点横の転回スペースへ。ここが西武滝山台、旧多摩バスカラーの路線車が「楽々エクスプレス 八王子・高尾方面」の表示を出して待機していた。

すぐさま女性1人が残った河辺行が出発、路線車は改めて降車場所を確認して出発。特段案内放送等はなかったが、前面表示器では「このバスは楽々エクスプレス接続バス…」との文字がスクロールされ続けていた。
バスはいったんR16を戻り、左入橋交差点を右折して1ブロック先で左折すると、ひよどり山トンネルへ。2001/01に有料道路として開通もR16の渋滞緩和に清須寄与することはなく2007/06に無料開放、すると朝晩を中心に通行料が激増したのだとか…この時間はさすがにスムーズだったが、1km超あるトンネル内に併設されている歩道自転車道を行く人がそこそこいたのが意外だった。
トンネルを抜け浅川を渡るとダイレクトで八王子駅北口に至るが、この日は駅での降車はなく北口交差点を右折しR20を西進。人気の少ない八日町1丁目で男性が降車した。その後も淡々と進み定刻より若干の早着にて高尾駅北口着、当方を降ろしたバスは残る女性客を元八2丁目で降ろして御役御免となる。


西東京バス

寒さにぶるっと身体を震わせつつ高尾駅へ。ちょうど23:29新宿始発の中央特快が若干遅れ気味で到着し、150人程が北口から家路を急ぐところだった。到着列車は京王高尾線であと2本ながらJR中央線はさすが10本以上、それらを受ける深夜バスも恩方車庫方面行で3本残っており、24:26発グリーンタウン高尾行にまず並んでいた15人程が乗り込んでいった。
高尾駅ホームでは大月行最終を待つ人が200人程と予想以上に多めな印象。当方は上り最終の武蔵小金井行に乗車、八王子での横浜線最終接続遅れで5分程遅れて立川駅に到着。深夜バスの出発はないもののまず南口に行くと、タクシー乗り場には50人以上の行列-高尾駅もそうだったが、やはりこの日は空車を捕まえにくい様子だ。北口に向かうと、半年前の試乗時にはギリギリでやってきた西東京バス車が既に入線しており、寒さを凌ぐにはこれ幸いと周辺チェックを取り止めて乗り込んだ。

【深夜ご帰宅バス「楽帰ぃ」】 立川駅北口→河辺駅北口

この日は普通の路線車、前回のワンロマ車では前ポケットがあったので入れられていた京王タクシーの無線呼び出し電話番号パウチもなかった。運転手氏は不在で乗り込む人が両替や経路確認をしようにも戸惑っている姿も。外には居酒屋などのゴミが山積みとなっており、奥ではカラオケ店員が寒空の中勧誘に努めている、いかにも師走らしい光景が広がる。
運転手氏が戻ってきた頃には既に立客もかなりの状況に。まず東大和市駅行西武深夜バスが01:04発の定刻から若干遅れて出発、立客満載だった。その後ろにはTIATを00:10に出た空港連絡バス立川経由拝島営業所行京急便が。ぱっと見まだ2~3人は乗っていた様子。

そしてこちらも出発、なるほど路線車だなという乗り具合は定着化を思わせる。「拝島駅までは停まりません」との放送にも特段声が出るわけではなかった。淡々と走って拝島駅には定刻着、まず10人降車と1人乗ってきた。前回乗車時には途中乗車があるのかも気にはしていたが、JR青梅線最終は00:56着、西武拝島線最終は00:50着ということで30分以上待つのはちと辛い。やはり駅近くで1杯引っ掛けて…というニーズか。
この先は熊川駅で3人、牛浜駅入口で1人、福生市役所で3人と小刻み。意外にもPASMO/Suicaより現金客が目立ち、中には5000円両替を希望する客も…運転手氏が持ち合わせなく車内に依頼する一幕もあったが、その後なんとか小銭を捻出できた様子。酔客も多く、両替して払わずに、また両替した残金だけを逆に払って降りようとする客など様々、運転手氏もなかなか気を使う仕業のようだ。

福生駅到着か、という時に「後ろに高速バスが来ていますので前で停めます」との案内。ここで深夜急行バスに追いぬかれた。この日も3列SHD車と見受けたが、福生で数人が降りぱっと見まだ10人弱が車内に残っていた様子。西東京バスこちらは9人が降車、ゴキゲンな感じの男性が「何処まで行くの?乗れるの?」と確認して乗車すると、ここでもなかなかやって来ないタクシー待ちの列からもう1人が続いた。
立客もなくなり車内がだいぶ落ち着く中、青梅線を潜って更に北上。羽村駅では5人が降車、そして小作駅では4人が降りると同時にベロベロなジイさんと若者3人グループが乗車。「へーこんなバスあるんだ」と若者グループはたまたま出会した様子。駅頭にも未だ開いている店が多く意外と人の動きがあった。

最後の交差点で回送となった深夜急行バス車と離合し、ほぼ定刻にて河辺駅北口着。結局11人が降りたが時刻は2時を過ぎており、足早に家路を急いでいったのだった。


【羽田空港連絡バス早朝便】 河辺駅北口→TIAT

河辺駅から少し離れた青梅街道沿いのマックでしばし休憩し、03:40過ぎに再び駅前へ。コンビニと交番の灯りだけが目立つ中、乗り場には男性1人が先に待っていた。その後荷物を抱えた親子が現れるとバスが入線…ん、昨夜といっても数時間前に楽々エクスプレスで乗ってきたクルマだった。予約の3人に飛び込みの当方を加えて出発。
2011/03の片道1本で運行開始も半年後には2本に増え、12/26には拝島地区にバス停追加。2012/01末を目処に武蔵五日市方面からの乗継割引も実施予定と着実にステップアップを感じさせる本路線だが、運賃申請だけが間に合わなかったというのもちと引っかかる話…次なるステップアップを予感しているのは当方だけだろうか。

その予感を深めさせてくれたのはこの日の対応ぶり。河辺駅でバスの後ろに軽乗用車がついてきたので、利用者が送られてきたのかなとおもいきや、西東京バスの制服を来た男性が降りてきて、トランクに荷物を仕舞うサポート。ポーターサービスの簡略化が進む昨今、ココまで手厚いのは初めて見た気が。乗り具合を確認し先に走り去ったので始発だけかと思ったら、全バス停に先回りして対応したのだった-これはさすが!
乗り具合も小作駅と羽村駅でそれぞれ2人ずつ、福生駅では親子連れなど4人が乗車と時間帯にしてはなかなか。そしてこの便は武蔵五日市早朝バス接続便ではないが、新設の拝島(内出東)でも2人の乗車があった。このバス停、周囲は閑静な住宅街だがピンポイントな乗車なのか。拝島駅からは1km弱、ルート的には判りやすく、羽田行便が出る立川バス拝島営業所は更に2km南方に離れているとなると意外に利用を集めそう? 惜しむらくはバス停新設で経路が変わり、より拝島駅至近の交差点からR16・直進して新奥多摩街道へと進むので、西東京バス駅至近や深夜急行バスで停車する拝島大師等にバス停を設けてみても?と思ったり。実は立川バスも11/16に経路変更して昭島駅とフォレスト・イン昭和館に停留所を新設したものの、当初予定していた拝島駅への停留所設置はできなかったようなので、この辺りはいろいろとあるのかもしれない。

周囲はまだまだ真っ暗、つい睡魔に襲われて…気付けばレインボーブリッジを渡っていた。羽田2TBで8人が、1TBで残る5人が降車しTIATまでは当方のみ。到着ロビーには昨年に続いて『今年の漢字』過去10年分(2002~2010(帰虎災愛命偽変新暑)の現物と、2011年「絆」の写真パネル)が置かれ、外国人の方も不思議そうに見つめていたのだった。

 

まず「楽々エクスプレス」ですが、まぁ着実に利用者は付きつつあるのかな、と思えるところ、今回の現実的な変更がどう出るかなと。確かに1回乗換そのものは苦でもなんでもないんですが、やっぱり路線車だとランクが落ちるなぁと。わざわざ高速車を充てがうのもどうかとは思いつつ、せめてワンロマタイプくらいにはしてもらいたいかなとも感じたのでした。
個人的には深夜急行バスと同一ルートにすれば…ともしていた八王子エリアでは実に33ヶ所も停留所が追加され、実際今回の利用者も新設停留所での降車となりました、ちと増えすぎかなぁというのも印象に。ま、この辺りは地元の方のほうがズバッとくるところなので戦略的には間違っていないとは思いますが。

「楽帰ぃ」はニーズをがっちり掴んでいる様子、前回乗車時にはもう少し遅めにして終車接続も…としましたが、2便設定も夢ではないかなと。ま、こうなると拝島までの間でせめて昭島駅前には停めてほしいなとも思うのですが。現金払客の多さ、お酒が入っているにせよ、バスに乗り慣れていない感じの方も見受けられたのは気になりました。PASMO/Suica利用可能やタクシーとの連携等々、車内案内の多角的強化に期待でしょうか…放送だけではなかなかカバーし難いところ、ディスプレイがあればベターでしょうが、チラシ1枚座席に置かれるだけでも違うのかなと。

***
全社的な増収に結びつくとはあまり考えられない非常にニッチな戦略ですが、利用者は着実に付いてきているな-ニーズはあるのだということを再認識させられました。3年目の展開がどのようになるのか、まだまだ目が離せませんね。


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