▼【検証：】空港板過去ログ2012/08－Re: 新宿成田深夜便も2000円キャンペーン延長。より

で、目玉の1つが「京成上野05:58発スカイライナー」新設。現行06:30始発の前に設定され空港第2ビル着は06:39に、7時台の国内線LCCには使えるダイヤですが該当便が冬ダイヤでは限られそう…スカイマークも8時台なので現行始発でも十分間に合うので微妙な設定ですね。やはり1TBまで客扱いしなければならないところが足枷になったのか…個人的には日暮里05:15発→空港2ビル05:55着の「LCCスカイライナー」を押しますがねぇ。

私は京成本線の一般電車とのバランスも考えたダイヤなのかなと思っています。LCC対応のスカイライナーだけ走らせても、京成本線や北総線沿線住民は全く使えないし、きっと千葉県民から不満が出ると思います。なので、私の案としては高砂510発の京成本線経由特急成田空港行と上野発500頃のアクセス特急成田空港行きを新設した方がいいと思いますね。スカイライナーから比べると若干遅くなるかもしれませんが、沿線からも利用できるし、いいと思いますね。

個人的にはそれよりも、もっとJRのダイヤを何とかできないものか。こちらにもLCC対応の電車があればな～。と思うところ。(特に快速や千葉発の各駅停車)

LCC対応のスカイライナーだけ走らせても、京成本線や北総線沿線住民は全く使えないし、きっと千葉県民から不満が出ると思います。

コレ、突っ込まれると思ってました。「LCCスカイライナー私案」で日暮里05:15発→空港2ビル05:55着としたのは、途中停車を見越した余裕時分を持たせてまして－個人的には青砥(品川04:57始発/京成津田沼04:41始発接続)・千葉NT中央(要前倒しだが矢切05:22始発接続)での停車をイメージ。東松戸・新鎌ヶ谷という声も出るでしょうが、北総始発乗継でカバーしたいかなと。想定乗車人数的に特急料金車内精算でも大丈夫かとは思いますが、ネット予約へ戦略的に誘導したいですよね。

本線系はなんとも…そもそも論で言えば必要輸送量はバスレベルですし、クルマ乗り付けのほうが現実的でしょうし…ともあれビジネスチャンスはまだまだ転がっているのではと思っています。

これについては、成田空港で以前働いていた事がありますが、以前から職員の間でも、始発時間を早めて欲しいね。という声もあり、通勤客も含めた対応で、本線系統は早めても採算性は充分だと思うんですけどね。実際、通勤客は京成本線エリアの人がかなり多いですから。

なるほど、LCC対応で勤務者の前倒し出勤ニーズも今後、更に出てくるかもしれませんね(実情的には泊り勤務増加だとは思うが)。

現行平日、京成本線下り初電は高砂05:03発普通(成田空港06:21着)・京成津田沼05:14発普通(東成田05:57着)、成田スカイアクセス下り初電は神奈川新町05:20(高砂06:15)発アクセス特急(成田空港06:56着)で上野05:03発の本線普通のほうが先着(成田空港06:40着)、10/21改正ではこの前にスカイライナーが入る(上野05:58→成田空港06:42)ものの、その他は大きく変わることはなさそうです。ちなみに本線下り特急は上野06:44発まで設定がないんですね(快速は2本あり)。

御提案の高砂05:10発特急だと成田空港06:15前、上野05:00発のアク特は06:00前着くらいでしょうかね。京成(本線)の上りは早起きなので駅務への影響はないものと思いますが、むしろもう一声という感じでしょうか。それこそ高砂04:30(船橋04:42)発で成田空港05:35着(折返し05:41発始発アク特充当)とか？　高砂・八幡・船橋の駅務繰上げが必要になりますが、船橋の下り始発が04:48着なのでさほど重荷にはならないかなとも。
ただ、「採算性」という観点で捉えるのはなかなか難しいなと。勤務者ニーズといっても定期利用である以上はプラスアルファになるわけではないですし、LCC需要の見通しもなかなかというか…その意味でも「収益性」と「対外的アピール」の判りやすいスカイライナーを使わない手はないと思うのですが。

私は逆効果のようにも見えますね。基本的な金額は上野からは2400円なので、東京シャトルとは倍以上しますし、コストを考えると京成本線の一般特急が1000円ですから、LCC対応のバスにも張り合えますし、途中駅からの利用も可能ですので、これを沿線住民にPRしていけば、採算性は私は逆にいいかと思うんですがね。

仮にスカイライナーにLCC割引するのもいいとこ2000円ぐらいになるだろうし、収益は減りますから、一般列車にして薄利多売の方が絶対いいと思いますね。確かにPRの面では派手さは欠けますが…。