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羽田空港アクセスシリーズ

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(過去ログNo.)

【速報】環8リムジンデビュー! 羽田空港~田園調布本町・武蔵小杉線3月中旬開業へ

投稿者---551planning (2011/02/15(Tue) 11:20)

京浜急行バスサイトで出ましたよっ! 目黒線ユーザーで最近は専ら蒲田シャトル多摩川線乗継で移動している当方にはなんとも注目すべき路線です。

武蔵小杉駅横須賀線口を起点に中原街道から環8を通るルート、京急&東急にて詳細不明ですが行18/発20の設定で早朝はTIAT始発便も設定される由。「田園調布本町」は中原街道上の現「六間道路入口」バス停を改称するとのことですが、多摩川・沼部・雪が谷大塚3駅トライアングルのほぼ中心辺りで東横・目黒線、池上線からの徒歩アクセスはどうかな…。
運賃は武蔵小杉から900円、田園調布本町からは800円。蒲田シャトルから多摩川線乗継で多摩川まで420円、TIAT深夜便洗足池系統の武蔵新田駅が900円、玉川田園調布以遠が1100円であることを考えると高いかなぁとも。ちなみに武蔵小杉の最安値は路線バスから南武線乗継で430円…気になる所要時間は最大70分とのことですが、さて。

やはり背景には蒲田シャトルでの経験則があろうかと思いますが、深夜系統の展開含めなにはともあれ今後に注目です。

MiniRepo

〔羽田アクセスバス〕“環8リムジンバス”の可能性 武蔵小杉線レポ

投稿者---551planning (2011/03/31(Thr) 18:00)

「羽田国際化」後、また2011年初となる空港連絡バスの新規路線は、京急&東急による武蔵小杉線でした。大規模再開発が進行中でちょうど1年前に横須賀線駅舎も完成、川崎市の新しい“第3都心”として注目度を増す武蔵小杉ですが、羽田空港へは直線距離で10km強のところ公共交通アクセスでは不便な乗換を要し、所要1時間では足らないというところでもありました。

ではクルマはどうかといえば、環状8号線がほぼ直線ルートであるところ、やはり慢性的な渋滞で時間が読めない-というのがこれまで半ば常識だったかと。実際、2009/04に開業した二子玉川線レポの際に『急がば回れ』と題したわけですが、武蔵小杉からもさほど遠くはない日吉線も第三京浜からベイブリッジを渡る大回りルートでの運行となっていました。

その流れを変えたのは、2010/09の京急本線立体化でしょうか。翌10月からは「蒲田シャトル」も設定されており、その状況も踏まえられているものとも思われますが、京急蒲田駅付近連立・南蒲田交差点R15地下化完成の暁には道路交通の更なる信頼性向上が期待されます。
その意味では、二子玉川や成城方面をも睨んだ“環8リムジンバス”の可能性も…とするのは先走り過ぎでしょうか-そういえば葛西・小岩/亀有線も運行開始時点では環7の信頼性を心配したものですが、今や高需要高頻度路線に成長していますし。
また、先に触れた日吉線が2009/11で廃止の憂き目をみているところからして、東急東横線沿線からのダイレクトアクセスルートとしての可能性にも注目したいかなと…ま、なにはともあれ百聞は一見にしかず、ということで。

武蔵小杉線

■03/16 空港発19便〔羽田空港2TB 21:35 → 22:25 羽田空港2TB〕

開業当日、まずは栄えある空港行初便を狙おうかと考えていたのだが、03/11、かの東北地方太平洋沖地震発生により燃料確保が急務の課題となり、東急バスが一部路線バスに加えほぼ全ての空港連絡バスを運休とする措置を実施。武蔵小杉線では京急便のみ運行となり開業延期こそ避けられたものの、まさに多難な出発となった。
というわけで夜に羽田空港へ-節電対応により到着ロビーも薄暗い。インフォメーション前には運休路線の案内が掲出されるなど、やはり普段と雰囲気が異なっている。この時点で東急関連路線の他、全面休園となったTDR方面や深刻な液状化被害を受けた新浦安方面、緊急交通路となった常磐道や東北道方面の一部路線が運休。また首都高湾岸線荒川湾岸橋も損傷により新木場~葛西間が通行止めとなり、湾岸線経由の路線運行にも影響が出ていた。

武蔵小杉線は経路的に国内線2TBが始発。“飽和状態”を受け乗り場は国内線で15番、TIATで10番と隅っことなっているが、路線バスの川崎行と同じ乗り場という意味では判りやすいか。ちなみに自券機の対応はまだなのか、案内所で購入か乗り場で係員に申し出て車内で直接支払いをとの張り紙がされていた。
さて、ほぼ1時間ヘッドのダイヤだが、22:35発の最終便は運休により、この日の乗り場案内表示には21:35発便に「最終」の赤文字が。出発10分程前から待機していたが、先発となる空港貨物循環、川崎駅行の路線車にパラパラと乗客が乗り込むと、男性ビジネスマン数人が列を作った。台場方面行、大井町行と続く隣の14番乗り場から武蔵小杉線係員が出張ってきて荷物などを確認。当方も列に加わりPASMO支払を申し出て時刻指定券を受け取るが、こちらも「武蔵小杉」と手書き対応だった。

出発時刻3分前にバスが入線、前面LED表示の(横須賀線口)がスペース的に苦しいが、この日の“マボロシの最終便”だけ南武線口が終着となるため。2TBでは8人、1TBでは6人が乗車。出張か単身赴任先からの急遽戻りか、多くが男性だった。新・鶴丸機を横目にしてTIATを周回するもここでの乗車はなし。とはいえ14人は初日かつこの状況にしては上々だろう。
クルマは淡々と環8を進む。蒲田シャトルではや通り慣れた道だが、高速車からのビューはまた違って映る。TIATから15分程で南蒲田交差点から京急高架を潜り、更に10分程進めばもう田園調布警察署前交差点を左折して中原街道入り。その先が田園調布本町バス停では2人が降車した。ゆるゆると坂を下って丸子橋を渡ると、超高層マンションの灯が迎えてくれる-結局、定刻より10分の早着。降車客の多くが東急駅方面へと歩いて行った様子が伺えた。

■03/25 空港行7便〔武蔵小杉駅 10:10→ 11:01 羽田空港1TB〕

武蔵小杉線東急便の運休は03/18までの3日間に留まり、翌日から全便が運行再開となった(ただし、空港連絡バス全路線の運行再開は03/29にずれこんでいる)。というわけで、今度は東急便を試してみることとし、環8の信頼性を実感すべく五十日の午前中をチョイスしてみた(たまたま休みとなったという方が正解ではあるが)。
時間があったのでまずは東急多摩川線沼部駅から田園調布本町バス停へ。旧中原街道をゆるゆると登ってゆくと辿り着くのは「桜坂」。桜並木はまだ枯れた感じだったが何週間後かにもう一度訪れてみようか。さくら坂上交差点を左に折れると田園調布本町交差点に出る。沼部駅からは徒歩10分程か。交差点を真っ直ぐ進むと六間道路で田園調布駅に至る道、東急バス路線が走っているが、随分前には羽田空港~田園調布間の路線バスも走っていた。武蔵小杉線
空港行乗り場は路線バスと共用ながらポールが新設されており羽田空港行の表示はピンクでアピールされていたが、最下部とはいえ東急バス便運休の掲示がされたままだったのにはちと…09:19発京急便には荷物を抱えた男女2人が乗車、先乗も2人とちと寂しいか。
こんどは中原街道伝いに多摩川駅まで歩く。下り坂とはいえ廻り込む感じとなり、徒歩連絡としては沼部駅のほうが判りやすいし、距離は延びるが田園調布のほうが迷わなさそう…というかやはり田園調布駅にも入ってもらえないかなと。

武蔵小杉駅ロータリーでは先代エアロバスの東急車が待機中。しばし時間があったので横須賀線改札口を覗くと、湘南新宿ライン・NEX全列車運休との案内-いつまで続くのか。出発10分前にはやくも4人が並ぶ。乳飲み子と大荷物を抱えた女性は疎開でもするのだろうか。出発5分前にバスが入線、側面LED案内には(国際線→国内線)との表示-運転席にも「空港方面 国際T⇒第2T⇒第1T」との確認用表示が黄色地で目立つように置かれていた。
最後に小さい子供を連れた母親が乗り込んで、6人にて出発となった。拡幅工事が進められている上丸子跨線橋が綱島街道のネックだがスムーズに越え、新丸子の駅前商店街を横目にして中原街道に入り、丸子橋を渡って都内入り。田園調布本町では御婦人1人が乗車。この時間で計7人(うち乳幼児2人)はどうだろう…というか、ここからがこの路線の真価が問われる区間になる。

田園調布警察署前交差点を右折して環8に入るも、しばらくはスイスイと走る。蒲田陸橋手前の交通情報板で「大鳥居→羽田高速口 渋滞1.0km」の表示を確認、南蒲田交差点は1回待ちで通過したが、糀谷駅横の左カーブを越えた先で渋滞に。200m程だが、大鳥居交差点北側は3車線あるも3方向固定のため通過に信号3回待ちを要した。更にその先の羽田ランプ交差点も同様のため、ここを通過するのもしばしノロノロ…そういえば蒲田シャトルを使ったのは早朝深夜が中心、日中利用は空港発便で2度ほどとあって、頭では判っていたものの経験してみるとつい到着時間が気になってしまう。
羽田ランプ交差点を過ぎれば後は快調に進む。TIATでの降車はなく周回が無駄にも思えてしまったりするが、着いてしまえば結局定刻よりも10分以上の早着に。2TBで母子2人が降り、残りは1TBで降車。足早にJALカウンター方面へと向かっていく乳飲み子を抱えた母親の背中に、道中の無事を祈ったのだった。

武蔵小杉線

■「武蔵小杉」である意味-“環8快速バス”への期待

所要時間は60~70分での設定ですが、2度の乗車機会でそれぞれ約10分の早着-個人的には特に昼便利用時にちと掛かったなという印象を受けましたが、夜は所定60分、昼は65分だったので、結果的に言えば昼の渋滞は5分程度のものだったことになろうかと…環8の評価としては先ず京急踏切解消はかなり大きく、余裕を持った所要時間ゆえさほど心配しなくても使えそうです。
ちなみに昼便(武蔵小杉10:10発)を念頭とした経路検索では、10:15発の横須賀線で品川乗換京急利用にて国内線ターミナル駅10:53着という結果に(平日通常ダイヤ時)。品川駅乗換時間9分の評価が難しいところですが、個人的には基記事でも触れていたようにやはり運賃に注目してしまいます。バス利用だと900円のところ、横須賀線利用も南武線利用京急川崎乗換でも560円、多摩川線-路線バス利用の2回乗換なら460円、ちなみに最安値は川崎から路線バス利用で430円となりますが…。
日吉線廃止時に、港北NT線開業などの周辺環境変化による利用減と同時に、乗換があろうとも鉄道との運賃差(バス1000円、鉄道横浜乗換660円)に負けたのでは?-ともまとめていたわけですが、日吉線は第3京浜から首都高経由ということで新横浜線などをベースとした運賃設定がなされていたのではないかと睨んでいたものの、今回の武蔵小杉線はどうなのかなと。これも先述していますが、TIAT深夜便洗足池系統の武蔵新田駅が900円・玉川田園調布以遠が1100円、高速車を利用する大井町線が560円、東空交品川地区ホテル線でも700円から-というところからすると、武蔵小杉で800円でも高くせめて700円台かな、600円台になればかなりの価格競争力を持つ事にもなるのでは…というのが私見なのですが。

視点を変えてみて、「武蔵小杉」である意味を考えたいのですが、確かに駅周辺人口の高まりや、業務利用も見込めるのですが、交通結節点であることもやはり大きいかなと。特に南武線沿線に接着する空港連絡バス路線がなかった(川崎・立川のみ)ということだけでも注目に価するのですが、であるからこそ横須賀線口発着が惜しまれます。
結果論としては整備途上の東急駅南口ロータリーができればそこに乗り入れて-ということなのでしょうし、南武線口ターミナル発着にしても取り回し等で難があるということも十分理解するのですが。であればせめて現在工事中の南口ロータリーの一部を折返しスペースとした暫定乗り場設置により南武線・東急線接続を意識してもらいたかなったと-尤も、南武線からバスに乗り換えるかといえば、特に価格面を考えれば余りメリットがなかったりするのでなんとも…なのですが。

もうひとつ、東急東横線・目黒線沿線からの羽田空港アクセスも実は面倒臭いということがあり、神奈川エリアでは日吉線がそれを担っていたのですが、武蔵小杉線が日吉線代替に成り得るかとすると、何度も触れるようで恐縮ですが価格面で厳しいかと-いっぽうで都内エリアではどうかといえば、やはり田園調布本町バス停があまりに中途半端過ぎる場所にあるかなと。
やはりここは田園調布駅まで入ってくれればベストなんですが、これまた駅前の一部道路が狭隘で…いや、むしろ高速車に拘る必要は余り無いのかなと感じさせてくれたのが蒲田シャトルですし、蒲田シャトル車両でも大きいとなれば、現行の中型路線車にちと手を入れるだけでも十分という気がします。すなわち、空港アクセスという過度な印象を与えない「快速バス」の可能性が探れないかなと-そう、まさしくシャトル☆セブンの環8版で、田園調布駅に入れないのであれば玉川田園調布でこれに代え、二子玉川から羽田空港まで結ぶのです。田園調布駅発着や、将来整備予定の京急蒲田駅ロータリー発着便なんてのもどうかなと…そうなってくるとどうでしょう、やはり蒲蒲線ってどうなの?なんてな話になったりして。シャトル☆セブンもそれが究極の狙いなわけですが、実は速達バスシステムでうまくいってしまうかもしれません。


最後はいささか飛躍し過ぎましたが、赤丸急上昇中のホットスポット狙いという意気を買いつつも、持続性という観点からはちと心細い気がしたもので。大きく育つ素地はあると思いますし、むしろそれは武蔵小杉という1点だけではなくて、環8の有用性というところに価値を見出すことができれば…と考えるのですが。

動静

投稿者---551planning (2011/04/15(Fri) 15:10)

特異なスタートとなった羽田空港連絡バス武蔵小杉線、開業1ヶ月を迎えまずまず順調の様子が伝えられました。

記事によると、現状は平均15人/便、平日の利用者が増えているとのこと。『今年は震災の影響もあり今のところない思われる』とのGW中の混雑予想には複雑な気持ちになりますが、他に言及がないところを見ると環8の信頼感はあるということでしょうか。

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停留所追加も…やっぱり割高っ!

投稿者---551planning (2011/10/27(Thu) 08:04)

羽田空港アクセスバスに動きがありました。注目の「箱根湯本エアライナー」は後日リポートするとして、軽井沢線は渋滞を織り込んだ一部時刻変更、武蔵小杉線は環8上停留所2ヶ所(久が原駅入口、武蔵新田駅)追加と来ました。

東急多摩川線~蒲田シャトル愛用者の当方、武蔵小杉線はリポート後1度利用したきりですが、これなら使いやすくなるな、ちょうど初日に羽田から飛ぶので試してみようかな…と思いきや、やっぱり割高感が否めません。「乗車からフライトまでの快適空間をご提供します」と謳うチラシには東急7000系の写真も入り乗継需要を見込んでいるようですが、久が原駅は700円、武蔵新田駅は600円との値付け-蒲田シャトルが270円なので、両駅周辺利用ではまだしも運賃が安い東急線との乗継需要取り込みではいささか厳しいのではと。今はなき深夜便洗足池系統での武蔵新田駅が900円だったことからすると、やはり全線的に100~150円は割高なのかなと改めて認識します。
なお、両停留所についても回数券が設定されていますが、ともに1万円で端数調整により各停留所専用となるのも、逆にコスト高になりはしないかと余計な心配を…空港関連通勤客を意識するなら(全線)定期券発行のほうがとも思いますが折に見てきた実乗状況からはそうでもなさそうな。勢圏拡大そのものについては賛同しますが、狙いと施策にスレが感じられる分、路線としての厳しさゆえのテコ入れ策なのかなと穿った見方をつい…。


最新情報は【検証:】Wiki-羽田空港アクセスバスデータにて
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