報道されたモノに関して新着情報としてお送り致します。

●バスもネット予約の時代〔日経産業新聞 09/29〕

羽田空港直行バス多摩センター線・調布線を運行している京王バスは、10/10出発分より空港行き便についてインターネットおよび電話での予約制を導入する。
従来先着順だったのを、事前に座席を確保しておきたいという要望が多かったことに応えるため。なお空港発便は従来通り先着順のまま。

●宇都宮―羽田空港線年内開業予定〔日経産業新聞 09/28〕

栃木県のバス会社関東自動車と東京空港交通では12月中旬をメドに宇都宮と羽田空港を結ぶ直行バスを開設する。
1日5往復・所要時間2時間45分を見込んでいる。運賃は3,500円(小児半額)。

半月ぶりに「羽田詣で」してきました。確認したモノに関して新着情報としてお送り致します。

●津田沼地区―羽田空港線　11/01開業！

東京空港交通と京成電鉄の共同運行で、1日8往復、津田沼始発05:05・羽田終発22:40。JR津田沼駅南口を起点に途中京成津田沼駅前を経由、所要時間45～75分を見込んでいる。
運賃は1,200円(小児半額)、6,000円(600×11枚)の回数券も発売する。津田沼発は原則京成高速バス予約センターへの電話予約(旅行代理店購入か当日支払)優先となる。

●構内道路切替進む

ついに本格始動する東側ターミナル建設工事に伴い、同地区予定域内の構内道路の切替が10/02～11/15で段階的に進んでいる。沖側に大きくせり出すため湾岸道・R357とのアプローチで余計時間を食う事になり、カーブも多くなっているが致し方なしか…。
先日新聞報道されたが、横浜方面→ビックバード→東京方面の道路交通をダイレクトに結ぶ改良工事も計画されており、「ぐるぐる回る」のもじき昔話になるのか。

●パスネットと羽田鉄道アクセス

首都圏鉄道14社局ストアードフェアシステム＝パスネットが去る10/14から始動したが、独自仕様ですでに導入していた京急は対応が遅れて来年度切替予定、東京モノレールはJR-EのICカードシステム(スイカ)参入を決定しており、現時点で羽田空港でパスネットは使用できない。
京急では都営線方面からそのまま来た旅客に対しては出場処理を係員通路にて行なうが、入場はできず、切符購入も現金のみとなる旨掲示をして対処。さすがに「ルトランカード」を売りこむのは気が退けているよう…。東モノでは見落としているだけかもしれないが、特段掲示等は見掛なかった。
京急は直接「パスネット」ワークと繋がるのが都交のみでメリットを問うのが難しそう、片や東モノも「スイカ」参入は注目でも今後期待される天王洲乗換TWR(りんかい線)～渋谷・新宿・池袋方面で、TWRがパスネットに乗ったということで、空港アクセスにおけるSFカードの利便性には今後も疑問符が残りそうなのは気がかりか。

京成電鉄HPでニュースリリースされました。

今回の新路線は、京葉地区の文教住宅都市である習志野市の主要駅はJR津田沼駅並びに京成津田沼駅と羽田空港を結ぶ路線で、待望の路線開設となります。今迄は、最低で2回の乗り継ぎ(一部除く)が必要でしたが、この路線開設により羽田空港が一段と身近になり、より便利になります。〔東京空港交通発行　リリースによる〕

あれ、「最低2回乗り継ぎ」って、総武快速～品川乗換京急だと1回、「エア怪」！だとそのまま行けるのに…と思っていたんですが、さすが京成ですね。

従来、JR津田沼駅から羽田空港へは電車を乗り継がなければなりませんでしたが、この高速バス路線の新設により同地点間は乗り換えなしでダイレクトに結ばれ、ビジネスに、レジャーに、快適で、速く、便利になります。しかも座席定員制ですので、小さなお子様をお連れのお客様にも安心してご利用いただけます。〔京成HP　リリースより引用〕

開業日の様子を御報告しようと考えております。乞う御期待！

つくば線に次ぐ茨城県と羽田空港を結ぶ空港連絡バス路線が開設されます。
日立電鉄バスHPに詳細が載っておりまして、日立電鉄バス・茨城交通・東京空港交通・京浜急行電鉄4社共同運行、1日8往復で日立駅始発02:45(水戸駅03:50)・羽田終発22:05。日立駅前から東海駅・勝田駅・水戸駅など6ヵ所を経由して所要時分170～225分を見込んでおり、運賃は4,000円～3,400円(以上内容は申請中)。

東空交はこれで北関東3県制覇ですか。日立始発も空港バスでは3時の壁を破る02:45！(ちなみに黒磯01:50発の東野交通は会員バス)以降05:30までに計5便という集中度で、個人的には8便の立ちあがりは大盤振る舞いという気もしなくはないですが…。
夏よりも熱い、【冬の陣】を迎える事になりますかどうか…。

●日立・水戸線続報

茨城交通HPでも紹介されていました。12/14運行開始、運賃も申請通り認可された様です。
なお、経由地でもある茨城交通勝田営業所では有料駐車場が設置されています(既存の東京線高速バス利用者向けにすでに設置されている)。1週間以上だと2,500円均一になるのがなかなかのサービスと思うのは私だけ？

●太田線、桐生延長へ

上毛新聞で報道されたところによると、館林・大泉・太田線(日本中央バス・東空交)の桐生延長が申請されたとのこと(HPで記事確認、現在はアクセスできず)。「認可次第すぐにも」(NCB)ということで12月中旬を目指している由。
…「地元」の積極性をヨソに、東京側2社のWeb上の宣伝告知がまだ見られないのは残念です。動いているかどうかも微妙な東空交は論外、京急は慌てて参加の「パスネット」ネタもろくすっぽ出していません(どうも報道発表リリースの更新作業が中断している模様)。

※当掲示板でお送りしている新着情報は、事業者からのリリース・各種報道を元にした確定分をお送りしております。

●羽田―茂原線開業！［パンフレットより］

木更津・五井に続く羽田アクアラインバス第3弾は一気に外房へ…12/1より小湊＆京急コンビで登場します。
1日5往復(茂原始発05:15／羽田終発22:00)・所要時間90分・運賃2,000円(小人半額　2枚綴り回数券3,500円)

●羽田―宇都宮(柳田大橋西)線は12/8～［空港ツアーデスク内ポスターより］

以前御紹介した、東空交＆関東自動車共同運行による宇都宮線も開業です。なお関東自動車営業所のある柳田には専用駐車場も設置されています(成田線と共用)。
1日5往復(柳田始発03:05・JR宇都宮駅前発03:20／羽田終発22:40)・所要時間140～160分・運賃3,500円(小人半額)

●気になる東野交通便は…

宇都宮といえば、今夏に登場した異色の路線である東野交通会員バス黒磯・宇都宮→羽田便ですが、電話で確認したところ、「年内で運行を終了する」由。片道1本運行という特殊性が知名度浸透にも少なからず影響したようです。

●たまプラ線はダイヤ改正　［空港乗り場掲示より］

好評を維持するたまプラーザ線(京急・東急バス・川鶴臨港)は12/01にダイヤ改正します。
現在空港行33便・空港発32便が、たまプラ始発便05:00(改正前05:25)の1本／空港終発22:50(22:35)および18・19時台時刻調整に伴う18時台1本増の計2本増となります。その他時刻の修正はありません。

●蛇足ですが…

京急羽田空港駅改札前ですが、JR東海の【ひかりミレニアム特急券(ミレ特)】のポスターが…JRしかり、京急しかり、商売熱心ですねぇ。