【検証：】特別リポート附録/北海道内航空会社変遷のバックアップ(No.3)－【検証：】Wiki

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【検証：】特別リポート附録/北海道内航空会社変遷へ行く。
- 1 (2010-05-25 (火) 15:54:05)
- 2 (2010-05-25 (火) 16:15:35)
- 3 (2010-07-01 (木) 09:42:57)
- 4 (2010-07-01 (木) 15:54:55)
- 5 (2010-07-02 (金) 10:32:36)
- 6 (2010-07-06 (火) 16:16:08)
- 7 (2010-07-07 (水) 12:51:59)
- 8 (2010-07-09 (金) 15:04:46)

A-Net撤退に揺れる丘珠、JAL経営撤退に揺れるHAC…複雑に絡み合う北海道内航空会社の変遷を、道内路線を中心にまとめます。

関連会社一覧

JAL系

北海道エアシステム(HAC)
- 1997/09/30設立、道内高速交通体系の一助となるべく、JASと北海道の出資により設立
- JAL経営問題の渦中、2009/09にJALが経営撤退方針を表明

ANA系

エアーニッポンネットワーク(A-Net)
- 2001/04/27設立、ANKのボンバルディアターボプロップ運航専門会社としての位置付け
- 2002/07/01、道内路線を移管、丘珠ベースに順次路線拡充も、2010/07から全便新千歳二移行方針表明

エアー北海道(ADK)
- 1994年設立、離島航路の運航効率化のため、ANKに加え北海道が一部出資により設立
- 赤字体質を脱することができず、2006年までに運航終了、会社清算

エア・ドゥ(ADO)
- 「道民航空」を目指し1996/11/14設立、苦難を超えて1998/12/20に新千歳－羽田線就航
- 大手との熾烈な競争や創業者急逝などにより経営危機に、北海道から多額の支援を受けるも、2002/06に民事再生手続開始
- その後ANAの支援を受け、現在では事実上ANA傘下の対北海道LCC的位置付けに　2008年以降羽田以外の本州路線もANAより順次移管

その他

エアトランセ
- 2005年に函館ベースに新規参入、一時は道内5路線を運航も、基礎体力に乏し2年足らずで定期便から撤退
- その後幾度となく迷走を続け、最終的には夜逃げ同然？で北海道を去ることに

時系列経緯

1964

12/01
- 日本国内航空(JDA)、千歳－帯広－釧路線開設

1971

05/15
- JDA、東亜航空と合併し東亜国内航空(TDA)に

1974

03/13
- 日本近距離航空(NKA)設立

NKA、丘珠－稚内－利尻線開設

10/15
- NKA、丘珠－紋別線開設

10/25
- NKA、函館－奥尻線開設

1978

06
- NKA、稚内－礼文線開設

1980

NKA、千歳－稚内線開設

ANA、千歳－中標津線開設

1986

TDA、千歳－帯広線を休止

1987

04/01
- NKA、エアーニッポン(ANK)に社名変更　ANA傘下に

1988

04/01
- TDA、日本エアシステム(JAS)に社名変更

新千歳空港開港

1990

08
- ANK、新千歳－紋別線開設

1994

エアー北海道(ADK)設立
- ANK80％、北海道20％出資
- 稚内－利尻・礼文、函館－奥尻線を移管

1997

09/30
- 北海道エアシステム(HAC)設立
  - JAS51％、北海道49％出資

1998

03
- HAC、函館－旭川・釧路線開設

1999

ANK、新千歳－利尻線開設

11/11
- ANK、丘珠－紋別線を休止

2001

03
- ANK、新千歳－紋別線を休止
04
- ANK、丘珠－紋別線を再開

04/27
- エアーニッポンネットワーク(A-net)設立
  - ANK100％子会社、ボンバルディアターボプロップ運航専門会社に

2002

01/29
- JAL・JAS、経営統合正式発表

07/01
- ANK、丘珠－函館・釧路・紋別線をA-netに移管

2003

03/31
- ADK、稚内－利尻・礼文線からこの日限りで撤退
- 礼文空港は定期航空便消滅

09/30
- A-net、丘珠－紋別線からこの日限りで撤退

08
- HAC、丘珠線開設

2005

03/13
- エアトランセ、函館－帯広線開設

10/01
- エアトランセ、函館－新千歳－帯広線開設

2006

03/31
- ADK、函館－奥尻線からこの日限りで撤退　ADKは清算へ
04/01
- HAC、函館－奥尻線運航開始
- エアトランセ、函館－女満別線開設

06/20
- エアトランセ、新千歳－女満別線開設

12
- エアトランセ、新千歳－帯広線を休止

2007

02
- エアトランセ、函館－新千歳－女満別線を休止　新千歳空港から撤退

03/13
- エアトランセ、函館－帯広線の定期便を休止　不定期便として運航継続に

07/21
- エアトランセ、函館－札幌線を不定期便として就航

09/30
- エアトランセ、函館－帯広線不定期便の運航を終了

2008

03
- ANA、新千歳－中標津線を休止

10
- エアトランセ、本社を函館から東京に　北海道から事実上完全撤退

2009

03
- ANA、丘珠撤退方針検討が報道される
  - 収支改善、使用機材販売終了に伴う対応(丘珠はジェット不可、滑走路延長も難点)等により新千歳集約を企図

09/11
- JAL、HACからの経営撤退方針表明
  - 出資比率を51％から15％未満に引き下げる方針

11/04
- ANA、A-Net丘珠路線の2010年7月新千歳移行を正式表明

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