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鉄道不要論 投稿者---ありちゃん氏(2002/11/07 11:24:41) |
鉄道不要論 |
はじめまして。ありちゃんと申します。
いま、わが国は大変な不況下にあることは皆様もご承知のことと存じますが、私はその原因のひとつに道路および空港の圧倒的不足が挙げられるものと確信しております。
道路と空港は言うまでもなく国の重要なインフラであり、政府なり自治体なりが責任をもって建設、維持すべきものでありますが、わが国ではどういうわけか高速道路と空港に独立採算制をとっており、これが大きな足かせとなってわが国の発展を大きく妨げております。高速道路につきましては、わが国のそれは諸外国に比して断然遅れをとっており、加えてバカ高い通行料が自動車交通の発達を阻んでおります。
また空港にあっても、バカ高い発着料がネックとなり、わが国の国際的位置を低下せしめ、ハブ空港の整備は遅れるばかりであります。
今こそ高速道路および空港の独立採算制を撤廃し、一般財源を投じてどんどん整備すべきものと考えております。現下わが国は深刻な財政難が叫ばれておりますが、外国の国債もかなり買っておりますし、そもそも赤字国債と建設国債は別物です。赤字国債をやみくもに発行することは慎まねばなりませんが、建設国債はいくら発行したところでそのぶん道路や空港といった財産が後世に残されるわけですから、決して悪いことではありません。今こそ公共投資を思い切って増やし、道路や空港を整備すべきと考えておる次第です。
鉄道につきましては、その大半はすでに社会的使命を終えており、早急に廃止しなければなりません。しょうもない赤字ローカル線を税金で維持するくらいなら、道路に投資したほうがよっぽどましです。
もともと鉄道はある程度まとまった輸送量がなければ何の意味もなく、どんどんバス転換すべきと考えます。***
ここで私見を申し上げますと、わが国において鉄道のシェアが高いのは、そのぶん道路および空港の整備が遅れている証左です。
東京や大阪の方は、通勤電車に乗りたくて乗っているのでしょうか。そんなことはありませんね。今こそ道路をどんどんつくり、人々を満員電車の苦痛から解放せねばなりません。
また、わが国は国土が狭いと言われますが、北海道や関東北部、濃尾、筑紫などにはまだまだ未開発の平野がかなりあります。都市に集中する建築物を日本中にちりぢりに散らばらしめれば、すべての人々が勤め先に駐車場を確保することができます。
私の理想はロサンゼルスです。家屋やオフィスなどがほどよく散在し、自動車交通がきわめて発達しております。わが国も全力を挙げて鉄道をつぶすべきです。長距離交通にあっても、新幹線を廃止し、航空およびハイウェイバスのシェアを増やし、先進国にふさわしい交通網をつくり上げるべきと考えております。
だいたい近頃の特急列車なんて、一昔前に比べれば編成がかなり短くなっており、鉄道を廃止してハイウェイバスに移し替えることはさほど難儀とは思われません。何よりハイウェイバスのほうが運賃が安いですし、特急列車に存在価値はありません。そこで、私の提案を列挙いたします。
自動車関連諸税を全廃
これにより、自動車とくに3ナンバー車のより一層の普及を図ります。自動車産業は総合産業であり、経済の中枢です。都市部のレンタカー族は景気回復策に協力しない非国民と考えます。高速道路無料化および新規建設
高速道路に一般財源をどんどん投じ、無料化するとともに、計画中の路線も早急につくるべきです。そうすれば物価は下がり、レジャーや行楽のための需要も増え、景気回復の大きな起爆剤となります。
高速道路という財産を後世に残してやりましょう。マンションを増やす
都市部にあっては、建物の高層化を進め、土地の有効活用を図ります。そうすれば、道路や駐車場を設けることができ、鉄道をつぶせます。空港に一般財源投入
発着料および燃料税を引き下げ、航空運賃の低廉化を図ります。さらに新たに空港をどんどんつくり、新幹線をつぶします。旧国鉄債務はJRに負担させる
他人に尻拭いさせないでほしいものです。経営安定基金の廃止
そんなカネがあるなら、道路整備に回すべきです。鉄道はできるところから廃止する
鉄道は19世紀の遺物であり、先進国たるわが国にあっていまだに鉄道のシェアが30%近くもあるというのは異常であり、恥ずべきことです。
それに鉄道を利用すると、交通費がべらぼうにかかる。ちょっと行っただけで何百円、何千円とかかってしまいます。これを自動車利用に移せば、交通費が節約でき、内需の拡大にもつながります。京都議定書からの脱退
だいたい環境保護を言う者は、原始人になるしかないんですよ。今のところ、以上が私の提案です。
先進国にふさわしい交通網をつくり上げるため、是非ともこれらの提案を実行してもらいたいと切に希望するとともに、皆様のご批評をお待ち申し上げております。
ではさようなら。
鉄道って誰が乗るの?
投稿者---小リサ氏(2002/12/31 15:24:42)これは以前から疑問だったのですが、この機会に述べさせていただきます。
鉄道って誰が乗るのでしょうか。
車かハイウェイバスで行きゃいいじゃないですか。新幹線や特急列車なんて、ドブに金を捨てるようなものではありませんか?
皆さんにとってはアホらしい愚問かもしれませんが、私にはどうしても解せないのです。どなたかご教示ください。
Re:鉄道って誰が乗るの?
投稿者---中川氏(2003/01/03 23:15:13)拝啓
あなたの言っていることははちゃめちゃですよ。日本は、諸外国のように土地は余りありません。もし、鉄道を全部廃止して、道路、及び空港、港だけにすれば土地を無駄に使うだけでなく、主要な都市の間に何本もの高速道路を作らなければなりません。今の日本にはどこにそんな予算があるのですか。そこのところを良く考えてください。たとえば新幹線が敷かれていなくて、高速道路だけだと何本も作らなければなりません(制限速度200キロで)。お答えありがとうございます。
投稿者---小リサ氏(2003/01/04 10:21:13)あなたの言っていることははちゃめちゃですよ。
→申しわけありません。なにぶん素人なもので。お許しください。
日本は、諸外国のように土地は余りありません。もし、鉄道を全部廃止して、道路、及び空港、港だけにすれば土地を無駄に使うだけでなく。主要な都市の間に何本もの高速道路を作らなければなりません。今の日本にはどこにそんな予算があるのですか。そこのところを良く考えてください。
→いや、政策上の見地からはまったくもって中川様のおっしゃるとおりなのでしょうが、私が申しあげたのは各個人による交通行動の話なのです。
たとえば家族4名で広島から東京へ行く場合、新幹線や飛行機だとべらぼうに交通費がかかってしまい、重い負担です。しかし夜行バスなら相当に安くすみますし、車ならさらに安く行けます。
毎年帰省シーズンになりますと、込み合う空港や駅の様子がニュースで流れますが、私はいつも「どうしてあのような無駄づかいをするのだろう、バスや車で行きゃいいのに、わからんなァ・・・」と首をかしげるばかりです。Re:お答えありがとうございます。
投稿者---中川氏(2003/01/05 09:33:07)拝啓
ご返事ありがとうございます。
あなたの文体を見てみると、ただ、なんとなく、値段の安さにとらわれているような気がしてなりません。私も、兄の家の車と高速バスで旅行したことがありますが、確かにこれらの交通手段は他のどんな交通手段よりも気軽にどこにでも行けますが、たとえ免許と自家用車を持っていても、体力や心のゆとり、はたまた遠いところへ行くのに新幹線や飛行機を使えば楽なのに、家族のために何故車を出さなければいけないのだという考えを持っている人もいるでしょう。
あなたこそ安さばかりにとらわれないでドライバーの負担や渋滞に巻き込まれたときのこと、車を持っていない人のこと、車を持つと燃料費以外にメンテナンスや保険の費用のなど他のことも考えた方が良いではないかと思われます。敬具
追伸 最近は航空と鉄道、高速バスとタクシーとの連携が始まりつつあるそうです。
Re:お答えありがとうございます。
投稿者---ありちゃん氏(2003/01/09 14:49:03)あなたこそ安さばかりにとらわれないでドライバーの負担や渋滞に巻き込まれたときのこと、車を持っていない人のこと、車を持つと燃料費以外にメンテナンスや保険の費用のなど他のことも考えた方が良いではないかと思われます。
ですが、道路整備もちゃくちゃくと進みつつありますし、また車のローンや税金などは口座引き落としですのであまり実感がないんですよね。
やっぱ鉄道なんて、バカバカしくて乗る気になれません。ハイウェイバスも結構快適ですよ。Re:お答えありがとうございます。
投稿者---中川氏(2003/01/12 17:33:19)拝啓
最近のJRの旅客各社は、規制緩和後のタクシーの関連商品を考えているそうです。その名は「レール&タクシー」という観光地巡回型の商品を考えているそうですが、それについてあなた方はどういう風に考えていらっしゃるのですか。
ところで、タクシーといえば、最近はユニバーサルデザインタクシーという乗り物があるのをご存知ですか。ユニネットという東京のタクシー会社がフランチャイズを取って、全国展開しているところがあります。そこの社長によると、近頃の鉄道車両、航空機の設備が障害者対応になっているそうですが、自宅から駅や飛行場までのアクセスで苦戦したり、駅や飛行場から目的地までの交通手段で大変な思いをしている障害者や高齢者の方が多いという話しが書かれているのそのホームページで見たことがあります。多分、値段だけでなく旅行などの移動の際にあなた方もそこで苦労したことがあると思います。もし、タクシーと鉄道・飛行機の組み合わさった旅行プランがあればどういう風に考えますでしょうか。そこの意見をお望みします。敬具
ユニネット http://www.udnet.co.jp/
もう鉄道の時代じゃない
投稿者---ありちゃん氏(2003/01/13 02:15:17)何やかんや長々と述べておいでですが、要するに中川様のお考えは「総合交通体系」なる一言で端的に表せられるものとお見受けします。
受験勉強をやりすぎた者であればあるほど雑多の意見をむりやりひとつにまとめようとするものですが、「総合交通体系」なるものはまさにその典型です。
昔は鉄道と船の時代だったのが、今はマイカーと飛行機に移った。これは「常識」であり、今さらここで論ずるまでもない話です。
日本中の人々が高速道路を切に望んでいる昨今、やれLRTだのモーダルシフトだのと叫んでいるのはごく一部の頭でっかちな連中のみとしか思われません。中川様におかれては、これからの日本のことをもっとまじめにお考えいただきたく存じます。もう鉄道の時代じゃないのですから。
≪管理者投稿≫水入りします
投稿者---551planning@おさぼり管理人(2003/01/14 00:25:37)【検証:】サイトを御覧の皆様、おさぼり管理人の551planningでございます。皆様には当掲示板群の快適な議論スペース維持に御協力を賜り、誠に有難うございます。
さて、当スレッドについていささか水掛け論になりつつあると判断し、ならば水入りを持って対処とさせて頂きたく。
***
中川様にはいろいろと論点を提示して頂いております。「総合交通体系」だけでなく、自動車をもってしてもという移動制約者(これはいわゆる身体障害者に限らず、広く交通弱者を指すもの)への対処についてどうすればいいかという設問でもあろうかと思います。その一例としてユニバーサルデザインタクシーや移動手段パッケージング旅行プランをお挙げ頂いておりますが、さらに広く見れば、高齢者ドライバーの急増に道路交通はどのように対処すべきかという視点も今後大きな問題になろうかとも考えます。一方、ありちゃん様や小リサ様の云う、「もう鉄道の時代じゃない」という問題提起に対しても真剣に考えてみる必要がありましょう。移動コスト負担という部分での直接負担(=運賃・料金)と間接負担(=税金)についての鉄道・道路、あるいは航空という部分での検証も必要かと。また、確かに自動車不利と見られがちな環境論もやはり外せない論点では?ただ、当方自身は自動車側の改善がどのように進んできたかの評価を交える必要がかなりあろうと思ってはおります。一方的な自動車批判だけでは前に進みませんよね。
これからの日本のことをもっとまじめにお考えいただきたく存じます。。
まさに仰るとおりと存じます。ただし、下記基本ルールの堅持をもってこそ貴殿において通用する文言とも考えます。
***
当BBSの根本として『さまざまな視点から検証・議論する』上で、お約束にも謳っている通り、『自己の書き込みに責任を持つこと』はお忘れなく。現段階において、特に中川様提示の具体的な質問に対して情報のキャッチボールが成立していないと見ます。
よって、当スレッドについて関連当事者からの直接投稿を一時停止します。該当者には当方より直接メールをし、議論続行意思を確認してからの展論と致したく。
また、ギャラリーの皆様のなかで、当スレッドに置いて持論を展開できるという方がいらっしゃいましたら、論点明確化の上新規スレッドに投稿願います。この措置は管理者である当方の判断のもと一時的なものとし、措置解除時に改めて指診を添えるかたちで『仕切り直し』と致します。
管理者の方及び回答者の方へのお詫び
投稿者---中川氏(2003/01/13 22:45:49)拝啓
私は、自動車だらけの世の中にしておけば、ドアツードアの利便性、個人の自由、プライバシーよりも、交通事故、公共心の育成、環境問題、交通弱者に対する対策といった点で問題が起きてくるのであえて厳しい口調で書いておきました。
しかし、『あなた方の答えに対して感情的になってしまったこと、あなた方の自動車中心主義の考えに対して一方的に批判的な態度をとっていて、自己批判をしていなかったこと』のこれらの2点についてお詫び申し上げておきます。敬具
共存の道を探すほうがもっと大事です。
投稿者---Ferrovie federali氏(2003/01/14 18:12:26)昔は鉄道と船の時代だったのが、今はマイカーと飛行機に移った。これは「常識」であり、今さらここで論ずるまでもない話です。
日本中の人々が高速道路を切に望んでいる昨今、やれLRTだのモーダルシフトだのと叫んでいるのはごく一部の頭でっかちな連中のみとしか思われません。本当に日本中の人々が切に高速道路を待望してるのでしょうか。 高速道路の維持コストや建設費、そして一番自動車と道路が抱える最大の問題である環境問題を抜きにしてそのような発言をされるのはいかがなものかと思います。
LRTやモーダルシフトが頭でっかちな人間の発言と言うのはアメリカの真似だけして日本人の本来有るべき姿を見失った人間の言う事です。
日本人の本来の姿とは自然との共存です。自動車から環境に優しい交通機関への乗換えと言う方向はある種の日本人の本来の姿への原点回帰と言えます。
もし私の発言に理解できないもしくは納得がいかないのならばスイスやドイツの現状を見ると理解が出来ます。 この二国が環境問題に最も真剣です。これからの日本のことをもっとまじめにお考えいただきたく存じます。もう鉄道の時代じゃないのですから。
時代の流れに乗る悪く言えば流されるだけで本当にいいのでしょうか。
あなたの発言はそういう感じがします。
鉄道の時代が終わったのであればすでに他の先進国でも鉄道はなくなっています。ちょっと極端になりすぎてます。それぞれに長所短所が存在するわけです。
各々の長所を生かした共存の道を模索するほうが重要だと思います。Re:共存の道を探すほうがもっと大事です。
投稿者---中川氏(2003/01/15 00:01:22)拝啓
私が考えていたのは、パーク&ライド、タクシーとの組み合わせの旅行プランは、高齢者や障害者の方だけでなく、広く普段からマイカー旅行されている方で特にドライバーの方を疲労から守るという意味で、また知らない地域の交通機関を探す手間を省く意味でも、移動の確実性を確保する意味でも大変優れいてると思います。
例えば、私の兄でも、普段旅行するときは『マイカーでもいいよ』といっていますが、私たち家族に気を使って言っていると思います。兄はそのマイカー旅行の際に僕が案内が上手でないのかもしれないというのが兄が疲れる最大の理由ですが、次に本当は公共交通機関を使いたいのに家族の事情がマイカー旅行に仕向けているのです。こういった旅行プランがあればいいと私のようなものは考えていました。敬具
Re:共存の道を探すほうがもっと大事です。
投稿者---Ferrovie federali氏(2003/01/15 11:42:44)私が考えていたのは、パーク&ライド、タクシーとの組み合わせの旅行プランは、高齢者や障害者の方だけでなく、広く普段からマイカー旅行されている方で特にドライバーの方を疲労から守るという意味で、また知らない地域の交通機関を探す手間を省く意味でも、移動の確実性を確保する意味でも大変優れいてると思います。
私も旅行が好きでたまによその地域に行きますが、知らない地域の道は歩いていても精神的にひどく疲れることがあります。特に何処もひどく混む東京の道を運転はしたくないです。 自動車なら歩く以上に疲れますから、このような場所では公共交通機関を選びます。
例えば、私の兄でも、普段旅行するときは『マイカーでもいいよ』といっていますが、私たち家族に気を使って言っていると思います。兄はそのマイカー旅行の際に僕が案内が上手でないのかもしれないというのが兄が疲れる最大の理由ですが、次に本当は公共交通機関を使いたいのに家族の事情がマイカー旅行に仕向けているのです。こういった旅行プランがあればいいと私のようなものは考えていました。
たとえば家族に病人がいれば出来るだけマイカー利用を第一選択にします。
そういった事情のある人ならば私もマイカーしか使えない事情を理解できます。
しかし、公共交通機関ではこういった家族事情のある人たちに対する理解が余にもなさすぎると思います。たとえば新幹線の個室車廃止も子供連れの人に対するサービスダウンですし、静かな車内を望む乗客にもそうなります。
真剣に考えねばならない問題が結構ありますね。Re:共存の道を探すほうがもっと大事です。
投稿者---中川氏(2003/01/15 00:01:22)拝啓
最近までは、マイカーは絶対だめだという考えを持っていましたが、確かに過疎地域在住の人、小さなお子さん、障害者、高齢者、病人(妊婦さんを含む)の方が家族の誰かにいる場合、または、その人たち自身にとってもマイカーは有用な交通主段であるのは認めます。
ただ、私も、兄の家族と私の家族が、父親の実家のある新潟へ帰るときは、父親自身も高齢なので、マイカーが最適の交通手段になってしまいますが、運転免許を持っていて、しかも、高速道路を運転できるのは、実は、兄一人だけですので、兄一人だけに負担をかけることを考えると、マイカーを第一選択にすることをどうしても躊躇してしまいます。敬具
交通機関の便利さと需要と選択率について雑感 投稿者---和寒氏(2003/01/28 20:09:54) http://www.geocities.jp/history_of_rail/ |
交通機関の便利さと需要と選択率について雑感 |
電車が20分毎に運転されていたり、効率よく行き違い待ちをしたり、特急がスピードアップされたりすれば、鉄道がもっと利用され、それは各所で発生している道路渋滞の解消にもつながる。(p4)
朝夕ラッシュ時に久留里線内も快速運転で千葉まで運転すれば、千葉市への通勤はクルマ利用から久留里線内にシフトする人が増える。(p202)
ほかでもない、川島令三著の「全国鉄道事情大研究東京東部・千葉編(1)」の一節であるが、これら記述は交通論としては正確さを欠く。
もっとも、このような事柄を記すのはひとり川島氏のみではない。例えば「道路の整備が進んでマイカー利用にどんどん移行し、また公共交通機関の利用でも高速バスなどに移行している」(p3)という記述は、おそらく一般的な公理として受け止められるであろうが、厳密な意味で検証された事実とはいえないのである。交通機関はそれぞれ「便利さ」を備えており、それは交通機関を横並びにして比較することが可能である。広く信頼されている需要予測モデルにおいては、各交通機関の選択率は(その交通機関の便利さ)÷(全交通機関の便利さの和)として表現される。実際にはかなり複雑な数式になるが、概念的にはそのようなものだと御理解ありたい。
だから、サービスレベルの変動は、利用者のシフト=選択率の変動をもたらす、という表現はいちおう正しい。その一方、全交通機関の便利さの和には総需要との比例的な相関があるとされている。即ち、交通機関が便利になればなるほど、総需要は伸びる。
具体的にいえば「電車が20分毎に運転されていたり、効率よく行き違い待ちをしたり、特急がスピードアップされたりすれば、鉄道がもっと利用され」ることはありえる。さりながら、その成果は鉄道の利用者数を増すだけで、道路交通量の減少につながるかどうか、定かではない。道路交通の便利さが不変である場合、交通量は減らないと考えるのが自然である。「道路渋滞の解消にもつながる」保証はどこにもない。
需要の全体量とその選択率とを、しっかり区別する必要がある。そうでないと、鉄道の選択率が増えても、自動車の交通量が変わらない、という現象を理解することができなくなってしまう。
競争とは、限られたパイを奪い合うというだけのことではない。新しい需要を創出していくことも、交通機関どうしの競争の一部といえるのである。だから、
「道路や駐車場を整備すれば鉄道なんて要らない」
とか、
「公共交通を便利にすれば自家用車に頼らなくてよい」
といった言説は、どちらも等しく正しくない。一定水準以上の「便利さ」を備えた交通機関は、それぞれ固有の需要を抱えているのが普通である。交通機関を選択的に利用している層がないとはいわないが、それぞれの交通機関の「便利さ」が、それぞれの交通機関の利用者の需要を顕在化させていると考える方が正当である。CTCにおいて「全国鉄道事情大研究」を論じる前に、以上の点について気になったので、記してみた。川島令三氏は、鉄道を便利にすれば自家用車から利用者が戻ってくるとしきりに論じているが、実際にはそんな利用者シフトは起こりえないはずである。
転換を生じさせるには
投稿者---とも氏(2003/01/29 00:04:23) http://town-m.vop.jp/ともです。
何をすればマイカーから公共交通に転換するのか・・・
よく言われる話です。
しかし、現実は和寒様が書かれるとおり、サービスレベルが上がっても総需要が増えるだけと私も考えています。
では転換はしないのか・・・。
しないわけではありません。方策はあります。そう書くと「ロードプライシングだ!」「総量規制だ」と考える方もいらっしゃるでしょうが、そうではありません。
まさに「アメとムチ」なんです。「アメ」は公共交通の利便性向上です。でもダイヤをパターン化すればとかクロスシートを入れれば・・・なんていう単純なものではありません。駅前に駐車場を整備しパークアンドライドを導入する、バスの乗り継ぎ拠点を整備する、土地利用を工夫する、駅前に商業集積を求める、もしくは商業集積地に駅やバス停を移設する。郊外店舗でもよいでしょう。
とにかく利用するのに抵抗感を極力減らす工夫です。
車両は極論ですが今の日本の車両レベルでも転移がないと断言は出来ません。
それこそ成功例を見ればわかる話です。「ムチ」はTDM的思想による道路交通のコントロールです。
ロードプライシングも一つの案ですが、地方都市でやると単なる都心空洞化にしかなりませんから意味がありません。それよりもトラフィックセルなどによって迂回を生じさせることでフリンジパーキングを設置するという方法があります。
また、適切な案内誘導という方法もあります。
もう少し強めのコントロールなら道路側の信号コントロールなどで交通量を絞めるとか、バスレーンなどの方策もできます。そういった方策で公共交通に「誘導」していくことがあるでしょう。*****
よく言われる話で「ストラスブールはLRTで公共交通が増えた・・・」という話があります。
しかし、現実には都心内移動での分担率は向上しており、さらに利用者の伸びも高い。しかし、都市圏全体の流動で見るとLRT整備後にも自動車の分担率は下がらず、逆に上昇しています。
確かに、LRTによって公共交通の輸送ボリュームは増えています。でも、自動車の分担率も上がっている面がある。つまりそれは総需要が喚起されたということでしょう。
まさに和寒様の論の正当性を示したものです。では都市内はどうか。ここはまさに私が書いた部分です。フリンジにパーキングを設置し、LRTを水平エレベーターとした。
それが結果的に自動車からの誘導となった。つまり、こういう策なんです。
単に鉄道の利便性を上げれば良いというものではないのです。しかし、自動車からの転換は絶対出来ないものではない。
誘導してやることで転換は少なからず発生はする。ただし、その場合には利用者がメリットを感じる形としなくてはならない。
それを提供できるかどうかです。*****
まとまりませんが。ではでは
Re:転換を生じさせるには(参考データ)
投稿者---とも氏(2003/01/29 11:09:17) http://town-m.vop.jp/●補足
客観的データである数字での補足です。
・分担率変化 | ・パークアンドライド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出典)交通工学 2003N0.1 「都市間比較で見た欧米ライトレールの動向 ストラスブール、ポートランドの事例を中心に」 |
※パークアンドライド利用者の90%が自動車→公共交通の転換。
参考データです。
では
転換か分担か
投稿者---和寒氏(2003/01/29 08:38:22) http://www.geocities.jp/history_of_rail/とも様、レスありがとうございます。
では転換はしないのか・・・。
しないわけではありません。方策はあります。→推敲の段階で落ちがありました。転換がまったくない、ということはありません。転換があるとすれば、それは交通機関の「便利さ」に圧倒的な差がある場合です。例えば、長距離における航空と鉄道とか、ローカルにおける自家用車と公共交通とか、大都市圏通勤における鉄道と自家用車とか、典型的な事例はいくらでもあります。
ただそれが、川島氏の場合は、「便利さ」の差が51対49くらいの僅差でもより便利であれば需要の総取りができる的なセンスが感じられて、どうにも腑に落ち兼ねるんです。51対49であれば、五分五分の選択率にしかならない。ちょっとでも便利であれば総取り、ということにはならないはずです。では都市内はどうか。ここはまさに私が書いた部分です。フリンジにパーキングを設置し、LRTを水平エレベーターとした。
それが結果的に自動車からの誘導となった。つまり、こういう策なんです。
単に鉄道の利便性を上げれば良いというものではないのです。しかし、自動車からの転換は絶対出来ないものではない。→この点が正鵠ですね。私が拙稿グルノーブルへの旅で訴えたかったのもまさにとも様の指摘された点です。詰まるところ主人公は人間なんですから、自家用車か公共交通かではなく、それぞれの人間が快適に移動できるという前提があってしかるべきでしょう。グルノーブルの事例でも、「自家用車をより便利に利用するためにLRTを“動く歩道”的に活用している」ように見受けられました。
グルノーブルへの旅 http://www.geocities.jp/history_of_rail/euro/grenoble/00.html
環境保護を訴えるなら原始人になっては? 投稿者---ありちゃん氏(2003/01/24 16:27:40) |
環境保護を訴えるなら原始人になっては?
(以下次ページ) |
よろしく。
■交通を語るうえでの大前提
そもそも現代の交通を論じるにあたり、忘れてならないのは、日本の道路網は諸外国に比べて著しく貧弱であるという事実です。
べつにアメリカに限った話ではありません。イギリスだろうがオランダだろうがスペインだろうが、どこの国においても税金で道路を営造しています。最近では中国が高速道路建設に着手していますね。
それなのに日本では高速道路事業に独立採算制をとっているため、通行料はバカ高いし、新規路線建設は遅々として進まない。こんな国は日本だけです。
高速道路ができれば都市部の集中が緩和され、郊外化を促進し、満員電車の苦痛から開放され、多くの人々が車やハイウェイバスにより安く快適に移動できるようになるのです。
先日国道9号を(少しですが)走る機会がありました。沿道には「山陰自動車道早期完成」との立て看板がびっしりと並んでいます。高速道路は地元民の悲願なのです。鉄道なんて誰も相手にしてませんよ。日本では道路がまだまだ足りない!これがそもそもの議論の出発点でなければなりません。
■交通弱者について
拙稿を読み返していただければおわかりのとおり、私はなにも公共交通すべてを否定してなどおりません。飛行機やバスは必要ですよ。
ただ、鉄道は不要なのではないでしょうか。バカ高い鉄道よりも安価なハイウェイバスのシェアが増えれば交通費の節約につながり、莫大な経済効果を及ぼすでしょう。■列車移動は金のムダ
それにしても、列車って誰が乗るんですかね。私は列車というものにただの一度も乗ったことがないんです。車、船、ハイウェイバスが安くて快適ですし。新幹線なんて、金をドブに捨てるようなものじゃありませんかね。
提案として、公務員の出張はすべて車かバスにしてはどうでしょうか。新幹線で公費出張なんて、税金のムダですよ。■環境問題について
環境保護を訴える方は、今すぐパソコンのスイッチをお切りください。
テレビも見ないでください。
コンロも使わないでください。
風呂も沸かさないでください。
泥棒に入られてもパトカーを呼ばないでください。
火事を出しても消防車を呼ばないでください。
急病になっても救急車を呼ばないでください。
死んでも霊柩車を呼ばないでください。火葬もしないでください。どうです? 環境問題をグダグダ言う者は原始人になるしかないんですよ。中川様やF.f様が今まさにお使いのパソコンだって、発電所経由で炭酸ガスを出してるじゃありませんか。
平然とパソコンを使っている者が環境云々を言ったって、まったく説得力ありませんねぇ。返答(その1)
投稿者---Ferrovie federali氏(2003/01/24 16:27:40)私は車の存在は否定しないです。
私の住む大阪市において最大の弱点は周辺都市に移動するには車が便利でも都心部はなんとも貧弱な駐車設備だけしかないのです。
駐車場がとにかく不足してます。道路以前の駐車設備が都心の最大の問題です。
これを抜きに都心の人口集中が回避できるから道路が必要と言うのは問題があります。時間により都心の人口が変わるわけですから、車でその移動人口の全てが自宅と都心の往復の場合、その人数が乗る車の台数に比例して駐車設備が必要です。ただ鉄道利用が金をどぶに捨てるのであれば、これによって創出されうる時間を否定しているのと同じです。車の自由と鉄道利用の不自由、時間の節約と浪費この二点を比較してその上で最上の回答を出します。
大阪から東京であれば私の場合ですと鉄道では自宅からおよそ4時間ほどかかります。自動車では8時間ほどかかります。
また、自動車では都心の駐車設備を探すのに一苦労します。見知らぬ場所では特にその苦労が大きいと言えます。時間を買うのか金をどぶに捨てるのかと言う判断は個々の感覚の違いですが、物事は一長一短なのでひとえにこれとは言いにくいものです・・
都市に密集する建物を散りばめよ
投稿者---ありちゃん氏(2003/01/24 23:42:30)よろ。
■駐車場の不足
拙稿を改めてお読み直しいただきたく存じます。
いいですか。そもそもなぜ都市部で駐車場が不足するかといえば、都市に建物が密集しているからなのです。
だから、都市に密集するオフィスや家屋、商店などあらゆる建物をほどよく散りばめればいいんですよ。都市に密集するのが諸悪の根源なんです。
そのためにはやはり道路が必要です。道路をつくり、郊外への移転を促して人口密度を薄からしめるのです。
もうひとつ、建物の高層化も重要です。シンガポールでは高層ビルや高層マンションが建ち並び、狭い土地を有効に使っています。
日本の都市にあっても、高層建物をどんどん増やし、土地の有効利用を図るべきです。そうすれば余った土地を道路や駐車場、公園などに転用できます。そもそも東京や大阪の方々は、満員電車に乗りたくて乗っているんじゃありません。勤め先に駐車場がないから「やむなく」乗っているのです。鉄道趣味は個人の勝手ですが、一般人からすれば満員電車が好きだなんてヘンタイですよ。
■夜間の移動は効率的
夜行バス(夜行フェリー)は、低廉な運賃にして時間を有効に使え、しかも快適という文句ナシのすぐれものです。前日に新幹線で行ってホテルに一泊するなんてバカバカしくてできません。
ただ、夜行バスの利便性そのものがまだあまり一般に知られていないのではないでしょうか。バス会社はもっと宣伝に努めてもらいたいものです。新幹線よりも夜行バスで出張したほうが断然便利かつ安上がりである旨、役所や企業に売り込むことが必要でしょう。それにしてもあのバカ高い新幹線になんてよく乗る気になれますよねぇ。私はかつて山陽道が全通したとき、「ああ、これで山陽新幹線は廃止だナ」とニンマリしたものですが、いっこうに廃止されないので首をかしげております。
Re:都市に密集する建物を散りばめよ
投稿者---Ferrovie federali氏(2003/01/26 15:09:03)確かに都市に集中する建物が今の日本の諸悪と言うのは私も思うところです。
日本人の付和雷同性で「全てがこうでなくては」のような考えが今の日本の都市に極端に集中する傾向を造っていると思います。
何もよその例を引き合いに出す必要は無いのですが、ドイツの自動車用動力伝達装置メーカーのZFなんて田舎町の会社です。フェラーリでもイタリアの小さな町にあります。日本人は都心でないと大きなことができないと思いすぎです。そもそも東京や大阪の方々は、満員電車に乗りたくて乗っているんじゃありません。勤め先に駐車場がないから「やむなく」乗っているのです。鉄道趣味は個人の勝手ですが、一般人からすれば満員電車が好きだなんてヘンタイですよ。
この意見に関しては私も同感できるので否定しません。都心部の満員電車ほど癪に触るものはありません。
ちなみ大阪の地下鉄の最混雑線区の御堂筋線は梅田以北に行く場合しか使いたくない代物です。 梅田に行くなら四つ橋線・谷町線、経済性でバスと言う選択肢、地下鉄とバスを乗り継ぐなど安上がりで混雑知らずの方法を選びます。住宅地の拡散及び交通機関の選択について
投稿者---Tom氏(2003/01/26 15:30:25)Tomです。こんにちは。
だから、都市に密集するオフィスや家屋、商店などあらゆる建物をほどよく散りばめればいいんですよ。都市に密集するのが諸悪の根源なんです。
もうひとつ、建物の高層化も重要です。日本の都市にあっても、高層建物をどんどん増やし、土地の有効利用を図るべきです。そうすれば余った土地を道路や駐車場、公園などに転用できます。高層化(容積率の緩和を伴なう)については賛成しますが、拡散させることについては賛成できません。
日本の都市計画の欠点は無秩序に都市化を進めたこと、言い換えれば住宅や工場・緑地・畑などの配置を都市圏としてきちんと考えるマスタープランがなかったことだと思います。結果として、郊外部に中途半端な規模の農地が残ったり、また誰が考えても通勤に不便な場所に一戸建てのミニ開発が進んだりしているのです。今後はむしろ都心部の高層住宅を奨励し、所要通勤時間を短くし生活にゆとりをもたらすことが肝要でしょう。
勿論、住宅には主義主張があるでしょうから、郊外一戸建てを否定するものではありません。むしろ、都市部の高層化が本来は都心に住みたい層の都心回帰を促し、結果として郊外の地価下落→一戸建ての低廉な価格での提供が実現するものと考えます。
但し、郊外部については今までのような乱開発ではなく、はっきりと住宅用地と農地・緑地の区別をすべきでしょう。
また、都市部にしろ郊外にしろ、ある程度の集住を進めることが福祉政策を進める際にもやりやすくなるものと考えます。そもそも東京や大阪の方々は、満員電車に乗りたくて乗っているんじゃありません。勤め先に駐車場がないから「やむなく」乗っているのです。
勤め先に駐車場の問題だけではなく、社内外での酒席のお付き合いを考えれば電車の方が便利です。
むしろ、できる限り着席率向上・混雑率低下に努力することが肝要です。夜行バス(夜行フェリー)は、低廉な運賃にして時間を有効に使え、しかも快適という文句ナシのすぐれものです。前日に新幹線で行ってホテルに一泊するなんてバカバカしくてできません。
ただ、夜行バスの利便性そのものがまだあまり一般に知られていないのではないでしょうか。バス会社はもっと宣伝に努めてもらいたいものです。新幹線よりも夜行バスで出張したほうが断然便利かつ安上がりである旨、役所や企業に売り込むことが必要でしょう。たぶんありちゃんさんは若い方なのでしょうね。
フェリーはともかく、夜行バスが快適だとは到底思えません。
最低でも、航空機のビジネスクラス並みに150度以上のリクライニング及びレッグレストを装備しある程度寝返りが打てる
広さは必要でしょう、快適といえるには。今でも寝台車を使うビジネスマンの場合、どうしても夜移動せざるを得ない程忙し
く、かつ休息の為には寝台が必要と考える層だと思います。また、前日移動が可能ならば航空機や新幹線で移動し、前泊をし、翌日のビジネスに備えるというのはビジネスの世界では当たり前のことだと思います。夜行バスの場合、どうしても睡眠不足になりがちで、翌日の午前中にビジネスが終わるのならばともかく、午後まで続くようだと集中を欠き出張の意味そのものを薄くしてしまうことにつながります。
交通機関というものは目的とそれら掛けられるコストによって選択されるものでしょう(だから、企業の幹部は海外出張の際、エコノミー団体割引運賃の数倍もするファーストクラスやビジネスクラスを使うことが許されるわけです。企業としてそれだけ重要な仕事を幹部にさせている、その為移動が身体にかける負担を最小限にし、その代わりビジネスの場では能力の100%をフルに発揮してもらおうと考えるワケです)。夜行バスは、レジャー利用であるとか、帰省など個人旅行で使うには低廉で便利な乗り物ですが、それがビジネスの世界でも使えるかとなると全く別の話になります。
フェリーについても同様で時間がかかりすぎ、及び最近はトラック便の利便性優先のダイヤを組まれていることが多く、レジ
ャー目的であっても利用しにくい時間帯となっていることが多いと思います(最近の新日本海フェリーの敦賀−苫小牧東直行便のダイヤもそうですし、共同運航化で便数を減らした大洗−苫小牧航路もレジャー客に便利な朝便を廃止しています)。
2004.11.02 Update | |||||
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