深夜バスの話題が続きます。数日前からtwitterでも現地情報が出ていたのですが、今年も増便されるミッドナイトアロー東松山・森林公園線増発、春日部線、久喜・東鷲宮線、柏・我孫子線の特定日増車、春日部線、久喜・東鷲宮線の「新田駅」「蒲生駅東口」停留所新設に千住大橋駅～北千住駅～花畑団地線深夜バス新設－と情報が小出しにされてきた後にようやく来ました…が、さすがにこの名前は！

東武バス－12/18「ミッドナイトアロー　アーバンパークライン野田」線の運行開始について

柏から路線名通り東武アーバンパークラインこと野田線沿線を経由して川間駅までという路線。野田線最終(柏00:26発七光台行)より遅い柏00:40発は上野00:11発の常磐線快速接続が可能、加えて流山おおたかの森駅では秋葉原00:18発のTX最終守谷行到着(00:49着)から11分接続と余裕を持たせての01:00発をウリにしています。ちなみに柏市内では高田車庫方面の深夜バス最終が00:10発(柏の葉公園行)ですからこの辺りも福音になりそう？　一方で野田市内ではこまめに停まる印象も道路の都合で駅前には入り込めない感じも…この辺りの評価も気になるところですね。
それにしてもこの名称－だったら岩槻線や岩槻・春日部線も枕にしないと、春日部線はスカイツリーラインを戴いて…なんて。

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ここで東武バスの深夜急行バス展開を振り返ると、勃興期の1989/12に川越線を新設してから、東急・国際興業などと並び「ミッドナイトアロー」の統一名称を今なお堅持、1990/02に柏線、/09には東京都交通局と組んでの春日部線(1994/04に東武単独化)と開設後は低迷期をじっと我慢の子で耐え、再興期の2003/12に吉川・三郷線、2005/12に岩槻・春日部線、2006/12に久喜線、2008/04に東松山・森林公園線、/12に伊奈・内宿線と埼玉県内路線を拡充、大宮・川越線(2007/12～2009/02)や和光・志木線(2008/12～2012/10)などの整理もあったものの、2010年代は停留所新設や延伸など地道な利用促進策を図っている印象、現状系列3社で上野と大宮発各2、池袋、有楽町、川越、春日部、新越谷、そして柏発各1の計10系統は京成系に次ぐ大所帯です。

その意味で、ミッドナイトアローの冠こそ得なかった千住大橋駅00:00発～北千住駅00:10発～花畑団地線という新路線もなかなか気になる存在。てっきりポールを置いた羽田空港連絡バスとの接続考慮も？なんて思ったものの、直近の着便は23:28着、更に云えば00:03着(北千住00:08着)もあることから、京成本線接続としても勢圏的にどうなのかな…なんて。

東武バス－12/19「千住大橋駅～北千住駅～花畑団地」線の深夜バス新設について