tw
top

  • 取手駅平日深夜発着時刻
  • 23:52 勝田行(終電)
  • 23:55 (東口発)井野団地行
        江戸川学園行
    取手駅西口
  • 00:00 上野発
    00:03 水海道行取手駅西口
    00:07 上野発
    00:08 上野行(終電)
  • 00:16 上野発
    00:19 水海道行(終車)
    取手駅西口
    00:22 土浦行(終電)
  • 00:24 松戸行
    00:28 上野発
    00:36 松戸行
  • 00:40 ※守谷・水海道行
        上野発
    取手駅西口
  • 00:47 松戸行(終電)
  • 00:51 上野発
  • 01:00 ※土浦行
  • 01:05 上野発(終電)
  • 01:15 土浦行
    取手駅西口
  • ※は金夜祝前日深夜のみ
深夜輸送力

トップページ企画一覧BBS(電子掲示板)新常設板ログ一覧>中量板過去ログ2014

(過去ログNo.)
MiniRepo

取手駅西口前発深夜バスを見る

投稿者---551planning (2014/03/31(Mon) 11:15)

最近、関東鉄道が深夜バスの強化を図っています。もともとミッドナイトつくば号(2004/07~)やミッドナイトみと号(2010/09~)など、高速路線での深夜便を手掛けていたところ、一昨年あたりから地場での新規路線を手掛けています。
  2012/10/19 守谷駅東口(01:10発)→研究学園駅間で金夜便実証運行(2013/02/01定期化・つくばセンター延伸)
  2013/08/01 「ミッドナイトかしま号」運行開始(東京駅八重洲口23:40発)
  2014/01/14 つくばセンター→筑波大学中央間で高速バスつくば号3便(23:25・00:05・01:15発)の
         深夜運賃途中乗車対応開始
  2014/02/14 取手駅西口(00:40発)→守谷駅西口(01:15発)→水海道駅間で金夜便運行開始

守谷つくば便も気になっていたところに取手水海道便登場と…実見としての理想ルートは取手から守谷経由でつくばに向かうものですが、誤乗防止もあるのか水海道便が西口、つくば便が東口と分かれていてちょいとリスキー。となると、取手駅から出ているもう1つの老舗路線に乗ってみよう-となったのでした。


北千住23:17発の取手行快速で常磐線を下る。こんな時間に乗るのは初めてだが北千住場面は予想通りのギュウギュウ詰め、嘗てメトロ東西線に揉まれた身としてはさほど苦はなかったが、松戸で立客にも余裕が、柏・我孫子でさっと汐が引き、取手到着時には着席定員以下といった感じに。過半が後続の勝田行終電をホームで待つ様子、東口と西口へは経路が違うため東口方面は見そびれたが、西口改札口に向かう流れはさほど多くない。パラパラと関鉄常総線連絡口を駆け抜ける人も、常総線は水海道行があと2本ある。取手駅西口
ところで関東鉄道はPASMO対応ながら、全国相互利用サービスには非対応-その注意書きの垂れ幕には気付いていたのだが、改めて画像を見ると、改札左手に守谷水海道深夜バスの告知も!コレには気付かず。外の改札周辺には深夜バスの告知を見掛けなかっただけにしっかりと見ておけばよかったなと。

JR改札を抜けて先ずはバスロータリーへ。比較的小振りなスペースにのりばは5つあり、駅舎側に1番:江戸川学園方面路線と2番:JAとりで総合医療センター行路線、道路を挟んで北側ミスタードーナツ前に3番:守谷駅東口・谷田部車庫方面路線、その先に4番:キャノン取手事業所行従業員バスと取手競輪場送迎バス、5番:取手市コミュニティバス「ことばす」が発着。ちょうど1番のりばから23:55発江戸川学園行最終バスが20人超といったところで出発していった。関鉄の取手発深夜バスは西口発で江戸川学園行2便、東口発で井野団地行が2便深夜バスを運行してきたがいずれも24時前で終了、それに合わせてというわけでもないのだろうが、駅前の西友やミスドも24時閉店となっており、駅ビルのセブン-イレブンに人が流れてゆく。
残る深夜バスはというと、JRバス関東の「深夜バス土浦リレー号」が1番のりばから、そして新設の関鉄守谷水海道線はというと…特段案内が見当たらず。のりばを巡って3番から出発と見つけたが、時刻一覧に記載されている程度だった。そもそも関鉄Webでもちょこちょこ誤植が見つかるのはいただけないものと(深夜バス一覧で東口発の井野団地行が西口となっていたり、取手駅発着一覧で守谷水海道深夜バスは1番からとあったり…重箱の隅をつつくようでアレだが)。

00:03発の水海道行列車を北側陸橋から見送るが座席が埋まる程の乗り、100人は下らなさそうか。ちなみに上野行は00:08発が最終(00:49着)、その後に松戸行も3本あって、酔客や残業帰りと思しき人がパラパラとホームに向かう姿も。各終電時間が近づくと、改札の女性駅員が案内放送を行っていた。この日の常磐線は順調そうで、接続列車から30人ほどが連絡改札を駆け抜けて00:19発水海道行終車が若干の遅れで出発した様子。間に合うかのギリギリで壮年男性が関鉄改札にやってきたものの、駅員がやんわりとお断り。さしてゴネることもなく駅外へと向かっていったがさてどうすることやら。00:22発の下り土浦行終電は2分程の遅れで出発、西口改札からは100人程が家路を急ぐ。

取手駅西口

ペデストリアンデッキからロータリーを見下ろすと、ちょうど守谷水海道深夜バスが3番のりばに到着していた。昨年導入されたロングボディのワンステップ車で、日中は谷原小学校スクールバスに使われている由。運賃箱を装備しており筑波山シャトル臨時便などにも供されるそうだがある意味うってつけの登板かと、深夜バス充当も見越していたのかどうか?
2人乗務だがうち1人は運行乗車確認の様子。待っていた2人が乗り込み、更に接続列車が到着してからはパラパラと数人が加わると共にこんなバスがあるのかという感じで数人が乗務員に声掛け。うち男性1人が「土浦行きですか?」と尋ねたのに対し違う事に加え『あったっけな…分かりませんね』との旨返したのには…仕方なく乗り込んだ男性だったがなおも戸惑った表情でいたので、当方思わず声掛けして1番のりばに誘導したのであった。八重洲や有楽町でも時たま出会す光景ながら、競合路線というわけでもなく、深夜バス土浦リレー号は2007年運行開始の古株でもあり、せめて地場路線の状況くらいは押さえておいてもらいたいもの。ともあれ、最終的には12人乗車で出発と相成ったが、出発時も添乗氏が一応周囲を見渡したものの『出発します』等発する訳でもなく、静々と…不慣れとしてしまえばそれまでだが、もっと貪欲さがあっても-とは余計なお世話かな。

上野からの終電2本前は数分遅れての到着、やはり100人弱が改札から出てきた。それにしても当方到着時からロータリーで目立つのが出迎えのクルマ。文字通りひっきりなしとしても大袈裟ではないかと。そしてこの時間になってくるとタクシー待ちの列も長くなってきた、というかタクシーの総数が少ない感じの様子。3月最終金曜日ということもあるだろうが。取手駅西口
守谷水海道行出発前からこちらも列が形成されていた1番のりばの土浦行はタクシー待ちを遥かに上回る列に…と、このクルマが現れてあっという間に吸い込んでゆく。東急バスから2012年移籍とのことだが1999年式だそうで、満載の影響もあるのか、その身を軋ませながらゆるゆると出発していった。ところでこの便は金・祝前日深夜のみの増発便。「2008年7月1日改正」との文字があるポールを見ると、00:35発藤代行も当時はあった様子、白インキの修正ペン?で消されているのがなんとも…何時頃なくなったのだろうか。

※土浦リレー号藤代区間便は2008/04/01新設、2009/04/01廃止。

暫くしてこんどはハイブリッド車が。愛知万博輸送用として導入された2004年式の元JR東海バス車で2010年移籍だとか。当方含め先発便を避けた10人ほどが乗車。先発便の運転手氏も携帯電話を使っていたが、どうやら営業所に常磐線の運行状況を確認していた様子…と、先程案内放送をしていた女性駅員が現れて、下り最終遅延のため出発を5分遅らせてほしいと伝達。この辺りはさすが同系の誼といったところだろうか、当方は過去横浜駅西口の相鉄深夜急行バスでも見掛けたことがあるが、大半は接続考慮はなされていないものと。出発間際となってパラパラと乗車があり、先発便までとはならなかったものの立客も出ての総勢46人にて出発となった。

深夜バス土浦リレー号
より大きな地図で 深夜バス土浦リレー号を表示

バスはR6を北上、途中から旧道に入って駅北口と150m程離れている藤代で16人が降車、立客もほぼ解消した。各バス停には律儀にポールが立っていたが、これが他では見た記憶のないスモールサイズ。自動車学校スクールバス等でもありそうな低さだが、御丁寧に丸型表示部分まで縮小されているような。
小貝川を渡り、右折して常磐線を越えると佐貫駅入口、駅からは300m以上離れているが8人が降車。関鉄竜ヶ崎線踏切を渡ってこちらも駅にほど近い佐貫二丁目でも5人が降りた。竜ヶ崎ニュータウン内はこまめに停車、ニュータウン中央と若柴公園で各1、長山中学校で2人、長山七丁目で1人が降り、車内に残るは12人に。
牛久エリアでは神谷市営住宅で1人を降ろした後、2008/07改正で経由化したという牛久駅東口で8人が降車、残るは3人となった。r272からr25、r48と県道番号が変わりながらの1本道を北上してゆくが、その先の牛久・阿見エリアでは降車なく、開発進むひたち野うしく駅には立ち寄らず最近の牛久運動公園バス停とも600m以上の距離。荒川沖駅とも二区西バス停が500m弱程離れている。

土浦駅東口

土浦市に入って小岩田団地と霞ヶ岡で男女各1人降車し最終コース。男性1人が乗り通して土浦駅には数分遅れの02:30過ぎ到着となったが、東口にはスーツ姿の男性が数人…うち1人が「これはひたち野うしく駅行ですか?」と聞いてきたのには驚いた。実は送り込みを兼ねてか土浦23:30発のひたち野うしく駅行便があるにはあるのだが、当然ながら3時間前の話。『いや、これはもう車庫に帰るやつです』と返されて少し落ち込んだ表情を見せていたが、どうもタクシーが全く現れない様子。その後携帯電話で連絡を取っていた別の1人が「あと7分で来るって」と伝えていてなによりだったが。
当方は始発まで西口近くのネットカフェでビバークしたが、東西自由通路にも終電を逃したと思しき人がちらほらと座り込む姿が。西口ロータリーには何件目のハシゴかという若者グループ数組が嬌声を上げて賑やかなこと…。


先ず「深夜バス土浦リレー号」、金夜の増発運行を含め定着ぶりを伺うことができましたが、ロータリーがあってもひたち野うしくなど駅前に入らないのは拘り、なんでしょうか。それこそ土浦発便でロータリーに入っており、経由しても5分も所要時間は変わらないものと。無論地元利用が圧倒的でしょうから特段問題ないのでしょうが、荒川沖なんかも最寄バス停に副名称を付けるなどしても、なんて。
あとはそれこそ藤代便復活なんてのも? 現状常磐線取手発が23:52発勝田終のあと00:22発の土浦終まで30分空いており、この合間に佐貫まで、可能ならば竜ヶ崎NT方面まで足を伸ばして穴埋めするテもあるような…運用面が厳しいですかね、それこそ関鉄の出番となってしまうかも。ちなみに関鉄は佐貫駅東口からは竜ヶ崎NT方面白羽台一丁目行深夜バスが勝田終と接続する00:06発を平日に、土浦終と接続する00:40発を休前日に運行していますが、こちらは運賃1.5倍なんですね。あと守谷発の2系統でも1.5倍と、取手発との価格差はなにか理由があるのかどうか。運行開始時期でしょうかね。

その関鉄ですが、2月運行開始にしては取手駅前でのアピールが乏しいかと。それこそのりば的には1番に揃えてもらいたいですし、乗務員の声出しやバス車体へのアピール1つだけでまだまだ変わるのでは、とは素人考えでしょうか。無論常総線車内であったり、守谷からの状況を確認したわけではないので宿題とさせて頂ければと思いますが、ともあれ守谷、つくば、そして取手と新手を見せてきている関鉄の展開には期待しております。

佐貫発関鉄深夜バス最終便が平日毎日運行に

投稿者---551planning (2014/07/12(Sat) 15:06)

別件でたまたま関鉄サイトを見て気づきました。

基記事MiniRepoでも触れていますが、佐貫駅から竜ヶ崎NT方面に深夜バスを3本運行、うち土浦終と接続する最終00:40発は休前日運行だったのを07/14深夜から平日毎日運行に変えるそうで。「現在、大変ご好評をいただいております」とあるのは常套句にせよ、ついニヤけてしまいますね。


最新情報は【検証:】Wiki-深夜急行バス「大全」?にて
ご意見は【検証:】常設板までどうぞ!

上に戻る▲

テンプレートのpondt