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(過去ログNo.)

かのツアーバスの夢幻?から3年後…「秋保釜房仙台西部ライナー」走る!

投稿者---551planning (2013/10/10(Thu) 13:38)

先の週末、思い立って南三陸へ。仙台は3月以来の訪問も、さすが東北楽天ゴールデンイーグルス優勝で華やかな感じに。気仙沼まで高速バスで…と、広瀬通でちょいと見慣れた薄紫色のデザインをしたリエッセと離合-【検証:】では2010年に取り上げたことのあるタケヤ交通だな、と思っていると、側面に「仙台西部ライナー」なるステッカーがパッと見えてなんだろうなぁ…と。

何となんと、今年04/01からJR仙台駅西口~秋保里センター・釜房ダム管理所・国営みちのく杜の湖畔公園を結ぶ「観光アクセスバス」が運行開始となったそうな-こりゃ完全ノーマークでした。本数なんと19往復。運賃は秋保里センター750円、釜房ダム900円・みちのく公園1050円。区間乗車にも対応していますが、基本事前予約制で出発時刻2時間前で電話予約締切との記載も。運賃は乗車時にスタッフに支払いとの由。

ここで想起されるのは、2010年のツアーバス計画。ボートピア川崎送迎バスを活用するスタイルで4往復を催行する「バスネット500」、文字通りワンコイン500円というのが宮城交通路線バスの半額ということで話題を呼んだものの、結果的には若干不可解なカタチで8月運行開始直前にストップがかかり、その代わりというわけではないにせよ10月からミヤコーによる高速バス仙台川崎町線が登場したのでした。とはいえ、既存路線バスと近接した時間に設定されるなど、そもそも路線バスがジリ貧だったところに直行3往復は過剰だったのか、2012/07改正で2往復に減便され村田町経由化と所要時間も伸びることに。

で、改めて「仙台西部ライナー」を見ると、何より秋保経由になっているのが目を惹きますし多くの旅館でサイトに掲載されているのは宣伝効果が大きそう。一方で「バスネット500」で意図していた川崎町中心部アクセスとしては使えない点で区別化されたかなと。また運賃面も秋保で宮城交通路線バス(こちらは長町経由)と30円安、釜房ダムで同20円高、みちのく公園で高速バスと50円高とほぼ同等の設定となったのは文字通り“一昨年の経験”を踏まえてのものかなとも。ちなみに一部便が停車する釜房ダムといえば水陸両用バス「みちのくダックツアー」が2011/07からスタートしており連携も?なんて思っていたら、2012シーズンにダムスロープ不具合を理由に運休となっていたんですなぁ。秋保釜房仙台西部ライナー
あと、川崎町のスタンスが気になったのですが、「バスネット500」をどんと記載した広報誌には全く言及なし、サイトでは「秋保釜房仙台西武ライナー」となっているのは御愛嬌?

なおちょいと気になる点も。月曜夕方に仙台駅頭で2便見送ったのですが、いずれも車体側面には貸切との記載、前面には「路線バス」との差し込みが。一部案内では仙台宮城DCに併せた運行開始で12月末までとの記載もあることから、恐らく21条運行ということなのでしょうが、仙台駅西口発着はなんとタクシー・一般車降車場の一角。傍に貸切バス乗降スペースがあるとはいえ灯台下暗しというか…周辺をぐるり見回したものの、バスポールや掲示の類はなし。まあ事前予約制ですし飛び込みのいちげんさん利用を狙っているわけではないのでこれで十分ということなのでしょうが。ちなみに他所にはしっかりとしたポールもあるようで。
なお、18:00発便は出発時刻から気持ち遅れての到着、地元の方と思しき2人がスルりと乗り込むと直ぐに出発してゆきました。秋保の方なのか川崎の方なのか。ちなみに終点みちのく公園閉園時間には300m北方の川崎BP沿いにある「秋保釜房仙台西部ライナーバスターミナル発着」となっている由、P&Rをやっているのかもしれませんねぇ…うーんこれは早急に機会を作らねば。


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