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special202 続・「さいたま市」の交通網 ≪鉄道網の過去現在未来≫
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下記内容は予告なしに変更することがありますので、予め御了承下さい。 |
その14 浦和駅改良工事 投稿日時: 2001年5月17日 03時20分 |
└その14(2)東北高崎線西川口〜大宮を方向別に └あれ? └Re: Re、れ? └東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが… └東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが…もちろんいいです! └Re:東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが…もちろん! └赤羽駅の思いで └Re: 赤羽駅の思いで └埼京線 └埼京線との関係ですね |
みなさん、こんばんは。
今日は、「さいたま市」の既存交通路改良についての主張です。ほんとは、他の掲示板の話題かもしれませんが、さいたま繋がりということでおつきあいください。
ご存じの通り、市内にはJRの大路線の東北本線が南北に通っていますが、これを改良する計画が進んでいます。
ほとんどできてしまっているであろう、この計画をどの様にしたらいいかという思いつきをメモしておきます。東北本線には、電車線(京浜東北線)・列車線・貨物線の3つの複線がならんでいます。この3複線区間は、1960年代中盤に建設されたもので、当時は大宮〜赤羽間の列車電車貨物を分離する目的に建設されたものでした。ですから電車線=京浜東北線が輸送力を担当し、列車線が長距離高速輸送を担当し、貨物線が長大重量貨物列車を担当するという役割分担でした
電車線には浦和電車区、列車線には(都内になりますが)尾久客車区、上野駅、貨物線には大宮操車場、隅田川駅という東京から北の各線の輸送のための施設がそれぞれあり、3つの複線は独立した路線といってもよいものでした。
完成以後30年の間に、輸送形態は大きく変わり、東京外環状貨物専用路線として武蔵野線が開業、新幹線の開業により長距離列車が無くなり、埼京線の開業で大宮〜池袋等副都心への人の流れが拡大することになったわけです。
この10年来、さいたま〜東京の副都心間の需要が拡大しており、貨物線からは各路線へ直通できるという施設を生かし民営JRの新商品開発の一環として、新路線の設定が期待されている所です。さて、「さいたま市」の計画は、この東北線を浦和駅中心に、前後1km程度を高架線にするというもので、浦和駅東口整備と共に県庁へのアプローチの駅として整備しようというものです。
この整備によって解決する問題は、浦和駅前後の市街地分断を解決することと、貨物線に浦和駅ホームを建設するということです。他にもあるかもしれません。
このこと自体には異論はありませんし賛成です。そこで、ここからが主張です。できることなら、浦和〜大宮間の列車線と貨物線を方向別複々線として整備してほしいのです。
この改造をするには、浦和駅の改良だけでは済みませんから、もちろん予算もたくさん必要ですし、周到な準備が必要になります。改造する地点は、浦和駅付近、さいたま新都心駅前後、大宮駅の3カ所の配線などです。●浦和
まず、浦和の改良ですが、地形的に、南浦和から北浦和にかけての東北線は大宮台地へ上っていく登り勾配ではあるのですが、勾配を緩くしなければならない貨物線でも、敷地の都合上、浦和駅舎上を通過するにも関わらず、貨物線の条件である10パーミルで収まっているようです。
京浜東北線電車線は電車専用線で、勾配は33パーミルまで許されているはずですから結構自由に設計できそうです。
高架化に際して問題になる道路跨線橋は、南浦和の武蔵野線高架から北浦和駅手前の新浦和橋の高架までありませんから、この間でデザインしなければなりません。浦和駅をどの様にするかで、いくつかの配線デザインを考えました。1 3路線とも浦和駅で水平に並列(たしかこれが現在推進されている)
2 列車線を現在の貨物線のレベルへ上げ、京浜東北線をその上へ置く
3 貨物線を現在の列車線のレベルへ下げ、京浜東北線をその上へ置く
4 列車線を現在の貨物線のレベルへ上げ、京浜東北線をその下へ置く
5 貨物線を現在の列車線のレベルへ下げ、京浜東北線をその下へ置く2〜5の案は、浦和駅の線路敷地の幅がせまいため、貨物線・列車線・電車線を並べると線路敷地を拡張しなければならず、お金がかかるのでは?という素朴な疑問からです。まあ、もちろんトータルのコストの問題ですので、敷地を広げ単純に高架線を作るというのが一番お金もかからないのかもしれないでしょうけれど。
武蔵野線高架をくぐったところから、列車線貨物線の勾配を上げ、路線別から方向別へ配線をクロスさせ、電車線も南浦和引き上げ線が終わったところから勾配を上げれば浦和駅に着く頃には、2案の場合、電車線が3階、方向別となった列車線貨物線が 2階、1階は自由通路やレンタルスペースとできるでしょう。2階と3階の間に中3階を置けば、乗り換え通路もできるでしょう。3〜5の案では南浦和〜浦和間の各路線の上下の組み合わせが変わりますが、おおむね2案と同様な浦和駅の構造にできるでしょう。また、この区間は、台地の谷をつめる立地ですから乗っていると分かりませんが、築堤の部分もあるので、10パーミルでも立体交差ができるのです。くぐるときに下がればいいのです。側道とくぐって横断する道路のガードの改造が必要ですが。
また、もっと手前の川口〜西川口間にのこる、本線を乗り越え旧川口貨物駅(サッポロビール工場など)へ西川口から分かれる貨物線跡の一部を使えば、列車線と貨物線の配線のクロスができます。更に、敷地が余っている蕨駅に列車線のホームもつくれます。これは蛇足?●さいたま新都心駅付近
それから、「さいたま新都心」駅の貨物線にもホームを造る必要があるのですが、ここは大改造が必要になります。
まず、武蔵野線のトンネルの出口を1線分づつずらす必要があります。次に新都心駅にホームを増設します。新都心駅は、貨物の大宮操車場駅を挟み込む両側にホームを配置する形となり、一体にする必要が出てきます。さらに操車場北側で外側線・内側線・貨物線をクロスさせ(既設の施設使用)、以下に書く大宮駅の配線に対応できるようにすればいいわけです。武蔵野線〜東大宮入出庫
貨物線〜高崎線
列車線〜東北線という風に流せるように配線できれば言うことなしです。
●大宮駅
3番線から11番線までが列車線貨物線のホームですが、5番線と10番線が貨物通過待機線ですから、3/4番ホームを東北線からの到着(現状と同じ)、6/7番ホームが高崎線からの到着・折り返し(これも同じ)、8/9番ホームが東北線出発・折り返し、11番(12番も作れば?)ホームが高崎線出発というふうに振り分ければ、東大宮入出庫・武蔵野線折り返し(これは東大宮までいってもいい)も含め、各路線に対応できると思います。貨物の5番線と10番線からは高崎・東北、出庫・入庫、内側・外側両線へも運転できるように配線できるでしょう。こんなに作ったらずいぶんお金がかかるでしょうね。このパズルのよりよい答えを求めます。ご意見をどうぞ。
乱筆ご容赦。
その14(2) 東北高崎線西川口〜大宮を方向別に 投稿日時:
2001年5月20日 22時48分
あれ?
Re:
Re、れ?
東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが・・・
東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが・・・もちろんいいです!
Re:
東北高崎線の方向別化なら赤羽〜大宮のほうが・・・もちろんいいです!
赤羽駅の思いで
Re:赤羽駅の思いで
埼京線
埼京線との関係ですね
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その15 埼京線の可能性 投稿日時: 2001年5月17日 03時20分 |
└その15(2) 埼京線大宮駅 └新宿池袋の埼京線 └Re:新宿池袋の埼京線 └埼京線新宿駅方向別改良? └Re: 続・「さいたま市」の交通網 その15 埼京線の可能性 └Re: 埼京線の騒音緩衝帯 └Re: 埼京線の騒音緩衝帯 |
みなさん。こんばんわ。
次は埼京線についてです。「JR最強の埼京線」ですね。路線の概略ですが、大宮から池袋までが独立した路線と言っていいでしょう。大宮から西へ向かい川越線となり、池袋から現在は恵比寿、先には大崎、さらには臨海線へ乗り入れ新木場までの計画ですか。新木場〜川越までが一体となった路線となりますね。池袋以南では、東北本線からの貨物線を合流し、新宿では中央線とホームを共用し、大崎では品鶴貨物線〜横須賀線へのルート、品川駅(東海道線東京方向)へのルートに分かれます。新木場では京葉線にもつながるのでしょう。川越以西は高麗川まで単線の川越線となりますが、路線は川越〜八王子という運転系統になりますね。大宮から高崎線の宮原への延長計画もあります。大宮地下駅をでて、すぐに高崎線と合流できるようになっています。宮原までの複々線用敷地が現在確保されつつあります。
埼京線大宮〜赤羽間は東北本線の高速別線(120kmは可能でしょう)として新幹線に併設されているわけですが、この区間に追い越し可能駅が3つもあるのは大きな可能性を秘めていると言えます。また、現在は完成していませんが、追い越し駅は15両の停車が可能です。
さいたま市と東京の間に4本の複線が確保されているということは、大変な輸送力ですね。この4複線が収束するのが大宮駅であり、赤羽駅であるのです。現在の路線系統では、川越線〜埼京線〜山手線西側、高崎東北線〜山手線西側、高崎東北線〜上野のりかえ山手線東側、京浜東北線〜山手線東側という流れになっているわけですね。宮原での高崎線との直通が実現すれば、高崎線〜埼京線〜山手線西側という系統も実現するわけです。現在の埼京線の運行は、まだ、余裕があるようです。これは池袋以南の線路容量の限界があるからですね。信号システム(ATS-Pですか?)が、成田EXから電気機関車まで種々の列車に対応できるようになっているのでしょうから、一番遅い列車に合わせることになるのでしょうか。それに、貨物列車が走る路線は信号の間隔が長いはずですね。かつては600mと聞いたことがあります。池袋〜大崎間はどうかわかりません。武蔵野線は現在でも600mですね。ですから電車の運転間隔もこれに拘束されるのです。でもそれだけ高速化できそうですが。
池袋〜川越間は同じ種類の電車(205系ですね)で統一されていますから、ダイヤもわかりやすくできそうです。快速用に高性能な電車を導入して、高速通勤輸送(130km運転!)に挑戦してもいいかもしれませんね。ダイヤ研究の掲示板でも話題になりましたが、昼間快速20分間隔はどうなのでしょう?乗ってみると乗客の数はおおむね合っているのですが。各駅停車で追い越されないのがあるのはあまり面白いものではないですね。7両ぐらいに車両数を減らしても昼間の快速と各駅を1対1にしてほしいかな?無理か。朝夕を14両にしてラッシュを捌くこともできます。快速停車駅が15両対応になったらできます。
それから、成田EXも埼京線で大宮へ行ってほしいですね。池袋〜大宮間のタイムレコードに挑戦してほしいです。現在貨物線経由で21分ですね。ノンストップなら2〜3分縮むかな?赤羽や武蔵浦和に停車でき、集客できるかもしれません。この場合通勤快速と同じ24分ぐらいになるでしょうか。
これ以上詳しいところは、ダイヤ研究室の掲示板の皆様へバトンタッチしましょう。
宮原までの複々線ができれば、高崎線から埼京線への系統も運行できます。これを快速として池袋以南へ運転すれば、武蔵浦和乗り換えで県北と県南東西両地域(所沢・越谷)の利便性が拡大します。大宮〜武蔵浦和・西浦和間の武蔵野線貨物線の活用も、次の投稿で考えてみましょう。夜も更けてきました。今宵はこのへんで。乱筆ご容赦。
その15(2) 埼京線大宮駅 投稿日時: 2001年6月1日
02時09分
新宿池袋の埼京線
新宿池袋の埼京線
埼京線新宿駅方向別改良?
Re:
続・「さいたま市」の交通網 その15 埼京線の可能性
埼京線の騒音緩衝帯
埼京線の騒音緩衝帯
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2004.11.06 Update | |||||
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