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(過去ログNo.)

やはり難しいか?“平成のムーンライト便”-

投稿者---551planning (2013/08/28(Wed) 10:48)

SKYの10/27~ダイヤが発表されましたが…。

2011/03/27から運航されていた、新千歳発羽田行“日跨ぎ便”がなくなっています。新千歳を22:40に出て羽田には00:25着。東京モノレール・京急ともに終電終了、TIAT発深夜バスこそあるものの、国内線T非経由とあっては乗継は絶望的と、利用層は相当限定されるとはいえ、途切れず設定されていたことからコアな利用を確保していたかと思ったのですが。
SKY深夜便は羽田那覇線を皮切りに【検証:】でもリポートした北九州羽田便、中部羽田便と展開。2011年夏季には中部那覇線も設定されていましたが、東名間航路復活と話題になった羽田中部線はわずか3ヶ月で消滅、執念の路線開設であった羽田北九州線も2012/09限りで運休に。羽田那覇線も今年03/31から季節設定と縮小しており、新千歳便消滅でSKYの深夜便戦略はほぼ潰えることになるのでしょうか…。

これで国内線の深夜便はパイオニアでもあり、こちらも紆余曲折があったものの現在まで生き存えているSFJ95便(羽田22:55→00:45北九州)のみに。去るGWにADOが羽田21:30→23:00新千歳23:00→00:40羽田をテスト運航し、新千歳側でJR最終に間に合わないと札幌までの連絡バス接続運行などという話題もありましたが、その後の展開は現時点で特段無い様子…結局2次アクセスがどうしても課題となるわけですが、羽田も国際線強化の流れや政府の成長戦略如何では24時間化がより実のあるものとなりそうなところ、素地が揃えば-という気がしているのですが。

ところでこんな話も。

ANAでは2004/07から羽田佐賀間に深夜貨物便を運航、当初は旅客機だったのが2006/02の中部佐賀線就航にあわせ貨物機を投入。その後羽田D滑走路工事や経済情勢等から、現在は羽田01:05→02:55佐03:55→05:00関西という変則運航となっていたのを、来年2月からB787旅客機を羽田佐賀間往復運航に切り替え、浮いた貨物機を2009/10から注力している沖縄貨物ハブに振り替えて強化を図るというもの。
羽田佐賀線のダイヤは今回発表こそされていませんが、今年が開港15周年でもある佐賀空港といえば県を挙げてLCC誘致を図っていて、9月からは春秋航空上海線接続の直行高速バス福岡線も運行開始となるなど活発化、東京線の5便化も要望が出ているという意味では、この深夜便を旅客運航なんてどうですかね?当然ながらニーズとコスト見合いになるわけですが、それこそLCC的地上運用スタイル(TIATで受付しランプバス移動で国内線Tを使わないとか、旅客手荷物受付制限等々の方策も?)でやってみるというのも…そんな甘いもんじゃぁないでしょうが。

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夏の銀河は煌めくか?「ANAギャラクシーフライト」発進

投稿者---551planning (2014/04/27(Sun) 10:41)

満を持して、ということでしょうか。

ANAでは現在、旅客機の床下貨物スペースを活用したベリー便での深夜貨物定期便「ONE」を、羽田~佐賀線をB787で、羽田~新千歳線をB737で各週5便運航、また羽田~那覇線ではB737/787を週6便運航しています(この他羽田~関西、羽田~中部、関西~那覇で深夜帯貨物機運航)。随分前から旅客輸送可能性を夢想してきた当方、ようやく実現に至り勝手ながら感慨をば…。

にしてもいろいろと制約があるもので。

  • 羽田空港は有人カウンターのみでの搭乗手続、締切は30分前に(那覇空港ではスキップサービスおよび空港自動機器利用可能)
  • プレミアムクラス非販売、非開放 また販売座席数も一部制限を設ける予定
  • ペット預かり不可

また、リリースでも『羽田を昼間時間帯に運航するアジア便と双方向での乗り継ぎが可能』と謳いながら、乗継については那覇→羽田間利用後の国内線以外のスルーチェックインは不可となっています(リリースにも「羽田空港にて国際線とのお乗り継ぎの場合、別途国際線のご予約並びに羽田空港におけるご搭乗手続きが必要」との注記が)。

羽田00:00→02:30那覇04:40→07:00羽田、07/18~08/31の月曜を除き運航で旅割60で9700円~となっていますが、対するカタチとなるSKYは同期間の日曜(事実上ANA便と同日)を除き運航で那覇22:00→00:05羽田、羽田22:55→01:40那覇を設定、SKYバーゲン60で8500円~です。
なお、那覇到着後の公共交通機関の運行はないとのことながら、深夜便専用のレンタカーやホテルの特別プランを現在企画中との由、この辺りも気にしておきたいなと。

東京でのお仕事終了後にそのまま沖縄に向けて出発して少しでも早く到着したい、できるだけ長く沖縄に滞在して早朝に東京に戻ってきたい等、お客様の旅行・ビジネスニーズや移動パターンは多様化しています。今回、新たに深夜便「ANAギャラクシーフライト」を設定することにより、ダイヤのバリエーションが増え、お客様の幅広い旅程の組み立てが可能となります。

なかなかソソられるリリース内の文言ですが、そういやADOの新千歳深夜便なんて試みもありつつ、ANAのベリー便活用が更なる展開を生むのかどうか、今夏は夜空を近くから見上げてみたいなと思っております。

画竜点睛を欠く案内。

投稿者---551planning (2014/07/16(Wed) 06:57)

つい先日、ANAギャラクシーフライト搭るんでしょ?と聞かれて回答に窮した当方ですが(諸々タイミングを逸してまして…夏の終わりにでも、かなぁ)、コッチも気になってますよ。

昨年GWの3日間、道庁キモイリで突如試行されっきりだったADO深夜便が帰ってきます。お盆の3日間と9月の3連休2日間の計5日運航で、前回は羽田21:30→23:00新千歳23:00→00:40羽田だったところ、今回は羽田21:30→23:05新千歳22:00→23:40羽田と、羽田行最終便がより使い手のある感じに。課題の2次アクセスについて新千歳からの札幌都心行バス特別運行が今回も用意されたほか、搭乗券提示でA駐車場1時間150円分無料サービスも。上記サイトでは『深夜便でも便利にご利用いただけるよう、札幌都心行きと羽田到着時の各方面へのアクセスや、エア・ドゥをご利用のお客様限定のお得なホテルプランもご用意しております』とまとめて紹介しているのですが…これがなんともはやな。

バス紹介では、札幌都心行特別運行について北海道中央バスと北都交通のサイトリンクを貼りつつ、あくまでも『運行ルート・降車場については、各社WEBサイトをご覧ください』として、『時刻表には本特別運行バスの運行時刻に関する記載はございません』と。羽田到着後の案内についても『深夜運行バスの発着は羽田空港国際線ターミナルからのご利用となりますのでご注意ください』としてターミナル間無料連絡バスと東空交・京浜急行バスのリンクを貼るのみ。
前者については仔細が未だ決まっていないのかもしれませんが、せめて後者については無料連絡バスが2TB00:02最終、その後は新宿・池袋、渋谷、品川、横浜ほかあるものの到着時刻、手荷物受取等によって微妙な上に、TIATは一旦2Fを経由しないと…という辺りまで含めてもらいたかったもので。というか、好い加減TIAT発深夜便の国内線T経由化がねぇ、と。

なお前回の札幌行特別運行は3日間とも北都交通が担当したのですが、『通常の路線バス最終便と比較しても、利用者は多く、当初の想定を上回っていた』そうで。であるならばこそ、より細かい2次アクセスの情報提供があってもと愚考するのですが。


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