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(過去ログNo.) |
NAA、「簡易宿泊所」設置検討!
投稿者---551planning (2013/08/17(Sat) 17:02)
NIKKEIなのは差し引いて。
成田国際空港会社によると、空港内の宿泊者はLCC就航前は1日10人程度だったが、昨夏の就航後は50~60人に増加。今年の夏休みシーズンに入ってからは、150人前後になる日も珍しくないという。
空港では午後11時ごろに宿泊を希望する人数を確認し、開放するエリアを決定。同じ場所に集まってもらうことで夜間の警備を効率化している。今夏に入ってからは、宿泊者が横になれるように肘掛けのないベンチを増設した。
テナントに協力を求め、昨年夏から一部の飲食店や売店の開店時間を午前5時に繰り上げ。今年7月には新たに24時間営業のコンビニも入った。今後、簡易宿泊所の設置も検討しているという。
警備員が巡回しており、宿泊者の増加による大きなトラブルはこれまでのところ起きていない。オープンスペースで不特定多数の人が寝泊まりしている状態なので、空港会社の担当者は「荷物の管理だけはしっかりとしてほしい」と話している。
早朝便待ち成田空港内で宿泊 LCC就航で急増〔日経 2013/08/17〕
ちなみに東京新聞でも少し前に。
百人以上が滞在する日もあり、成田国際空港会社(NAA)は警備などの関係で禁止していた未明の施設内での出発待ちを容認。二十四時間営業のコンビニも誘致するなど対応に追われている。
バス会社には、午前六時までに成田空港に到着する東京都心発の高速バスの増便を働き掛け、課題とされるアクセス改善にも力を注いでいる。
羽田との競争が激化する成田にとって、需要拡大が期待できるLCCは「旅客増の切り札」。早朝便の利用が進めば路線拡大も見込める。NAAの荒川武執行役員は「選ばれる空港になるため、LCC利用者への側面支援を続けたい」と意気込む
成田空港夜明かしOK LCC早朝便 旅客を支援〔東京 2013/08/10〕
そうそう、NAA自身もリリースしてます。タイトルに瞠目?。
この夏、深夜早朝の成田空港がさらに便利になります。駐車場の早朝割引や、シャワールームのオープン時間変更。また24時間オープンのコンビニで、お買物もいつでもOK。さらに空港へのアクセスもますます充実しています。
成田空港はこれからも、お客様にご満足頂けるよう、サービス向上に取り組んでまいります。今後もますます便利になる成田空港にどうぞご期待ください。
NAA-深夜早朝の成田空港がますます便利に!! いつでも快適にご利用頂けます。
※上記記事、リリースはいずれも一部抜粋
駐車場早朝割引は、出発当日(0時以降)にP2駐車場に入庫した6・7時台の早朝出発便利用客対象に、駐車場出庫時に搭乗券提示で24時間分(普通車通常料金で2000円)を割引するというもの。
制限エリア外のシャワールームって、1TBは2F南ウイングから2F中央部に今年3月リニューアルオープンしていたのは知っていましたが、2TBはドコに?と思ったらB1の端っこでしたか。アメニティ備品利用込で30分1000は…03:30からやってるなら使い手はありますけどねぇ。
話を戻して日経記事。肘掛けのないベンチ増設は気づいていたようないないようなでした(1F中央部のベンチが2種類になって増えたなと思っていた)が、なんといっても『今後、簡易宿泊所の設置も検討』の部分、ですよね。とにかく更なるサービス向上を目指していることは間違いないわけですが、果たして2TB内に整備可能なのか。個人的にはやはり4Fラウンジの開放辺りが落とし所かなと思いつつ、確かにB1もありだな、なんて。個人的には最近すっかり鉄道での訪問が御無沙汰だっただけに灯台下暗しというか盲点でしたが、それこそコンビニもB1のほうが良かったのではともすら?
そういや10/27就航のPeachはドコにチェックイン機能を持つのか。そして今や離れ小島的にも映ってしまうJW撤退後の1F北端スペースは…成田2TB、秋に向けて更にヒートアップしてきそうですな。
Re: NAA、「簡易宿泊所」設置検討!
投稿者---ひかる氏 (2013/08/20(Tue) 03:07)
空港では午後11時ごろに宿泊を希望する人数を確認し、開放するエリアを決定。同じ場所に集まってもらう・・・・
毎回午前3時30分にバスで到着すると、1階のすべてのエリアを開放しています。記事の「開放するエリアを決定」ってする意味ないような・・・・2階エリアは除外って意味なんですかね?
セブン-イレブンが1階に入れずに4階になった理由って「既存の営業店舗への影響を考慮」してるような気がします。セブン-イレブンが入店すれば、売り上げダウンは間違いないでしょう。
セブンの店員に「1階に看板が全く無くて、場所は友人に教えてもらった」と話すと、毎回「え?そうですか?」的な顔されます。その事実に触れるのはご法度なのかもしれません。大体午前4時過ぎに訪問するのですが、数名通路・店舗でお客とすれ違いします。口コミで少しずつ広まっているのでしょう。エレベーターが数機あるなかで、正解は「スカイマークカウンター前」って分からないですよww
制限エリア外のシャワールームって、1TBは2F南ウイングから2F中央部に今年3月リニューアルオープンしていたのは知っていましたが、2TBはドコに?と思ったらB1の端っこでしたか。アメニティ備品利用込で30分1000は…03:30からやってるなら使い手はありますけどねぇ。
私の前のベンチで寝てた20代女性2名がその話してました。「朝起きてシャワーできるといいんだけど」時間繰り上がって6時30分じゃ・・・。やっぱりLCC対応なら3時30分頃ですよねぇ~
簡易宿泊所は皆さん行ってるように「健康ランド・スーパー銭湯」レベルのものがあればいいですよね。風呂入ってさっぱり出来ますし。千葉県内の銭湯業者を当たれば、すぐ見つかりそうなものですよね。
私見ですが簡易宿泊所とある以上、都内だと南千住付近のあれをマネて建設してほしいですね。1室3畳か、洋室ベッド。それに24時間入れる風呂。トイレは各階に完備。1泊2500円レベルだと嬉しいですね。アパさんが「テストケース」とか言って、やってくれるといいですよね。
長々と失礼しました。
Re: NAA、「簡易宿泊所」設置検討!
投稿者---551planning (2013/08/20(Tue) 12:43)
夜間開放ですが、当方も泊まったことがなく23:15発東京シャトル最終前と深夜バス便03:30前後着からの実見ですが、基本的には23時過ぎに滞在者確認の職質というか身元確認が警察官からあって原則中央部を除いて消灯。03:30に再点灯、という感じでしょうかね。防犯面では自己責任が強いのでしょうが女性だけという姿も少なくなく気にはなるところ。
NAAとしては中央部出入口のみ24時間開放としていますが、2Fの駐車場連絡通路も確か開いているはずで、ソファに寝っ転がっている人もいましたし、ちゃんと警備員が廻ってました。
セブンは確かに既存店舗との絡みもあるでしょうが、2TBの構造的にそれなりのスペースを1Fで確保できないというのも大きいかと。その意味でもJW改メ“バニラ・エア”がどうするのか。国際線中心ということでJWカウンターは3Fになっていることからも、2機からというリスタート規模からしても丸々スペースが空きそうな…ただGKほかと真逆の位置関係になるので深夜帯対応としては使い辛いかな?
なお、初日には1FEV前に看板が出ていた(コレもバス到着に合わせて館内再点灯対応をする警備員が引っ張りだしていた感じ)のに、その後1Fでは出なくなったんですよね…ちぐはぐさを感じる1つです。
簡易宿泊所ですが、羽田1TBのファーストキャビンが参考になりそうな気もする一方、御指摘のような山谷レベルというか、在来のカプセルホテル・サウナレベルで確かに十分かと。ただスーパー銭湯となると設備規模的にも時間が掛るでしょうし、やはりLCCターミナル待ちですかねぇ。
用地問題の解決法、その一例として.....
投稿者---ばななめろん@HOTSPOT氏 (2013/08/31(Sat) 23:20)
551planningさん>
簡易宿泊所ですが、羽田1TBのファーストキャビンが参考になりそうな気もする一方、御指摘のような山谷レベルというか、在来のカプセルホテル・サウナレベルで確かに十分かと。ただスーパー銭湯となると設備規模的にも時間が掛るでしょうし、やはりLCCターミナル待ちですかねぇ。
本当はあまり開発しなくても十分すぎる空間が近くにあるんですけどねえ、
そう、言うまでもなく「東成田駅コンコース」です。あそこだったらちょちょっと改装すれば色々と使えるんですけどね。
ただ、既存躯体の構造だと東成田<>空港第2ビル間連絡通路が徒歩、かつ 23:15で閉鎖されてしまう状況ですし、しかもこの連絡通路を使うには検問所との絡みがあるので結構面倒だと思います。
しかしながら、実際には東成田駅構内の至る所に旧成田空港駅の遺構として店舗やら空きスペースがあるので、水周りなどは問題なし。あとは空調・換気系と塵芥系の処理をどうするか?、また空港ターミナルとの連絡を如何に楽にしていくか?、などもあるので、実際のところはあの遺構もこのまま放置プレイの状態になるんだと思います。
さすがに既存ターミナル内に小規模とはいえ宿泊施設を作るとなるとそれなりに改造が必要ですから、本当は「改造中でも特に旅客への影響が少ない場所」を用意してくれればなあ、とは思いますが。
東成田駅の空港アクセス復活がある程度成し得れば、今低迷しているシティライナー増発で対応できますし、もともと東成田駅までは複線配置ですから、ダイヤ上の余裕は十分すぎるほどあるわけで、有効活用できないものか?と思案したりするわけです。
#ちなみに東成田駅までの運賃は上野、押上ともに空港第2ビルと比較しても若干安いですよね:)。
書いてしまいましたが、別のアプローチもありますよね?
投稿者---ばななめろん@HOTSPOT氏 (2013/09/01(Sun) 09:23)
ひかるさん>
簡易宿泊所は皆さん行ってるように「健康ランド・スーパー銭湯」レベルのものがあればいいですよね。風呂入ってさっぱり出来ますし。千葉県内の銭湯業者を当たれば、すぐ見つかりそうなものですよね。
私見ですが簡易宿泊所とある以上、都内だと南千住付近のあれをマネて建設してほしいですね。1室3畳か、洋室ベッド。それに24時間入れる風呂。トイレは各階に完備。1泊2500円レベルだと嬉しいですね。アパさんが「テストケース」とか言って、やってくれるといいですよね。
銭湯が加わってしまうと保健所が色々とうるさいので、まあ、シャワーどまりかと思います。
それと宿泊施設にするとこれまたホテルと同じ基準を設けて各区画の火災報知機設置、避難訓練や避難経路の確保などなど、現実的にかなり仔細としたお話をクリアしていかないと成立しなくなってしまいますので、それであれば「初めからホテルを誘致した方が話が早い」→「それだったら既存ホテルを使えばいいじゃない?」という論調にもなりかねないと個人的には考えます。
可能な限り手を加えず、しかしながら利用者側もそれなりに納得して利用できる設備を可能な限り的確に提供する、となると、一つの答えは関西空港の「KIXエアポートラウンジ」の様に『ネットカフェとの融合』を模索するのが適切な方向性かもしれません。
●KIXエアポートラウンジ
ここはネットカフェ事業者としてアプレシオが入っており、フリードリンクもある、普通のネットカフェです。
ただしアプレシオは傾向としてお高めなネットカフェですが>一応私も会員にはなっていますけどw。
で、問題は場所をどこに作るか?ですが、LCCターミナルに作るのも一つではありますけど、実際のところ LCCターミナルなのにも関わらずその建設費用が高くなってしまえばターミナル利用料や駐機料などが上がってしまいますので、出来る限り大きな手を加えなくても利用できる設備で、かつ「空港ターミナルまで徒歩でアクセスできる」というファクターを入れた場合は、前述していますが東成田駅構内(コンコース)の一部流用、という方策を検討するのも一考なのでは?と考えています。
何せ水周りの設備は飲食店がありましたからシャワー位だったら新設まで行かなくても何とかなりますし、電車の走行音なども防音or遮音設備を入れることでプレハブ程度で何とかなるのでは?、と見込めるのが理由です。
むろん、実際には空調・換気系、塵芥処理系、その他衛生面での対応や駅設備である以上、電車終了後の区画管理対応をどうするのか?、また既存東成田<>空港第2ビル間連絡通路の通行時間緩和など、改める必要がある点は数多く残されているといえます。
しかしながら、
- 駅直結
- 空港ターミナルまで雨にぬれず、徒歩でアクセス可能
→これ重要です。可能な限り空港敷地内であることは重要ですし、前乗りでアクセスできれば、万一当日にアクセス手段がストップしたりして到達できない場合でも回避可能だからです。 - ネットカフェとしての設備および利用が可能
- 休憩設備(簡易宿泊)としても利用可能
- 簡易供食設備有(ネットカフェであればなおのこと)
※もしくはコンビニ併設でも可能。
京成の場合はファミリーマートが駅構内に出店しています>京成上野駅など(もともとは am/pmフランチャイジー)。
と、京成側を取り込んで NAAが頭ひねってくだされば実現可能性を引き上げることができる環境は整えられそうなので、現実的にそういうアプローチを目指す方法もありだと思います。
さらにアクセス手段として一つ考慮点を入れるとすれば、現在持て余し気味の京成 AE100型シティライナー車両を利用することでシティライナー特急料金+京成船橋停車、という新たなアクセス手段も開発できるといえます。
ちょうど東成田駅には旧成田空港駅時代に利用していて現在は全く利用されていないホームが残っており、かつ、駒井野信号所や成田スカイアクセスの様に途中から単線になってしまうのではなくて東成田までは複線の上、芝山鉄道のダイヤもすかすかですので、これをうまく使うことで『LCCを使うけど移動手段はなるべくお安く、でも楽でお手軽にアクセスしたい』という需要の一部は確保出来るような気はします。あとはどれだけ競争力が高く、戦略的な金額を打ち出せるかにかかっているでしょうね。
今のシティライナー料金がかなり高い(京成上野~京成成田間で¥900-)ので、これをいっそのこと「モーニング/イブニングライナーと同じ¥400-」までに下げてやれば十分な競争力を生むことは可能ではないかと個人的に見込んでいます。なにせ、成田スカイアクセス開業までは京成本線経由で約1時間でしたし、現在のシティライナーで途中日暮里、青砥、京成船橋停車となっていても京成成田までが 57分ですから、その延長でダイヤを引くと東成田までだとおそらく 65分程度(京成成田~東成田間自体 10分までは掛かりませんので)でアクセス出来るものと見込めます。
LCBである東京シャトルの他に+MCT(Medium Cost Train)としてのシティライナー活用で二面アクセスと万が一の輸送障害時における代替ルート確保にも役立つと考えてみました。
“フェンスの中の駅”東成田の現実とその理想形。
投稿者---551planning (2013/09/09(Mon) 13:57)
>ばななめろん@HOTSPOT様
本当はあまり開発しなくても十分すぎる空間が近くにあるんですけどねえ
【検証:】過去ログ2013/08-用地問題の解決法、その一例として.....
さて、改めて「東成田活用案」を考えるに、類まれなる立地性に瞠目します。2TBへの地下通路は言わずもがな、芝山方面との道路アクセスも指摘した通りノーチェックで、新空港道第1ゲートからも直結と。その意味では1TB北ウィング拡張における成田エアポートレストハウスの移転先としては最有力と思われます。
それでは喫緊の対策にならないだろうと…仰る通り。深夜滞泊者対策として、現東成田駅コンコースに施設整備してというのはなくはないでしょうし、そのスペースは魅力です。とはいえやはり2TBへのアクセスが。シャトルバスだと手間な上に遠回り、2TB通路に動く歩道をつけるほどのカネも実際的なスペースも無いですし。
終日活性化としての「シティライナーテコ入れ案」も興味深いとはいえ新規需要開拓に結びつくかはなかなか。暴論ですが、あえて日暮里に停めずに京成上野-東成田直結でスカイライナーの半額1200円!となったらそれは面白いかもしれませんが、どうですかねぇ。
なお、深夜早朝アクセスについては個人的に従前より対東京として日暮里05:15発→青砥・千葉NT中央停車で空港2ビル05:55着の「LCCスカイライナー」(2000円ポッキリ)を!と思っており、本線系だと高砂04:30(船橋04:42)発で成田空港05:33着の特急くらいかなと思っていたのですが、本線経由の「LCCスカイライナー」だと日暮里05:00発で青砥・船橋停車で空港第2ビル06:00過ぎですかね?となると快特辺りがいいのかなともなるのですが、公津の杜等からの通勤客対応も考えると…うーん難しいですな。
【検証:】過去ログ2012/09-LCC対応の京成ダイヤがこれからどうなるか。
論がズレましたが、カジノだなんだと求められるには東成田駅周辺ではスペースがそれほど有るわけではなく、ホテルに温浴施設がミックスされたものができればそれなりの集客力を持つかなと。確かに鉄道が絡められればベストですし、シティライナーが本領発揮となるに越したことはないのですが…はてさて。
それにしても「成田空港駅」としての13年から、「東成田駅」となってはや22年、芝山鉄道が伸びてからもまもなく丸11年が経とうとしていますが、永遠なる負の遺産としてではなく、新たにスポットを当てる時にきていることは間違いないのでは-。
Re:“フェンスの中の駅”東成田の現実とその理想形。
投稿者---ばななめろん@HOTSPOT氏 (2013/10/03(Thu) 02:47)
既設駅設備上へのホテル建築は、近鉄京都駅上のホテル近鉄京都駅などに事例がありますので設置は可能かと思いますが、何分空港周辺ですので高さ制限がある状況下で客室数を稼ぐとなるとかなり設計に無理が生じると思われます。それこそ現在のロータリーまですっぽりと覆ってしまう人工地盤を作り、その上にホテル設備を建築していくとか.....。
これが簡易宿泊設備(シャワー設備)+マンガ喫茶であれば、それこそ駅コンコース内へひとまず設置→まずは宿泊対策に一定のサービス提供、となる可能性が想定されますので、現状の対策としては「まずLCCユーザーの動向、および利用傾向に応じた休息施設の整備」という点で後者が有利かと私は踏んでいます。コンビニも京成FCでファミマを展開してますので、それをコンコース内に設置すればまずは供食まで含めた設備を整えられますし。
ただ、本格的な LCCターミナル建設となれば、チェックインカウンター、手荷物検査、国際線の場合は CIQなど、色々と整備しなければならないものが増えてきますから、それらを一気に作っていくとなるとやはりそれなりの面積が必要ですし、現状の成田敷地内でそれを一気に作れるだけの場所を確保するのはかなり困難が予想されると思います。ある意味現状は一般人立ち入り禁止の貨物地区拡張→一角に LCCターミナルと出来ればよいのですが、これも難しそうですし。成田の貨物取扱量はハンパないですからね。
現在成田から就航している LCCがほとんど国内向けですので、まずは現有ターミナル利用で何とかしのぐ、その間により滞在時間の長い場所の提供→LCCターミナル本格建設、と段階を追って展開する必要があるかもしれませんね。
それにしても「成田空港駅」としての13年から、「東成田駅」となってはや22年、芝山鉄道が伸びてからもまもなく丸11年が経とうとしていますが、永遠なる負の遺産としてではなく、新たにスポットを当てる時にきていることは間違いないのでは-。
そうなんですよね。遊休施設としてはかなりハイスペックなものなので、うまく利用すれば京成にとっても、NAAにとっても、また利用者にとっても非常にうれしい設備であることは言うまでもないと思うんですよ。なにせ東成田駅はご指摘のように「入るのに検問が無い」駅ですから。検問所は2PTBを利用するわけですしね:)。
何か良いプランニングで利用に結び付けられないか?、とずっと前から考えていたのですが、本当に若干整備すれば使えるところが数多く残されているので、ぜひとも関係各所が頭を使って有効活用してほしい場所だと思っています。
久々の成田動静記事…空港泊110人、THEアクセス成田800人
投稿者---551planning (2013/11/06(Wed) 07:18)
格安航空会社(LCC)が成田空港に相次ぎ就航したことで、千葉県内で関連ビジネスが広がっている。早朝の出発便に合わせ前日にホテルに宿泊したり、早朝に都内を出るバスを使ったりするLCC利用者が増えているためだ。昨夏に相次ぎ就航した国内系LCCのなかには経営戦略の見直しを迫られたところもあるが、今後も増便などが予定され、需要は増えそうだ。
成田にLCC続々 千葉県で関連ビジネス広がる〔日経 2013/11/06〕
イロイロと紹介されていますが、箇条書きにすると
- 「センターホテル成田」では、ビジネス利用の40~50代が6割だったのが今春以降20~30台が6割に
- 「成田エクセルホテル東急」ではアーリーチェックアウトプラン好評、10月の利用者は前年同月比4割増の160人に 5時台発空港行無料バスは1台当たり約20人利用
- THEアクセス成田は1日平均800人程度と前年同月比6割増、銀座04:05発便では42人乗りが満席になる日も
- NAAによると、1・2TBで夜を明かす人は1日平均110人、多い時で300人が滞在 以前は多くても30人程度だった
- 千葉交タクシーは10月から貸切観光タクシーコースを、成田山や酒々井POを巡る既存7コースから周辺の酒蔵を巡るものなど4コース追加
- ジェットスター・ジャパンの7月末時点でに社員約600人中約110人が成田市在住、前年同月末から3倍に
THEアクセス成田は現在行22+ホテル4/発27、1便平均でも16人見当となるわけで増えたなぁと感慨をば…ただし、東京シャトルの輸送効率と比べると採算点まではまだまだ、という感じでしょうか。
空港泊は平均110人ですか。これは23時過ぎの警察官IDチェック時点のものですかね、03:30にバス8便(東京シャトル3便・東空交2便・成空交1便・CGB1便)が着くと倍以上=300人近くになるのでしょう。そして5時過ぎからはホテルバスが加わることに。成田エクセルホテル東急の5時台の連絡バスは2便運行ということで単純40人前後?、周辺ホテル数を加味するとやはり数百人単位となるわけで、そりゃ関連ビジネスも広がるというものです。
最新情報は成田発国内線早朝便展開状況にて
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2TBは手狭だからと何でもLCCターミナル待ち-とするのでは確かにアレだと思っていたのですが、まさしくココは「灯台下暗し」ならぬ「管制塔下暗し」、ですよね。今ではすっかりミステリーゾーン扱い?な東成田駅、当方も最近数度早朝深夜に使ったことがありますが、連絡通路を通っただけで構内をじっくり見る、なんてことはしていませんでした。
というわけで昨日立ち寄ってみたのですが、驟雨を突いて1TBから連絡バスで初降車。r62高架橋のお陰でずぶ濡れにこそならずに済みましたが、まさにこれと新空港道に挟まれた、塀の中ならぬ“フェンスの中の駅”だなと改めて。かつてのターミナルビル連絡バス乗降場はr62直結のロータリーとなっており、すなわちここは「制限エリア内の中の制限エリア外」。現連絡バスのりばは制限エリア内となり、唯一の通路として第5ゲートが設けられています。圧倒的に業務利用者ということでゲートといっても長机が並べられている簡素なスタイル、それでも全日2人対応となっているものと、加えて警察官も適宜見回りしていました。
往時を忍ばせるに充分な広さの地下コンコースは半分以上が仕切られても広々と。「曲水の宴」と題された大きな陶板レリーフが国際空港との玄関口であった過去を物語ります。広い階段を上がると先程のr62直結ロータリー前へ。旧連絡バスのりば手前に「第4ゲート」があったようですが、となると第3ゲートは何処になるのでしょうか?
地下に戻って、“凝縮”された改札前から横には2TBへの連絡通路。何度か通りましたが、2TBへ向けた下り坂は逆行だとそれなりな上る感じになるかも。何より殺風景故に、500mという数字以上に距離感があるというか。
そしてホーム。2面4線のうちかつての特急ホームは閉鎖、奥の「成田空港」とそのままの駅名板も知られていますが、10両編成対応なのがまた興味深いというか。