満を持しての復活となりますか。

西鉄－バス新路線「福岡空港国際線ターミナル～博多駅」線　5/25運行開始！

福岡空港国際線ターミナルビルが滑走路西側に移転したのが1999/06、国内線ターミナルとの間には無料連絡バスが設定されていますが、滑走路北端を廻りこむ形で約15分掛かります。一方、博多駅との直線距離もほぼそれくらいということで当初は直行連絡バスが路線車で設定されたもののイマイチだった様子、2001/09のアメリカ同時多発テロ後の国際線需要低下等が決定打となり2003年には廃止になったそうで。

長き沈黙の後、2011/03の九州新幹線全通を意識してか、2010/12～2011/01と2011/02～/04の2回に渡り臨時バスが登場。初回は天神BT始発博多BT経由の20～30分間隔(行24/発28)にて観光車を充当、2回目は博多駅との直行として路線車を充当も、国際線ダイヤに併せたランダムダイヤ11往復と大幅減便となった上に、東日本大震災・原発事故等による国際線需要低下もあったのか、当初05/09までの予定が04/10限りで打ち切りになった由。

(初回)　西鉄－年末年始限定！福岡空港国際線ターミナルと博多駅・天神地区を結ぶ臨時バスを運行いたします
(2回目)　路線バス改廃情報－西鉄バス　福岡空港国際線ターミナル～博多駅線運行開始

で、今回は『さらなる利便性向上を目指し、車両とルートを見直して』のチャレンジ。これまでは博多BTのみ経由だったのを、空港発便で駅筑紫口→駅前四丁目(住吉通り)→駅前三丁目(キャナルシティ至近)→博多BT→の駅周辺循環“風”(空港発は博多BT止、空港行は駅筑紫口発)としたほか、車両も高速車使用に。その代わりに運賃が190円から250円(博多BT～福岡空港国内線間路線バスと同額)にアップしたほか、行11/発14に増えたとはいえダイヤも引き続きのランダム設定となっています。
運行効率的にはいっそ循環運行のほうがとも思うのですが(とはいえ高速路線間合ならさもありなんかも)、もしもの際の立客受け入れが面倒というのもあるのかもしれません。素人目には新幹線からの連絡という意味でルートは逆廻りのほうが良いのかなとも思うのですが、さて。

福岡空港利用者のさらなる利便性向上と市内エリアの新規需要開拓に向け、新たなバス路線を新設し当ターミナルへの輸送力を増強いたします』『国内・海外への旅行やビジネス利用はもちろん、福岡空港周辺への通勤・通学の際には、“乗り換えなし”の当路線バスをぜひご利用ください！』

西鉄－3月16日　福岡空港と福岡都市部とを結ぶ新たなバス路線　誕生

「福岡空港国際線～博多駅・天神」「福岡空港国内線～千早・香椎浜」の2路線が誕生です。
前者は基記事の拡充版ですが、天神地区への延伸・約30分ヘッドへの増便(12→29往復)となる代わりに、高速車から一般車に変わる由。途中停留所も増えることから実質的に一般路線的扱いとなりましょうか。なお運賃は博多駅まで250円、天神までは300円。
さて後者ですが、市内で最も人口が多い東区エリア(約285千人)と福岡空港とを結ぶ路線バスは今回初だそうで。香椎浜営業所から千早駅前を経てR3BPを直行することで新規需要発掘を狙う由。約1時間ヘッドの17.5往復、こちらも一般車両ですがクローズドドア対応となります。千早駅前まで340円。
両者とも現金・ICカードはもちろん、SUNQパス、ぐりーんパス、FUKUOKA 1DAY PASSが対応(博多駅・天神線はFUKUOKA OPEN TOP BUS乗車券も)…なかなか機会に恵まれませんが、これは乗ってみたいなぁ。