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(過去ログNo.)

確実に浸透?京成バス成田空港~葛西・一之江・小岩線の「戦略性」

投稿者---551planning (2011/08/22(Mon) 20:26)

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【検証:】といえば羽田空港連絡バス、羽田空港連絡バスといえば葛西・一之江・小岩線…沿線居住でなくなってはや8年を過ぎてしまいましたが、当方にとって未だ思い入れのある路線です。
ところで、当方が離れた翌年の2004/05に開業したのが弟分ともいうべき成田空港~葛西・一之江・小岩線。こちらは京成バス単独での運行となり、行5/発8でスタートしたところ、2007/11には行7/発9に増便。昨年10月にはTIAT開業絡みで行7/発8に減便改正となっていたのですが、今年09/16改正で行9/発11となることが発表されました。

同日改正となる大泉学園線と所沢線はそれぞれ減便となっていることからも好調ぶりが伺えようかと思うのですが、細かく見ると2往復分増える一方、小岩発着は行5/発8から行4/発5と減少。葛西・一之江需要の底堅さが見えてきます。
同線の注目点は何よりも運賃、片道1500円は都内最東部発着路線とはいえ、近隣路線である浅草・錦糸町・東陽町地区の2700円、TDR・新浦安地区の2400円と比べると激安ぶりを実感いただけようかと。
で、これに目をつけたのかどうか、先日から楽天トラベルでの取り扱いが開始されています。現時点で京成バスとしても唯一の“卸商品”となっている様子、いろいろな背景があるようですが…。

京成「格安バス」記事の背景を探る?

投稿者---551planning (2012/02/26(Sun) 17:24)

先日別項(関空早朝深夜アクセスの新しい風?)にてANA系関空ベースのpeach03/01就航に併せた空港連絡バス動向を紹介しましたが、成田でも注目の動きとなるのでしょうか…。

『価格などの詳細については、まだ模索中』という取締役営業部長のコメントを引きつつの京成バス成田空港~東京都心間格安バス検討-というネタですが、Yahoo!NEWSでピックアップされたこともあり一部ネット界ではちょっとした話題になりましたね。JAL系のジェットスター・ジャパンが07/03就航を発表した後ということもあってか、掻い摘んで見た限りでは概ね好意的(というか当然だろ的?)な感じなのかなとも。
当方的には関連情報が出てくることを期待してしばし様子を伺っていたものの特段動きが無いところからして、出処を含めどうやら京成側の観測気球的側面があるのかなとも思うのですがどうでしょうかね。

記事では、LCC側が1000円切りを切望する一方で、京成バスとしてはトイレ無しやまさにLCCばりの詰め込み車両やピストン輸送などでコストカットを目指す-とあり、『格安バスの成否は集客力が大きなカギを握っており、詰まるところLCCの集客力次第といえそうだ』と結んでいますが、この辺りはまさしく2ヶ月ちょいであっさり消えてしまったキャブステーション「スーパーシャトル」の轍を意識しつつも、当方としてはその実見リポートで言及したように“やりようによっては”とも…モデルとしては茨城空港で関鉄が軌道に載せつつあるようですし、成田のパイからして何もLCC頼みでなくともとすら考えます。何より空港内に既存窓口を持っているわけですから。

#ところで、スーパーシャトルのサイト(http://supershuttle.jp/)を見てみたら、何やらリムジンバスの勝手紹介サイトになってたり…。
#キャブステーションとの関連は不明で、眠らせているのやら他の展開があるのやら?

となると成田対都心連絡バス路線を占めている東空交との関係が…そういや個人的にずっと気になっていたのが、2007/02時点で報道されていたJAL保有の東空交株売却問題。当時の東空交の筆頭株主はJALで3割超。次いで京成が2割超で第2位、日本空港ビルデング(以下JAT)とTCATがそれぞれ1割超で第3位、1割弱のANAが第5位で京急は6%弱の第6位という構成。日経記事では京成や京急に打診-ともされており、状況によっては京成や京急が主導権を握ることにも、という点を気にしていたわけなのですが、結果的に2011/03段階まで京成有価証券報告書上の保有割合に変化はありませんでした。
で、今回改めて東空交サイトを見てみると、どうやら昨年7月までに変化があり京成の保有割合も若干上昇していました。改めて株主構成変遷をチェックすると、2007年にJALが保有の2/3をJATとNAAに均等売却しており、JATが第1位となるとともにANAと同割合となったJALは持分法適用会社から除外していました。今回は残る全株をJAT・NAA・京成・京急に比率売却した様子。結果JATが第1位、京成が第2位でそれぞれ1/4超を保有、NAAが第3位となりTCATが第4位でそれぞれ1割超、ANAが変わらず第5位で京急は7%弱の第6位という構成になっています。

#蛇足ながら1954年の「日本空港リムジン交通」設立時にはJATが第1位で京急が第2位。記録的には「中国鉄道」という記述もあったりするのだが恐らく現中鉄バスのことだろうか…興味深い。
#成田開港関連の大幅増資時にJAL・京成・TCATが資本参加し、JATを含め4大株主を構成。1991年のJR・京成成田空港線乗り入れ時に航空会社との関係強化としてANA・JASが資本参加し、2004年のJAL+JAS統合によりJALが3割超となったのだった。

おっと余談が過ぎましたが、改めて何が言いたいかを整理すると、上記リポートを含め当方が都度「空港価格」と指摘してきた、東空交主導による成田、羽田も然りの空港連絡バス運賃がドラスティックに変わる可能性が出てきたというか。“東空交主導”とするのは成田開港経緯等もあるが故に些かキツい表現かとも思うのですが、まさしく成田空港~葛西・一之江・小岩線を端緒として、いよいよ京成バスが本気を出してくることになるのかなと。
個人的には「空港価格」をそれこそツアーバスにぶち開けて欲しいとすら思っていたのですが、タイミング的にLCCありきで語られがちなところ、実はまさしく新高速バス制度での新規参入組に対する牽制という側面が多分にあるのかなと睨みます。

とはいえ、対都心1000円切りというハードルはさすがに高過ぎるかなとも。トイレ無しはともかくシートピッチは一般的な高速型車両で13列が限界かなとも思われるところ、トランクスペースの必要性からして、また車両確保面等からもDD車や連節車等による1台あたりの更なる着席性向上は厳しいでしょうし、ピストン輸送といっても時勢的に人件費削減面が期待できない分、難問ではなかろうかと考えます。
ということは…思うに既存の東空交/京成系ネットワークはそのままに、時間帯別やシートクラス、ネット販売強化等による弾力的な価格設定辺りが当面の解になってくるのかなと思うのですが、どうでしょうかねぇ-え、それこそツアーバス的手法じゃないかって?
今回は京成と東空交の資本関係を中心に探ってみたというか妄想を書き散らしたわけですが、またぞろ出てきた“都営浅草線バイパス構想”等々もある鉄道との棲み分けも京成にとっては重要課題ですし…今夏が楽しみになってきました。

ケーススタディ

投稿者---成定 竜一氏 (2012/02/28(Tue) 09:54)
http://plaza.rakuten.co.jp/nalys/

拙ブログにコメントありがとうございました。で、「半分なかの人」である私にはなかなかお答えしづらい投稿ですねえ(苦笑)。

言えることは、

  • 「新高速バス」制度それ自体は、新規参入を促進するものではない(むしろ、厳しめに見れば競争制限的とも言える←この点は新制度に深くかかわった者として忸怩たる思い)
  • 一方、消費者ニーズと極端にかけ離れた(たとえば運賃が極端に高い、など)商品提供を続けていると、たとえ競争制限的な制度下においても必ずコンペティターが現れる)

の2点ですね。

その中で、まずはいかに現状の収益性を毀損せずに新規参入を防ぐべくホワイトスペースを埋め尽くすか(いつも言うことですが「攻撃は最大の防御」)と、もし誰かが現れたときにどこまで戦うか、という2点を、これから「既存組」各事業者は考えないといけませんので、こちらの事例はいろんな意味でいいケーススタディになるでしょうね。

ご指摘の通り、市場の細分化による繁閑別/座席グレード別運賃設定(レベニューマネジメント)導入とウェブ活用による効率的マーケティングが鍵でしょうね。つまりは、高速ツアーバスのやり方、ということになりますが。

Re: ケーススタディ

投稿者---551planning (2012/02/28(Tue) 17:55)

成定様、こちらの変化球にライナー一閃でお応え賜りまして大変恐縮です。あ、お名前はハンドルでも構いませんので、今後ともお気軽にお付き合いの程。

先ず千葉日報でも後追い的な記事が出ていたので紹介しておきます。ここでも『成田は重要な事業基盤。LCC就航をビジネスチャンスと捉えている』との京成バスコメントが出ており、改めて本気か?とも感じられます。

コメントから改めて感じたのは貴ブログ記事にも書こうかなと思っていたのですが、所謂世間一般で認知されるところの「格安バス」価格と、空港価格ならぬ「リムジン価格の打破」になるであろう今回の京成の動向は似て非なるものがあるのではないかと考えるところ、何やらLCCありきでオブラートに包もうとしているのかなと思ったり。

東空交もこれまで数度の経営危機を乗り越えて現在に至っているのは承知していますが、その一方で嘗ては高嶺の花だった航空機利用がバブル景気での海外旅行の一般化や45/47体制の崩壊により需要急増となったところ、それを受ける形で路線拡張した際にその時点の賃率で対応したこともあってか京急・京成空港路線や対千葉圏一般高速路線と比べると東京都心部を中心にかなりバランスの悪い高運賃状況となっているわけです(810円の羽田~TDRと1000円の羽田~葛西一之江小岩&新浦安など)。今回の京成の動きはまさに企業努力でまだ下げる余地があるよという意味に取るのですが、東空交が対抗的に値下げしてくると余計ややこしくなるので“LCC対応なんだよ”としていると思うのです。で、その真意こそが新高速バス制度対応というか「ホワイトスペースを埋め尽くす」ことなのかなと。東雲車庫整備もなかなか先を見越していたんだなと思わされますし。

とはいえ、その手法がどうなるのかなぁと。個人的には現状の高速ツアーバス的モデルに収斂するのでは面白く無いというか、円高基調でもあることからいっそ規格外の欧州車を持ってくるぞ!ぐらいの勢いに期待しちゃうんですねどね。ま、各種規制ですぐにドウコウなる話でないのは承知の上ですが、ボルボ連節バスの夢再び…なんてね。
ただし、そうなると鉄道との兼ね合いが…実際、電鉄はSKYとキャンペーンを張ったりしていますし、日暮里までの運賃1200円/1000円よりも下げることが現実的にできるのか。まずはその辺りかと。

ちとズレたかもしれませんがまずは取り急ぎまでに。

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発進!LCB「東京シャトル」

投稿者---551planning (2012/06/28(Thu) 22:22)

今日は京成電鉄も株主総会。決算短信等で「格安航空会社(LCC)の就航に対応した輸送サービスの提供について、検討してまいります」と記載されていたので何かしらの発表があろうかと電鉄・バスサイトを注目していたのですが…そんな出し方アリ?

トップページには全く触れられていないものの、高速バスのページ内にしっかり加えられてますな…報道によると「東京シャトル」は成空交との共同運行で『低価格バス(LCB)を実現できた』とは京成バス社長の弁。ジェットスタージャパン運航開始日に合わせ07/03デビューで1日15往復、東京駅八重洲口発には01:30・05:00、成田空港発も23:15発(東空交の既存最終は23:00発)の早朝深夜便も。そして注目の運賃は乗車1ヶ月前までの予約購入で最安の1000円、前日までは1500円・当日は2000円で、空港発は当日売りのみ。予約は発車オ~ライネットのほか、楽天トラベルでも扱われます。なお9月上旬までは「デビュープライス」800円となるそうで。産經サイトではエメグリカラーにLCCの文字があしらわれた専用車両も掲載されていますが、トイレ無しの一方で果たして何列になるのかが気になるところです。

東空交も手をこまねいているわけではなく、サイトには「リムジンバスの割引運賃」と大書! TCAT・東京駅八重洲南口・八重洲富士屋ホテル発午後出発便に乗車の場合には2900円が2400円となる“午後割”を導入するそうですが、07/20からということで一足遅れ感は否めないような…。とはいえ、むしろ京成の当日2000円という値踏みはなかなか考えてきたなというのが率直な感想ですし、競争よりも協業が意識されているなと考えるのですが、まずはお手並み拝見でしょう!

補足。

投稿者---551planning (2012/06/29(Fri) 11:30)

「安心・安全の」京成バスリリースが出てました。国交省で会見をやったみたいですし気合入りまくりですな。

車両は55人乗りとのことで、補助席あり11列ということでしょうか。一部停留所でポーターサービスとはスペースに難のある東京駅側のことでしょうかね。その他「安全・快適にご利用いただくための工夫を施した仕様」となっており、「京成グループのバス会社が安全・安心なサービスを提供します」と、LCBと言う割にはマトモ感が強いというか、端的に云えばこの2000円が適正価格なのではないかと。
なにはともあれデビュープライス800円は魅力で、満席時には続行対応するのかどうか気になったのですが「利用状況にあわせて、順次増便予定」とは頼もしい限り?東京駅八重洲口01:30発深夜便に注目が集まっていますが、2TB05:00・1TB06:00って何?というか、単純に1TBに入れなくてもいいのではとは素人考えですかね。恐らくターミナル開館時間に合わせたものと思ったのですが…ん?

ジェットスター・ジャパン(JJP)とエアアジア・ジャパン(WAJ)はともに2TB1Fにカウンターを設置、ただしJJPは南側、WAJは北側で(ってか制限エリア入りは南側の国内線ターミナルなんで遠いなぁ)、早朝便対応の開館時間も03:30と04:30ということで区画限定でのオープンとなるようですが、であれば03:30に降ろしてもらいたいもの。そもそも想定客層からしても深夜に缶詰にするのはどうなんでしょうかね。
初日はマスコミの餌食になりそうですし、しばらくは様子見かなと思っておりますが…。

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どこよりも速い? 1st Impressions of“Tokyo Shuttle”

投稿者---551planning (2012/07/03(Tue) 16:44)

2012/03のピーチ・アビエーション(APJ)関空ベース就航から5ヶ月遅れて、ジェットスター・ジャパン(JJP)が成田ベースでいよいよ就航。来月にはエアアジア・ジャパン(WAJ)も追随するということで、首都圏でも国内版LCC時代の幕開けとなるのでしょうか…そして空港連絡バスにも「LCB=ローコストバス」の時代が到来するのでしょうか。先に触れたように基本的に2000円という値踏みはなかなか考えられたものがある一方、デビュープライスとはいえ800円はアクアライン料金以上のインパクト! どのような状況となるか早い段階で実見したいなとは思っていたものの、もうひとつ注目の的となっている深夜便については、さすがにいきなりはとイマイチ気乗りしなかったのが、何故かえいやっと初便に乗り込むこととなってしまい…どこよりも速い?「東京シャトル」(京成バス・成田空港交通)のファーストインプレッションです。

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07/03(火)真夜中の東京駅八重洲口前、人通りもすっかり途絶えかけた中、マイタウン・ダイレクトパスではやお馴染みとなった京成高速バス3番のりばへ。1時間前の事前確認時点で既に庇にこれまでのメインだった「千葉方面行」よりも大きく「成田空港行」の文字が大きく入れられているのは確認していたが、京成リリースに載っていたエメグリカラーの専用デザイン車両が停まっているのを見るにつけある種の感慨が…深夜便の担当は成空交だが、当然といえばそれまでながらしっかり専用車両が投入されている。後程関係者の方に伺ったところによると、京成・成空交で各2台導入、成空交への納車は3日前だったのだとか。
夜も遅いというのに関係者とギャラリーの輪に加わって写真をパチリとやってからいざ乗車。運賃箱はカバーが掛けられており、運転手氏に1000円札を示して直接釣りを頂く。程なくして関係者に見送られつつ定刻出発。東雲で3人、東京駅で当方含む3人が加わり、成空交社員が添乗するが全員男性といささか華のないスタートとなったかな。
運転手氏の適度なマイクの後で、これまた定番となった4ヶ国語音声案内が流れた。注目の経路は、宝町から首都高に入り予想通り7号小松川線へ…と、いきなり箱崎で渋滞に。両国JCT手前での標識工事による車線規制だったが、この日ばかりは先を思うと大して気にならず。小松川線に入ると交通量もぐんと減ったが淡々とした走り、それでも1時台のうちに江戸川を越えて千葉県に入る。幕張PAを過ぎた辺りからか、前方を走るダンプをペースカーとしてゆったり進行、ただし銀の泥除けがこちらのライトを反射してしばし眩しくなったり…宮野木JCTから東関道に入った先で横をすり抜けると小気味良い走りを取り戻し、02:30前に当初の運転手氏マイク通り酒々井PA入りとなった。
『04:45の出発までこちらに停車します』とのことで2時間以上の大休止に。とりあえず車外に出てトイレ等を済ませたものの、PAはというと松屋が24時間営業である一方スナックコーナーは夜間閉鎖のためとりたててすることはなく、松屋のおかげか大型トラックの出入りも多いため大人しく車内に引き返すことに。ドアは開いたまま、照明も減光されることはなかったが、車内はすっかり時刻通り深夜帯モード。暫く起きていた当方もしばし目を閉じ微睡むことに…。

4時過ぎに意識がはっきりすると、再び外の空気を吸いこんだ。徐々に明るくなるにつれ、周囲は朝霧に包まれてゆく。そんなこんなでようやく大休止明け、案内通り04:45に出発すると霧の中を成田空港へ。新空港道を経てセキュリティゲートには04:55着、すでに開いておりすんなり中へ…05:00きっかりにまだ1台も止まっていない4F出発ロビー南端に到着となった。ここで3人が降車するが、うち1人からこの便は1F到着ロビー着なのでは?と質問が-東京駅出発間際に添乗氏から記念品として東京シャトルオリジナルクリアファイルが配られたのだが、tokyo shuttle挟められていたチラシには確かに「成田空港行の始発便は、空港1階バスターミナルに到着します」と。
一方運転手氏は運行指示書には出発階とあるんですがね…と首を捻る。実は当方も酒々井PA停車中に、成田空港2TBの開館時間はJJP早朝便(関空行06:05発)が就航する07/09からとなっていたので新千歳行08:20発が始発となる今日も05:00着で大丈夫なのか尋ねたものの、やはり運行指示書通りでとの回答を受けていた。まぁ航空ダイヤまで押さえるのは無理筋であるとともに、SKYの沖縄行が07:45発であることなどからなんとかなるのかなぁ、どのみち1TBには06:00着予定だしと思っていたのだが、ここで運転手氏と添乗氏が降りて確認するとやはり出発ロビーは開いておらず、急遽3人を呼び戻して『申し訳ございません、1F到着ロビーへ参ります』となったのだった…まあこれも初日の御愛嬌ということで。

仕切り直して05:15前に1F到着ロビー南端へ。ここで小1時間の小休止となり開放扱い、当方も降りると眼前にはJJPの国内線手荷物受付と看板が出ているが、どう見ても工事現場の囲い。その後外国人担当者が南京錠を開けて準備をしていたが、確かに検査機器などが置かれていたが、いつまで半野天での対応となるのだろうか? ロビーも部分開放されており、JJP関係者が準備を始めつつあった一方で、ベンチには大荷物を抱え疲れた表情の主に外国人旅行客が20人ほど座り込んでいたが、ジェットスターの乗継客なのだろうか? その他メディア関係者も顔を出しつつあったが、個人的には東京シャトルにも何らかの取材等があるのではと睨んでいたものの、停まっていたバスを興味深げに見に来たのはNAA関係者だけだった。

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ある意味拍子抜けの中、運転手氏・添乗氏としばし話をしているうちに所定時間となり最終コース、こんどは運行指示書通り1TB4F出発ロビーに到着。『先程のこともありますので、先ず私が開いているか確認して参ります』と添乗氏が一走りして無事開館を確認、降車と相成った。前方には若干の早着となったしずてつジャストライン便が停車していたほか、長野からやってきた中央タクシーが2台。1台はちょうど到着したばかりで、若い女性1人を降ろして走り去っていった。続いて福島からの千葉交通SHDが定刻で、その後仙台からの宮城交通ポーラスター号が若干の早着で到着。合間には両総グランドサービスの職員送迎便や周辺ホテル・パーキングからのクルマがパラパラと現れており、さすがにこんな時間に成田にいるのは初めてな中で、幻想的な霧模様の中で1日が始まろうとしているのを実感させられたのだった。
ちなみにそこまでして残っていたのは、八重洲05:00発便がおっつけやってくるだろうと思っていたのだが結局姿を見せず。その後聞いたところによると当方乗車便より乗ってなかったのだとか。ちなみにこの便には千葉NT行深夜急行バス車両(トイレ付きが)継続運用されるそうで。なお、ANNニュースでは06:00発京成便が取材されており、そちらにはそこそこな乗車があったようにも見受けたが…。

1TB

この後はJJP初便でも見るか、後は朝イチで到着するエールフランスとルフトハンザのA380でも待ち受けようか…とも思っていたのだが、東京シャトルの成田08:00発初便にて戻ることに。京成便というのもあったのだが、霧模様と馴れぬ深夜便乗車の疲れもあるとはさすがにトシを感じたり? ともあれ朝マックで一息つくべく無料連絡バス(しかも年季の入りつつあるノンステ3扉車!)で2TBへ移動したが、シドニーからのカンタス便と香港からのキャセイパシフィック便から早くも降りた客が各方面のリムジンバスのりばに列を作りつつあった。改めて確認すると東空交便は06:50発のYCAT行を先頭に07:00発で各方面へわっと出発する感じ、そういえば先程2TB出発階から到着階へと向かう際にリムジンバス待機スペースを見た時には見事にNAAの業務車1台きりと夜間警備の現状を改めて感じたりもしたが、無料連絡バスで通りかかった際には京成・東空交・京急と集まりつつあったっけ。まだまだ成田は首都圏の空の玄関だなぁと思ったり…ところで最始発は06:30発の新百合ヶ丘行きなのだが、1TB段階でカラで出てゆくのを見ていたりして。
一息ついた後、2TB内をしばしウロウロ。東空交と並びの京成バスカウンターにはでかでかと東京シャトルのポスターが掲出されており、なかなか挑発的? 発券してもらうと定番とみられる横長のチケットが出てきたが、案内嬢が説明に若干詰まる場面もあり、このあたりからも初日だなと。北端の2番のりばは周辺一般路線のりばよりも更に先、ただポーターがちゃんと配されており、NAA関係者も見守る中で専用カラーの京成車が入線…するも、結局初便でやってきた3人が折り返すのみ。既に初便の手続きが終了し一旦施錠されたJJP手荷物受付を横目に2TB南端に停まるも追加乗車なし。このままかなぁと思われた1TBでようやく男性1人を加えてホッ?と一息。一路東京へと舞い戻る。

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と、まず瞠目させられたのは前面モニタに表示される「東京駅から各方面のご案内」。イラストで都内スポットを紹介しつつ、乗継方法を紙芝居的に見せてゆくもので、チョイスも経路もなんだか独特!仔細は皆様自身でお確かめ頂くとして、試み自体はかなり評価できるものと。京急が鉄道でビデオによるものを作成しているが、動きがある分逆にごちゃついて手段としての印象が残らないかなぁとも思われた分、こちらのほうがいいかなとも?
バスはぐんと交通量が増えた東関道を小気味良く進行…も、「錦糸町-江戸橋JC 渋滞4km55分」との気になる表示が。9号深川線も福住から渋滞との表示もあり、さてどうするかなと思っていると、宮野木JCTからも東関道をそのまま進行。南船橋あたりで無線更新していたが、結局辰巳JCTから深川線に進み福住でも降りることはなし。実は朝時間帯は混雑を見越して定刻に余裕が見られており、運転手氏の適切な進路選択もあって呉服橋で降りて八重洲口到着は09:15と定刻より15分の早着となった。降車時に確認したところ原則は京葉道路経由となっているが、状況に応じて東関道経由も選択する由。なお向島線と合流し流れたところで東京駅09:00発便と離合したが成空交車、乗り具合は判らなかったものの小松川線方面へ走り去っていった。
東京駅で他の3人が降りる中、当方は東雲車庫まで乗車。30分取られているところ20分で普通に走りきり09:35に到着。ホワイトベースの僚車の中でやはりエメグリは異彩を放っていたが、果たしてこれから更に増えてゆくのだろうか…。

 

というわけで両方向初日初便という特殊環境下ということで、まずは運行状況中心のみ参考として頂ければ…運賃面は先ず知名度を上げてからの評価になろうかと。気になるのは深夜便、乗客もさりながら運転手氏の負担感がハンパないかなと。今回は添乗者がいたのでトイレ等バスを離れることもできていましたが、原則は運転席でひたすら待機の様子。知名度が上がった場合には利用者層にも変化が出ると思われ、種々の観点から運転席を空けるわけには行かなくなるのではとも懸念しますが。あくまで国内線早朝便接続を意識するのものであるならば2TB止めとして、繰り上げられる開館時間(07/09~JJP対応南側03:30、08/01~WAJ対応北側04:30)に合わせて未明でも降ろしてお終いとするほうが、利用者側としてもいいのかなと考えます。

ともあれ、まさしく賽は投げられたかなと改めて感じ入りました。空港連絡バスの可能性はまだまだあるのではと思われるところ、“空港価格”の見直しにつながることになるのか-LCBを標榜しつつ新車投入やフルタイムのポーターサービスなどコスト要因も見受けられる分、まだまだ下げられると云うよりはこれこそが適正価格なんだろうなと改めて思ったのですが。東空交という微妙な関係性を中心に、他社動向含めこれからが問われるところです。

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“成田早朝便”のビジネスチャンスは…

投稿者---551planning (2012/07/04(Wed) 13:37)

就航が華々しく取り上げられたJJP、新千歳発成田行最終便の欠航もニュースとなっていますが、チェックインシステムのトラブルなどから運航遅延が増幅して、定刻22:20着予定が23:00以降と成田運用時間外となることから欠航となったもの。昨年のSKY「成田シャトル」就航直後の欠航時にも話題となりましたが、LCCは他社便振替をしないため希望者は翌朝振替となったところ、報道によれば自社都合のためホテル代等を負担したそうですが…あれ、サイトだと「定時運航」になってますケド? 今朝の臨時便も成田10:00過ぎ着と大人しめ。まだ暫定ダイヤのため定期便は他機でカバーできたそうですが。

それはさておき、24時間空港である関空や羽田と異なる成田のリスクを改めて感じさせられますが、一方で運用時間めいいっぱいという早朝便アクセスへの回答が今回乗車した「東京シャトル」深夜便。翻ってビジネスチャンスとしてはどうなのかなという点をここで整理しておきます。

これまで国際線は9時前後の出発が最も早かったところ、SKY「成田シャトル」では7時台発便が登場。現行ダイヤでは那覇行が07:45発、旭川行が08:00発となっています。
JJPは07/09から関空行06:05発、更に07/23からは那覇行06:15発が登場。08/24からは関空便が福岡行06:10発と新千歳行06:20発に変更されますが、ともあれ朝3便が6時アタマの出発に。
いっぽうWAJは、08/01就航時から新千歳行06:45発・福岡行07:00発を登場させます。というかJJPはコレを意識したのかな? ともあれ各地に朝イチ到着となり、「9時の会議に間に合う」というフレーズが思い出されるくらいに…ま、ビジネス利用はハードルが高いですし、羽田と違い圧倒的にアクセスが絶望的なわけで。
というのも、京成本線の始発でも空港第2ビル到着で06:18着(京成高砂05:03発)、裏ワザになるとはいえ東成田着で05:57着(京成津田沼05:14発)と、WAJ便にも間に合わず。まして成田スカイアクセスやJR-Eではお話になりません。

そこで「東京シャトル」を見ると、確かに深夜便が一手に引き受けるとはいえ、東京駅01:30発というのもなかなかクセモノ。東京駅着の最も遅い列車はというと山手線外周り品川行の01:03着、次いで中央線最終が00:59着、京浜東北線上野行00:57着、京葉線00:49着…という感じで、意外とインターバルがあるというか、『01:30発が限界点』だったとは成空交関係者の弁。まぁバスの到着は01:20前くらいで、一応のりばのちょい先にはファミリーマートがあり、車通り・人通りもそれなりにあるので防犯面での不安感はないものの、少なくとも腰を落ち着けられる場所はありません。蛇足ながら同じ場所から00:50発で成空交深夜急行バス京成成田駅行があり、運賃も2000円ですが、誤乗すると痛い目に遭う(先述の通り成田市街からだとタクシーしか間に合わない)ので注意のほど?

となると05:00発便はどうよ、となるのですが、目白~新大久保・原宿~五反田駅間を除く山手線各駅と中央線中野、京浜東北線田端~蒲田間からのアクセスは可能。惜しまれるのは京浜東北線北行の桜木町04:19発が東京05:01着なので、05:10発なら勢圏はぐんと伸びるのですが、そうはいってもの世界かな? …と、実は“チェックイン時間”という落とし穴があって、SKYはその他レガシーキャリア同様20分前となっている一方、JJPでは30分前(時間厳守)と記載、WAJに至ってはWeb等による「セルフチェックイン」が60分前までを前提としており、カウンターチェックインでも45分前かつ有料となるので、結果論で云えば05:00発便ではJJP便は当然間に合わず、WAJ便でも若干心許ないということになってしまいます。

こうなるともはや誰得感すらある成田早朝便ですが、やはり空港近隣ホテル等の活用が順当、マイカー利用が可能であれば周辺民間パーキング利用等もとなりますがココも営業時間のチェック等が必要かと(一部で04:30オープン等の前倒しあり)。つまるところキャリア側がアクセス確保のため京成に頼み込んだ部分もあるようで、成空交関係者によれば『高校生等の利用を想定して』なんてな話も聞きましたが…ねぇ。
一部報道では、京成バス社長がターミナル開館時間に合わせた到着前倒しにも言及したとか、深夜便運転手氏も『04:00着となる運行指示書も…』とも触れておりこの辺りは柔軟に対応されるものと思いますが、どうせ走らせるなら全区間下道とまでは云わずとも、深夜急行バスのそれを活用して上野や松戸、船橋方面を廻って…というテも使えるのかなぁと思ったり。また要望されたのだったらLCC側にもせいぜい売り込んでもらいたいですよねぇ。

Re: “成田早朝便”のビジネスチャンスは…

投稿者---スカイアクセスライナー氏 (2012/07/09(Mon) 23:25)

こんばんは。第4セクターさんのブログから見て来ました。LCCはチェックイン時間によって料金が変わるんですね。それなら早朝4時着も止むを得ない気もします。私は東京駅朝5時のバスは要らない気もしますね。一部のエリアの方しか使えず、郊外の方はNGみたいだし、私は深夜便ダイヤよりこちらの方が無駄のように思えてならないですね。因みにそのまま帰らず、再度、東京駅まで『東京シャトル』に行きましたが、思いのほか、外国人利用が多かったです。キャンペーン運賃だからかと思いますが、キャンペーン運賃が終了したらどうなるのかな(客数は半分ぐらい)。

Re: “成田早朝便”のビジネスチャンスは…

投稿者---551planning (2012/07/10(Tue) 14:29)

スカイアクセスライナー様、リプライ有難うございます。

現時点では確かに5時台の設定は微妙なんですが、今後を意識しての設定かと。しかもこの便はトイレ付き車両が充当されているそうで(成空交千葉NT行深夜急行バスがそのまま戻って充当される由)、成空交なりにコストダウンを意識してのことかと。なお、京成電鉄も8月に早朝・深夜のアクセス特急運行を発表していますが、早朝便は京成上野05:18発→成田空港06:14着。1TB開館時間の絡みもありますし駅員等の人的コストもあるのでこれが限界なのでしょうが、先の投稿に記した通りJJP早朝便には物理的に接続不能、WAJ便にも事前予約でなんとかといったレベルです。であるならばいっそ日暮里発空港第2ビル行「LCCスカイライナー」でも運行するのは如何かなと。日暮里05:15発→空港2ビル05:55着だと、京浜東北線で大船・大宮初電と接続しますし、この列車のみ事前予約で2000円とするのもさほど無理ではないなかと…ま、バスレベルの輸送量が妥当なのでしょうが。

「東京シャトル」の成否はまさしく、LCC客だけでない取り込みができるのかという点。チケットカウンターレベルではポスターでかでか貼ってますんで、デビュープライス800円でどれだけ知名度を売り込むかでしょう。当方も8月のWAJ就航後に日中便を実見しようと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。

Re: “成田早朝便”のビジネスチャンスは…

投稿者---スカイアクセスライナー氏 (2012/07/11(Wed) 23:30)

こんばんは。これからも宜しくです。早速ながら、私は成田周辺住民なので、昼頃も行って見ましたが、認知度はかなり上がりそうですね。1400頃で満席に近い状況で、逆に東京空港交通の東京駅行きはガラガラの状況。東京空港交通関係者も、恨めしい様子で見ていたのが印象的でした。

因みに『発車オーライネット』では今週土曜日の6時のバスが既に満席でした。

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深夜便到着時刻修正。

投稿者---551planning (2012/07/06(Fri) 22:55)

一部報道では、京成バス社長がターミナル開館時間に合わせた到着前倒しにも言及したとか、深夜便運転手氏も『04:00着となる運行指示書も…』とも触れておりこの辺りは柔軟に対応されるものと思いますが

対応されました。07/09分から2TB到着が04:00に繰り上がります…が、1TB着は06:00のまま。乗務員の負担感は余り変わらないかなぁ。

Re: 深夜便到着時刻修正。

投稿者---551planning (2012/07/14(Sat) 08:12)

Twitterで昨夜乗車された方のリポートを拝読…いろいろ変わったようです。

  • 酒々井PA「停車時間」は02:30前~03:40頃
     停車時間は「15分」と案内、その後ドアクローズに
     車内照明は点灯のまま
  • 04:00の2TB到着後、その場で約1時間半停車
     1TBには05:30に移動し再びしばし待機

…ということで、

これ、ウテシ氏に少なからず負担あるよなあ、と。さすがに何もしないで1H近く酒々井PA待機、ってのは。乗客共々仮眠休憩取れる方策考えないと

やはり途中PA仮眠休憩+成田空港は1PTB着諦め(2PTB着で打ち切り)として、2PTB内での過ごし方提案を航空会社、NAAと協議した方がよっぽど乗車効率上がると思うんですが

とコメントされてましたが、少なくとも2TB打切はアリでしょうね。LCCターミナル完成後はまた変わってこようかとは思いますが。ただ、

さすがに「飛行機と同じで安くて辛い」って言われちゃいますね、こりゃ

という辺り、まさしくそうですよ!というか、深夜便単体で云えば確実に赤字かなぁと。やはりせめて高速代分を浮かすのはどうでしょうねぇ…酒々井で1時間座ったままなのと、下道を延々走るのは、運転手にとってどちらが実負担になるのでしょうか?(事故等のリスクはたしかに後者のほうが高いとはいえ、だったら深夜急行バスはどうなのよと)

ども、誘われて参りました(苦笑)

投稿者---ばななめろん@HOTSPOT氏 (2012/07/14(Sat) 09:49)

ども、件のリポートした人間です(苦笑)。
実はまだ成田にいます。帰り便の混雑する時間帯狙って乗ってみて、快適性がどれだけ下がるか?、見てみたいので。

個人的な感想としては「メリハリ付けて休憩時間を長くする(15分のところ合計30分で到着後と発車前で合計 15分×2など)」だけでも違うと思うんですけどね。そうなると 04:00 2PTB着ってのはやっぱり無理が出るんだと思います。そうなると05:00着が現実的なんですよね。

それと現在の深夜便高速上待機場所である酒々井PAに関しては、皆様ご指摘の様に松屋しか店舗がない(あとは自販機ベンダとお手洗い)と言う制限があるので他のPAに変更でも良いとは思うのですが、事故通行止めなどのリスクを考えるとここしか良い場所はないんでしょうね。

その他気がついたところ

  • 深夜便に乗り慣れない方が少なからず居る
    →深夜便だとノリホが少なければ2席/1人が可能ですけど、その際のシート状況で寝られるか否かが決まってしまう。
     今回も脚のやり場に困ってる方を何人か見掛けました。
     ただ、東京シャトルのシートは比較的リクライニング深いですし、うまく2席の真ん中に座ればゆったりだと思います。
  • カーテンが閉まっていない
    →今回は東京駅から乗りましたけど、到着時カーテンが開放しっぱなし。しかも電気は消してないので完全な
     「深夜急行バス」の延長的イメージです。これでは慣れていないと仮眠でも寝られないでしょう。
  • 待機時間の有効利用提案が必要
    →待期せざるを得ない時間が出来てしまうのであれば、それを如何に有効活用できるようサービス展開を行うか?、
     そこが非常に大きな問題であり鍵になると思います。今までの空港連絡バスは「いち早く、時間に間に合う様に
     渋滞をかいくぐって到着する」でしたが、東京シャトル深夜便は逆に「時間は余るほどあるので、うまく調整
     してればよいか」的なところを感じます。
     せっかく 2PTBでは早朝営業に踏み切った店舗もある、と新聞報道が出ましたし、何か考えればそれなりの有効活用
     施策は出せると思うんですけどね>2PTBに漫喫的なカウンターの様なものを設置してみるとか。

いずれにせよ、寝るにも中途半端、何かするにも中途半端、というのが困ったダイヤだと思います。
ちょっと工夫でものすごく使い出がある様に思うので、本当にもったいないですね。もっと需要掘り起こしに使えると思いますし、今後の空港連絡交通機関へ一石を投じたところは大きいのですがさらに飛躍を期待したいです。

追伸:
ちなみに今回成空交のウテシ氏から聞いたのですが、2PTB→1PTBへ向かう初便の空港内循環バスは 06:30発らしいです。この時間まで待っても搭乗手続きが間に合う飛行機への乗り継ぎ前提だったら、2PTB打ち切り→循環バス接続で問題ないんですけどね。そういう有機的なネットワークを検討して欲しいです>京成G各社。

Re: ども、誘われて参りました(苦笑)

投稿者---551planning (2012/07/14(Sat) 22:11)

ばななめろん様、改めましてリプライ有難うございます。

  • 酒々井PAの是非

当方も利用時に腹は減っていなかったので松屋の世話にはならなかったのですが、何かしらの別な地上スペースが欲しかったという思いはあるものの、酒々井PAでなければ幕張PAか湾岸幕張PAしかなくどちらも深夜営業がないため、やはりほぼ唯一の選択肢となりますね。

  • 「夜行便」か「深夜便」か

個人的には、簡易宿泊を兼ねるとはいえ「夜行便」ではないのだろうなと。今後のメインターゲットを考えても、防犯面からも常時点灯等は首肯すべきかなと思っています。 なお、早朝便でトイレ付き車両を充てているのであれば、この深夜便についてもトイレつき車両でもいいのではと。ただ、現行車両もかなりリクライニングできるのはポイントかなとは思いましたが。

  • 2TB打切案

現行で1TB出発便で早朝便がない以上、そもそも不要と考えるのですが「路線バス」の宿命なんでしょうかね? むしろ「早朝LCC接続便」として露出するほうがと考えます。2TB側での受け入れですがまだまだ暫定部分、LCC専用ターミナル待ちでも遅くはないかと。

繰り返しになりますが、個人的には船橋・津田沼なり松戸なりを下道経由で進むほうがいいのかなと考えます。深夜急行バスのルートが使えたり、時間的にも調度良いかと思うのですが…。

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深夜便到着時刻再修正。

投稿者---551planning (2012/07/27(Fri) 20:01)

08/01のWAJ就航に伴い、深夜便の到着時刻が再調整されます。WAJは2TB北側にカウンターを構えますが、こちらが04:30オープンとなるため、バス到着時刻もそれに合わせることに。なお南側には04:35着、1TBには06:00着のままです。

ということで酒々井待機時間が延びたことになりますね…なにはともあれえもいわれぬ仕業ですな。

Re: 深夜便到着時刻再修正。

投稿者---スカイアクセスライナー氏 (2012/07/28(Sat) 16:17)

私は400では早すぎると感じていた為、これが一番理想かな?と思います。乗務員も当然、仮眠するわけだし。

ということで酒々井待機時間が延びたことになりますね…なにはともあれえもいわれぬ仕業ですな。

それはどうでしょうか? 私は、確かに会社やドライバーは大変かも知れませんが、一般客はむしろ早すぎるのは如何かと思いますね。減灯しないから、寝られないというのであれば『アイマスク』持参でOKだと、思いますが?

Re: 深夜便到着時刻再修正。

投稿者---ばななめろん@HOTSPOT氏 (2012/08/01(Wed) 00:48)

私は400では早すぎると感じていた為、これが一番理想かな?と思います。乗務員も当然、仮眠するわけだし。

少なくても先日深夜便に乗車した限りでは、乗務員(ドライバー)氏は仮眠していませんでした。
単なる時間調整だけを行っていましたよ。

#いわゆる詰め込み仕様車両なので、ドライバー氏が運転席で仮眠する、という状況を作るのは少々無理がありますし、私自身ずっと起きて見ていたので間違いありません。
#その辺りはこちらの管理人氏も当方tweetのTLを読まれていたと思いますので。

減灯しないから、寝られないというのであれば『アイマスク』持参でOKだと、思いますが?

そこまで周到に用意するのであれば、という限定でしょうね。
というかそこまで考えるのはよほどのマニアか、もしくは本当に飛行機の中で眠れないので持って来た、って方くらいでしょう。
深夜便として運行しているので夜行便とは異なる背景もあって減光できない理由はあるのでしょうが、時間帯から考えれば深夜便と夜行便の区別って非常に付けにくいので、これは色々議論の余地があるところかと思います。

Re: 深夜便到着時刻再修正。

投稿者---スカイアクセスライナー氏 (2012/08/01(Wed) 02:49)

私が乗った時は偶々、ウトウトしていただけだったのかな?失礼しました。同乗していた一般客も寝ていたし。かくいう私もアイマスクは偶々、持ち合わせていただけなので、そうだったのかもしれませんね。深夜便と夜行便って本当にわかりにくい。私は4時以降(電車の始発時間帯)に着くバスは夜行便だと思っていたので…。

現に、直江津~池袋に行くバスは練馬には405到着予定だし。ドリーム静岡・浜松も静岡駅には430頃に着くし。

ここは議論が必要ですね。


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