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有料通勤列車

新展開“有料通勤列車”突撃録-モーニング・ウィング号/きりふり号運河行

ここに来て“有料通勤列車”の話題が相次いでいます。12/05(土)から南海高野線・泉北高速線に「泉北ライナー」が登場、京成「モーニングライナー/イブニングライナー」は船橋停車化。来春には東武東上線で「TJライナー」朝上り(池袋行)がデビュー、小田急ロマンスカーが新たに海老名と伊勢原も停車駅に加える予定。更にJR-Eが今年2月、2020年度中央快速・青梅線へのグリーン車増結導入計画を発表すれば、京王が5月公表の17年度までのグループ中期3カ年経営計画で「有料座席列車導入の検討」に言及するなど、百花繚乱の様相も?
そんな中、1992/04の運行開始から13年半を経ての大改革となった京急の新機軸「モーニング・ウィング号」と、東武が東京スカイツリーの次に威信をかけるアーバンーパークライン=野田線活性化の一策となった「臨時特急きりふり267号浅草発運河行」を突撃して参りました…無論【検証:】としては単に乗るだけでは終われませんで。

上り2本への投資は下り11本で取り返す…だけ? 京急「モーニング・ウィング号」

三浦海岸駅

運行2日目の12/08(火)05:33、金沢文庫からの下り初電で降り立った三浦海岸駅-真っ先にホーム下の中2階に新設された券売機に駆け寄ると、残席ありの表示に安堵。さすがに他所者としても地元利用機会を奪うわけにも行かず、そう混まないであろう運行開始当初に乗り試しを、さりとて報道取材や御同輩の集中が見込まれる運行開始初日を外して…という目論見は外れていなかった。
「モーニング・ウィング号」は上り2本運行、三浦海岸06:09発(品川07:28着)と07:56発(品川09:19着・泉岳寺09:22着)ということで、現状とすればやはり最混雑時の前後でなんとか-とならざるを得ないだろう。三浦海岸からは最後尾1号車50席の割当、うち15席分が1ヶ月券「Wing Pass」、35席分が列車指定券「Wing Ticket」となっていて、後者は前日15~22時と当日始発から発車時刻まで乗車駅の券売機にて発売。1ヶ月券は12月こそ運行開始記念でオリジナルパスケース付3000円となっているが、通常5500円ということはほぼ運行全日近く乗らないと割に合わない感じも? しかも列車指定なわけで、1号に乗り遅れたから2号にスイッチ出来ない(別途Ticket購入必要)、下り列車の優待等があるわけでもないと…。

海までひと歩きしたもののまだ真っ暗、コンビニに立ち寄ってから駅まで戻る。まだ早いものの2本前の05:49発特急青砥行を見送るがこの時間ならば三浦海岸でも余裕で着席可能(といってもそこそこ埋まる感じ)…っと、その列車を降りてモーニング・ウィング号のりばに立つ人が。それを合図にパラパラと待ち人が加わって列が形成される。06:00に向かいに目指す列車が回送で到着後、一旦三崎口方の引上げ線へ。直前列車の06:04発特急青砥行が出る段に10人ほどが並ぶ中、5~6人の駅員が現れてチケット確認、Ticketには穴あけパンチがなされた。Pass所持者はちらほらといった感じだったか。
というわけで準備万端、静々と入線後、最後尾のドアが開けられて乗車…ちょうど対向の三崎口行から階段伝いにダッシュで乗り継いできた女性客を待ったことから1分延での出発となったが、結局この日は13人ということで窓側座席がさらりと埋まる程度の乗り具合。車掌とは別に貫通扉付近に係員が配置され、上大岡駅まで指定車両外の移動は出来ない旨案内、出発後には貫通扉ガラスに同趣の貼紙も掲出された。

次の停車駅は横須賀中央、ということで京急久里浜も堀ノ内も通過。久里浜線は一部単線で、先発の特急の後追いでもありスピードは上がらない。ようやく周囲が明るくなってきた横須賀中央は、隣の2号車と3号車が割り当てられていて、遠目にして8割程の乗車があった様子。それよりも真横、次列車待ち整列からの視線が刺さるかのような…。その後も淡々と走って金沢文庫では先頭2両割り当てのため乗車の程は判らなかったが、この時間はホーム交互発車、先行が普通車となったこともあってか出発に間があった上、その先では更にノロノロ感が強まる。品川駅
最大3両が割り当てられている上大岡は次列車待ちの整列も相当に伸びていた。12両対応のホームを活かして横浜方に詰めて停車することで、中央部の階段スペース等を避けての乗車扱いは思った以上にスムーズで、先行の普通車待避ということもあり金沢文庫よりも停車時間は短かった印象。改めて車掌より放送が入り「次は品川」、横浜手前では車掌氏が車内を一巡し、貫通路掲出の貼紙を回収していた。
すっかり朝の光景を進むが、車内は夢の続き…といった感じ。かくいう当方も花月園前付近の記憶まであるものの、ふと気付けば雑色通過。その後もゆったりとしたペースは変わらずに八ツ山橋で降車放送が入れば、所定通り品川07:28着と相成った。降車がすむと引上げ線へと向かい、07:34発の特急で三崎口へと折り返してゆく。

深夜急行バス新橋・品川→金沢文庫線に乗る

さて「モーニング・ウィング1号」に乗るためには、金沢文庫05:16発普通車までに乗車しなければなりません。三浦半島に前泊、というのが理想形なれど、【検証:】的にはやはり深夜急行バスを使ってみることに。当方これまで都度出発を見送ってきた新橋駅銀座口00:55発の金沢文庫行は初乗車、ウィング号より2年半早い1989/11から運行されています。
月曜深夜ということでかこの日は銀座口発の他便も比較的大人し目、京急の2本はそこそこ乗る印象が強いところ、00:40発の鎌倉・逗子行が新橋で13人、こちらは新橋からの4人に品川駅高輪口で8人が加わりました。平和島~東神奈川間は首都高速を進行、その後R16をではなく一旦R1から戸部を廻った?記憶があるも朧げで、冴えたには上大岡駅手前、バスターミナルは当然ながら閉まっていて路上バス停で5人が降車。深夜急行バスその後は笹下釜利谷道路を南下。上の前、神明前、宮ヶ谷で1人ずつ降車、終点の金沢文庫駅東口では4人が降りました。
この後は地下通路を潜ってR16へと向かい、京急サニーマートに入る24時間営業のデニーズにて初電まで時間調整した次第。余談ながら神明前バス停近くのガストも使えますが、金沢文庫駅まで歩くには微妙な距離感がと。

***
事前知識もなく、首都高狩場線花之木出路辺りを使うのかと思いきや、意外と横浜中心部を走るのだなという印象。そういえば狩場線全通は1990/03ということで、逆に言えば開業当初から経路も変化なしと…降車ポイントも上大岡以外は江ノ電・横浜市営バスエリアが避けられた感じは、神奈中深夜急行バス乗車時にも思ったことですが、潜在的可能性はまだあるのではとも思われたり?

 

2日後の12/10(木)、どうしても気になった上大岡駅の状況を実見へ。発車10分前に到着したところ、既に1号のチケットは売切との案内が。券売機は1Fコンコース京急百貨店口横の精算機スペースが転用されたものと、上りホーム横浜方ベンチ脇に新設された2か所だが、いずれも画面には「売切」のパウチが貼られ2号は購入できない状態に(といっても約2時間後なので影響はないが)。1F券売機横で応対していた駅員氏に伺うと、2号はさすがに若干売れ残る様子も、1号は前日発売で売り切れてしまう状況とか。質問する人も多く「早めの購入をお薦めしています」と繰り返していた。
モーニング・ウィング号用の乗車位置は通常の3扉の行列の合間に設定、故に先頭車停止位置も今回専用に切られた由。最大4列で並ぶ線が区切られていて、既に各所30人以上が並んでいたが、横浜方の6号車付近はホームが狭くなりかけの柱の付近で並ぶのもなかなかに窮屈そうであった…っと、先発となる06:47発特急青砥行はこの日YELLOW HAPPY TRAIN、当方も間近にするのは初めて。立客多数ながらぎゅうぎゅう詰めというわけではなくスムーズな乗降にて発車した。

上大岡駅

すぐに後続の特急待ちの列が形成される中、モーニング・ウィング利用者のチケット確認が進められる中、06:51に入線。金沢文庫割当の先頭2両はほぼ定員といったところ、上大岡割当の3両もどっと人が流れ込んで席を埋めてゆく。そういえば乗車時には気付かなかったが、定員に含まれていない補助席をはや使う人もいて手慣れたものだ。滞り無く乗車は済んだものの、この日は早着だったのか先行が支えていたのか、ドア閉めまでに一拍置く感じで出発していった。横須賀中央割当の2両は8割ほど、最高日の三浦海岸割当1両はこの日も半数以下といった感じだったか。
それにしても駅員を各乗車口毎にを3~4人、券売機付近等にも別に配置と文字通りの人海戦術、時間帯的にもともと人員を要するとはいえ、運用面が落ち着くまではこの状況が続くのかなと。ただ、見ている限りに飛び乗り等の誤乗車もなく、すんなり受け入れられるものだなと妙に感心したり。
当方は後続の特急で青物横丁まで移動したのだが、横浜方増結の4両だと上大岡到着時点で立客も少ない感じでそんなに圧迫感なく乗ることができ、横浜でも乗降があったので運が良ければ座れたかも、という状況。後追いなのでその先でも比較的滞り無く走り抜けたなと。ある意味狙い目?なんて。

上り2本の運転のために、券売機や人海戦術だけでなく、停車位置変更や一部駅での信号関係改修など結構な投資が発生している中、今後の展開を占うのはなかなか…ひとつあるのは三浦海岸割当分の空席の有効活用といった辺りなんでしょうが、品川駅現状の運用方式だと例えば北久里浜や堀ノ内にも停車して-と思う反面、上大岡の売れ行きを見ると、三浦海岸出発時点で残席を確認の上、上大岡で手売りするとか?
個人的に気になったのは、運行開始後13年半を経ての運賃改定が下り利用者にどう出るかという点。まぁ消費税転嫁等で10円単位で刻むよりはアップ額も妥当と感じる反面、“上り2本のための投資”回収のためだったらモヤモヤ感も残るような? その意味でこれまたアナログな「下りウィング号乗るほどお得なキャンペーン」なんてのもあるわけですが、それこそWing Passだったりケータイdeウィングとの関係だったり、上得意様の囲い込みやデータ分析によるブラッシュアップの方向性を期待するのですが。
ついでに夢物語を語るならば、2ドア車2連or4連による一部指定席制なんてどうかなと。京成や空港輸送を絡めた10年来の妄想なんですけどね…。ただ、2100形もはや17年選手、内外装に手が入っているとはいえ、2000形が3扉格下げ改造された年数と並んでいることを考えれば、次期2扉車(なのかどうかもさておき)構想も、という段階でもあるのかな、という観点で“次なる展開”の有無を期待せずにはいられません。

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話題性は十分!継続設定有無が真価問う? 東武「きりふり267号」

浅草駅

12/11(金)夜、“お祭り”な雰囲気漂う東武浅草駅。「きりふり267号」は12/04・/11・/18・/22の4日間のみの運行。当方的には12/11しか機会がなかったのだが、初日の12/04の盛り上がり様を横目にしてちと躊躇したものの、ここは試しておかねばさて“次”が有るや否や…ということで。
はや御同輩多数の中、ビジネスコート姿のグループが複数、よく見ればまさに同業他社な紙袋を手にした人もいて、業界内からの注目の高さが伺えた。22:00発のスペーシアけごん237号新栃木行が出発すると、特急ホーム前は黒山の人だかりに。普通列車を降りてきた外国人グループまでが何事と見守る中、列車が回送幕にて入線。その後ぐるぐると回されたものの、側面・前面ともに「臨時」表示だった。前面にはさり気なく愛称名板が取り付けられていたが、せめて列車名は出して欲しいとの声が飛んでいたなと。

当方は後ろから2両目の5号車に乗車…さて300系にはいつ乗ったろうか。1800系時代?格下車?それにしてもなんとも落ち着く内装というか、昭和感というか。窓側がさらりと埋まるほどの乗り具合にて浅草を4分延にて出発、とうきょうスカイツリー駅では1扉のみの乗車扱い、隣の4号車から10人ほどが乗り込んできた。曳舟で南栗橋行半直を横目にするも、その先でもマッタリとした走りが続いて北千住へ。こちらの遅れもあってJR-E常磐線をときわ91号が走り抜けていくのが見えたが、車内はこちらとそう変わらない余裕ある感じだったかなと。さて北千住ではどれくらい乗り込んでくるか、と思っていたらなんとここで降りる人もいたり!特急ホームには列ができていたものの、次発のりょうもう51号待ちだったようで思ったほど乗らず…というより、やはりあまりに客層が固定されてたなと改めて実感するような。
急行線に入っても淡々とした走りは変わらず、窓の外を眺めているとなんだか夜汽車の気分にもなってくる。そうこうしているうちに春日部着、アナウンスに従って一大イベント?座席回転もスムーズに。春日部駅では伊勢崎線下り4番線に停車、運河へは進行方向が変わるが7分停車の間に7番線に停車していた柏行各停が先行、3番線には曳舟で横目にした半直急行南栗橋行が到着。ここで大量乗車がある、ともされていたが、結局は窓側定員を割る程度での出発となった。

アーバンパークライン内は各停で特急料金も不要、各駅の発車案内では「きりふり267号運転」との案内がスクロールされていたが、この列車の実表示は「臨時」とちと味気ない感じ? 各駅でパラパラと降車がある中、南桜井駅の対向ホーム端は撮影会の様相。江戸川を渡り千葉県入り。運河駅野田線活性化の象徴である清水公園でも若干の降車があった感じ。この列車の心の狙いに即している? 野田市内もマッタリと走りぬけ、数分遅れ残りで運河駅に到着。車内に残っていたのは80人ほどであったろうか、命名に名残を惜しむ?プチ撮影会が挙行されたのであった。
それにしても野田線では折り返しだと岩槻までしか行けないのに対し、後続の柏行各停に乗れば日暮里には00:23着、山手線内と蒲田、そして大宮まで到達可能というのだからなんともはやな…当方はその後の回送列車見送りまで、何人もの御同輩も律儀なことにカメラを構え続けていたのだった。個人的には改札前に貼り出されていた臨時特急のポスターが印象的、運河駅謹製?のものには「行先板を日替わりで前面に掲出します!」との注記が添えられていた。

ミッドナイトアロー アーバンパークライン野田にも乗る

当方は運河から終電1本前に乗り柏へ。柏の葉おおたかの森では秋葉原方面は終了の旨の案内が。柏では船橋行終了済で00:22発六実行終電接続、七光台行も00:26発が終電。JR-E常磐線はというと上野行は00:20発が、松戸までなら01:01発が終電。都心方面からは快速が01:03着、緩行が01:10着となっています。

ミッドナイトアロー

ところで、東武が野田線に「アーバンパークライン」なる愛称名導入を発表したのははや2年前となる2013/12のことでした。翌年4月から正式導入、その前の専用車種60000系投入や今回の運河行臨時直通特急、来春の大宮~春日部間急行導入など着実に野田線活性化策を進めているわけですが、個人的に最も驚いたのは2014/12/18運行開始の「ミッドナイトアロー アーバンパークライン野田」でしょうかね。鉄道の枠を飛び越え、柏・柏の葉おおたかの森→野田市・清水公園・川間を結ぶ深夜急行バスが誕生したのでした。というわけで折角の機会、これに乗ってやろうというわけで西口バスターミナルへ。

コンビニに寄ってから向かうと、出発15分前で既に先客6人。その後も列はぐんぐんと伸びてゆきます。5分前に現れたのはノンステ路線車、すぐに立客満載となって00:40出発です。まずはエリアのメインルートである高田車庫方面へ。向原住宅での1人を皮切りに高田車庫入口までのうち5停留所で早くも24人が降車。00:10発の柏の葉公園方面への深夜バスはありますが、常磐快速線終電を受けるもう1本くらい別建てしても良いくらい?なんて。柏の葉公園方面へは行かず、r47に転身してつくばエクスプレス沿いに進み、柏の葉おおたかの森には00:57頃着、3人降車でなお立客が若干残っていた中、待っていた行列を新たに吸い込んでいきます。
ミッドナイトアロー ここで運転手氏から「終電が6分程遅れているので接続を待ちます」との案内が。TXの終電は秋葉原00:18発の00:49着、暫く待っているとぞろぞろと人が出てきて更に加わり、柏駅出発時点よりもぎゅうぎゅう詰めにて出発となりました。タクシーのりばにも20人ほどの行列が出来ていたものの、タクシーがすっかり出払っている状況、さて何時まで待つことになるのやら…。

西初石三丁目と西初石橋で各1人が降車後、江戸川台駅西口で16人、運河駅入口で11人と大量降車。ハローワーク野田とみずき橋で各2人、みずき一丁目で1人降車後、今年5月から乗り入れるようになった梅郷駅西口では7人が降車。この辺りでようやく車内も一段落といった感じになりました。流山街道沿いに進んで市営大和田団地で1人、野田下町で4人、つつみ野一丁目で2人が降車。清水公園駅入口で3人が降り、おそらく柏からは多分ここまでだったかと。光葉町二丁目で2人、七光台駅で3人が降車し最終コース、結局川間駅南口には定刻より10分以上遅れて4人が降車したのでした。

***
柏と流山おおたかの森での乗車扱を“二毛作”と例えられた方もいらっしゃいましたが、確かにオイシイ展開でした。当方は最後尾に陣取ったので、TX終電遅れ情報をどう仕入れたのか確認できませんでしたが、営業所経由で伝え聞いているのか、深夜急行バスのキモなところながら意外と連携ができていない事業者が多い中で接続保証は安心感を得られますね。柏から柏の葉公園やキャンパス駅方面はJR常磐線最終後にもう1本あってもという印象のほか、都心部対野田線沿線方面の深夜急行バスがあっても、なんて?「ミッドナイトアロー柏・我孫子」が2012/05から流山おおたかの森入口を経由していますが、三郷から流山を経由して野田市方面へをいっそ別建てとして、柏ICから柏の葉キャンパス、柏の葉公園、豊四季、柏駅経由で我孫子へと役割分担なんてどうかな…と思ったり。

 

なお当方はその後、ガスト野田七光台店にてビバークの後、七光台発初電で柏へと出たのですが、そういえば七光台の車両基地には300系電車が一休みしていましたね。さすがにあの時間から北春日部に戻すのは手間、ということでしょうか。ミッドナイトアローだったら翌朝に柏なり船橋始発の日光方面特急も夢じゃない?…てな妄想までつい膨らませてしまうのですが。
「きりふり267号」に話を戻して、清水公園辺りをターゲットとすると、浅草22:10発はちと早い印象が。定期の22:30発けごん39号と振り返るか、思い切って23:00発くらいで設定してしまうか。それでも都心部対清水公園の最終は、秋葉原23:56・北千住00:07発のTX経由で野田市00:46・清水公園00:50・七光台00:52着、なんですよね…川間までをターゲットとするにしても弱いですし、さりとて岩槻方面に持っていったところで話題性には欠けるとも。
そこで気になってくるのがやはり再来年春登場の新型特急500系の存在でしょうか。新造は8編成、6連の300系が2本、4連の350系が3本でこの置換前提であることは当然としても、1編成3両固定の分併対応で“当社の広域な路線ネットワークをより活かした特急列車の運行形態を構築”という辺りがなんとも擽ってくるではないですか。今回の企画がその試金石であることは当たらずと雖も遠からず? 今回の4日間運行から東武がどのような解を導くかが注目されましょう。


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