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  • Photo:TIAT深夜便
  • tiat
    これまでの最終だった00:40発直行品川行
  • tiat
    国内線T2ホテル宿泊者限定送迎バスも00:40発
  • tiat
    01:00発 新宿東新宿池袋行
  • tiat
    同 渋谷行
  • tiat
    同 横浜YCAT行
  • tiat
    同 大鳥居蒲田品川行
  • tiat
    01:05発 八重洲銀座秋葉原行
羽田空港アクセスシリーズ

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TIAT

TIAT深夜早朝バスアクセスを体感する-2014秋

TIAT開業とD滑走路運用開始による羽田空港“再国際化”から丸4年-鉄道が完全に停止する深夜早朝アクセスがなんといってものウイークポイントとされる中、当初設定された意欲的…というよりは聊か奇を衒った側面も否めなかった深夜早朝バスはというと、東日本大震災の影響も含めて縮退傾向となったのは御承知の通り。

その後羽田発着枠の段階的拡大に伴い成田→羽田シフトが昼間枠で進む一方で、2013/11の香港エクスプレス(UO)就航が話題となったものの“使いづらい”印象が拭えなかった深夜早朝枠について、国交省は2014-15冬ダイヤから着陸料引き下げを実施するとともに、深夜早朝バス再強化に乗り出しました。来年3月末まで5路線が実証実験運行(国交省として八重洲銀座秋葉原・大鳥居蒲田品川、東京都として新宿東新宿池袋・渋谷、横浜(YCAT)は京浜急行バス自主運行)となっていますが、TIAT01:00発さらに引き下げ、04:30着便を設定してきました。

というわけで全5路線を3夜でさらり体感してみることに-なお、初日10/26(日)の貴重なリポートが公開されていました!ニッチな分野で同好の士の存在は心強いばかり、是非御一読の程。

11/01(土) TIAT→渋谷(京浜急行バス)/品川→TIAT(羽田京急バス)

当方の出撃は先ず11/01(土)未明…結果的にココしかなくなったというピンポイントな継走に。

■00:00 TIAT

それこそこんな時間にTIATに来るのは2011/08末に東馬込二丁目行に乗り納めて以来かと。到着便はこの日、定刻で23時台4便のうちPR/NHマニラ便までがほぼ定刻着とあって到着ロビーを行き交う人もまだまだ目立つ印象。ちなみに大ラスの23:55着UO香港便が15分延予定となっていた。出発便は01:30発のJLホーチミン便とPR/NHマニラ便まで0時台に11便、1時台にも5便が設定されているが、1Fを中心に翌朝便狙いかソファで仮眠体制を整える人も目立つ。

バスのりばに移動し00:00発からチェック開始。00:00発は新宿池袋行が約15人、YCAT行7人、渋谷行はゼロ。00:10発葛西一之江行は13人…やはりこの路線は侮れない。00:15発調布府中国分寺行12人、TCAT行はゼロ。00:20発新宿池袋行は約15人、大宮行6人、海浜幕張千葉行2人、大森行は2人。00:25発新横浜行は1人、00:30発蒲田行5人、YCAT行4人、渋谷行は1人。00:35発西船橋船橋行はメッセラッピング車、3人乗車。そして従前の大ラスだった00:40発品川行直行便には3人が乗車していった。TIAT

改めて到着ロビー内を一巡り…さすがに人通りは少なくなっていたが、UO便が結局00:22着ということで未だ出口で待ち構える人も…と、パラパラと乗客が出てきた。東京モノレールは00:10発浜松町行空港快速、京急空港線は00:23発京急蒲田行で終了しておりともに駅改札口のシャッターは降りている。自然とタクシー・バスのりばへの流れが形成された。
ここで改めて新設5路線を整理しておくと、6番のりばから渋谷行、7番のりばからYCAT行、8番のりばから大鳥居蒲田品川行、そして3番のりばから新宿東新宿池袋行と、この便だけ01:05発の八重洲銀座秋葉原行が出発する。ギリギリの目測で、新宿東新宿池袋行に約10人、YCAT行に5人強、八重洲銀座秋葉原行に約15人、大鳥居蒲田品川行は実見できず…そして当方乗車の渋谷行には6人が乗車した。

渋谷

■01:00 TIAT→渋谷駅西口

渋谷便は東京都による実証運行として、京浜急行バスと東急バスが担当。TIAT発便は京急車、実はこの日、終着のマークシティが施設点検のため閉鎖されていてセルリアンタワー止めに。乗車時にも確認があったものの、車内放送や、00:30発東急車ともどもLED表示まではさすがに変えることはなかったなと。
国内線T非経由のため空港西入路から1号羽田線を北上、この時点でTLには“異様”で持ちきりとなっていたのだが、果たして車内から見下ろした六本木交差点然り、渋谷出路から暫し渋滞に巻き込まれた渋谷駅西口周辺然り…ハロウィンを借りた“大仮装大会”となっていたのであった。
終着直前で滞った印象はあったものの、首都高が順調だったこともあり渋谷駅西口には定刻より10分以上の早着となりここで全員降車、というか渋滞がなければ東急深夜急行にも乗り継げたり? 尤もこの日は深夜急行バスの入線も遅れたらしく、01:30発の新横浜、青葉台行は10分以上遅れて、立客OKな溝の口行は20分以上遅れての出発となっていた。

03:45 品川駅東口→TIAT■

ところで冒頭“ココしかなくなった”とした理由はもうお判りかと…そう、かの都営終夜バス最終運行日と重なったため。皮肉にも最終日が過去最多乗車となった喧騒振りの一端は別の機会として、六本木02:50発便を見送ってから麻布十番へと下ればすんなりタクシーも掴まって品川駅東口へ。終夜営業の店もあって人車が途絶えることこそなかったものの、改めてこんなしっとりとした夜景こそ当方の好みというかなんというか…。
それにしても京浜急行バスのりばも、アクアライン系統にはじまり羽田深夜早朝便、そして御殿場POに河口湖・富士山駅と多彩になってきたなと。苗場/軽井沢ホワイトスノーシャトル発着こそ品川プリンスホテルだが、環状4号線整備や首都高羽田線ランプ検討も盛り込まれた品川田町周辺再開発では品川バスターミナル機能再編をも見越しているであろう品川北口駅前広場整備が謳われており、更なる拠点性アップとなるかも注目だ。

そんなことを朧気に考えていたら、ふらりとスーツ姿の男性が港区のシェアリング自転車で現れて、バス停傍の駐輪場に停めて駅出入口方向へ歩いて行ったかと思えば、こんどはナース姿の若い女性がやってきてバス停にちょこんと腰掛け、いろんな意味で寒そうにしていた…後者はハロウィン明けなのだろうけれど、なんとも気の抜けない時間帯と再認識させられたり。
「早朝バス」は5分前に入線、結局ナースな女性のみでの出発に。旧海岸通りから新東海橋を折れて新馬場からR15へ。実需はなんともながら、京急駅、せめて青物横丁・平和島には停めても?
バスは淡々と進み、京急蒲田手前から蒲田駅へ。定刻5分前に到着、待っていた男性1人が加わった。京浜東北線初電は04:24発大宮行、:33発大船行がともに始発で駅へ向かう人の流れが見受けられたものの、こちらには増えることなく出発。ここからは蒲田シャトルと同経路、大鳥居は乗車なくTIATには気持ち早着となった。前後してYCAT発ゼロ、渋谷発4人、池袋東新宿新宿発1人、そして国内線Tホテル送迎もゼロで停まることなく走り去っていった…その後暫く待っていたものの、秋葉原八重洲銀座便を見ることは叶わず。そんな早着なのだろうか。

  • Photo:YCAT深夜早朝便
  • ycat
    成田発最終は10分程早着
  • ycat
    D清浜2号車は10分以上遅れ、キラキラ号名古屋行が定刻発
  • ycat
    00:20発TIAT行には女性4人
  • ycat
    25:00発名古屋行は2台組
  • ycat
    TIAT発最終は乗客8人
  • ycat
    YCAT04:00発は先程の最終便と同じクルマ

11/03(月) YCAT→TIAT(京浜急行バス)

YCAT

この日は少し趣を変えてYCAT定点観測など。

■00:00 YCAT

YCATといえば、云わずと知れた羽田・成田空港への横浜の空の玄関口-バス運行本数こそ大きく目減りしたわけではないにせよ、N'EXや京急エア急など鉄道の存在感が増すなか、2011/03限りで航空カウンター業務も終了…と、どちらかといえば向かいの横浜駅東口BTと役割分担の感があった都市間バス拠点性があれよの間に増したなと。
その上2013/08の新高速乗合バス制度化によっていわゆる“移行組”がこぞって発着するようになり、深夜発便も大分繰り下がったなと感じていて、ある意味念願の実見をと…この日はといえば24時台に14本が出発、大ラスは25:00発ウィラー名古屋行となっており、日付が変わろうという時間ながら2つの待合ロビーでは足らずに外に座り込む人も。“既存組”も東京や千葉などからの経由便が増えたとはいえ最終発が23:55発のJR東海バスドリーム静岡・浜松号。この1時間がある種見えない障壁でもある一方で、ビジネスチャンスともなっているのではと、改めて考えさせられたような。
ところでYCATサイトでは待合ロビー開館時間は04:30~01:10とされているが、羽田深夜早朝便はどうするのか。YCATの入るヨコハマスカイビルには14Fに終夜営業の「スカイスパYOKOHAMA」も入っていることから気にはしていなかったが、それとなくYCAT係員氏に確かめてみると、第2ロビーが03:45~01:30で開いている由。ちなみに余談ながらYCATサイトで「横浜駅からYCATまでの早朝のアクセスはこちらを」とスカイスパサイトにリンクを張っているのだが、肝心?な03:30~04:30は経路のきた自由通路も一時閉鎖されるので要注意、かも。

さて各方面への移行組路線が出発してゆくなか、00:20発TIAT行には女性4人が乗車。さすがにこの時間から向かっても深夜発便で飛べるわけでもなく、1泊明かそうということか、それとも空港関係者か。なお通常羽田行は3番のりばからだが、この時間は成田行の1番のりば使用で、3番のりば前の羽田行自券機もすでに締められたあと…と、TIAT00:00発便が到着したが乗客はいなかった。YCAT
その後も移行組のバスを見送っているうちに、大ラスのウィラー名古屋行が2台組で到着。池袋サンシャイン23:30発でカノピーが自慢のリラックス≪NEW≫とスタンダードなスターエクスプレスのコンボ、後者はニュープリンス観光バス担当だった-ん?何やら雲行きが怪しい。どうやら女性2人が前発便に乗り遅れたか飛び乗りかで困っている様子、ニュープリンスは48名満席とのことで定刻発も、ウィラー・エクスプレス東海の運転手氏が各所に携帯電話で確認…結局ノーショー分?でなんとかなった様子、5分強の遅れで無事発車と相成った。移行組の地上係員もまごつく中、電話確認の合間に「大丈夫ですからね」と声掛けしていた運転手氏の対応が印象に残ったなと。
おっと、そんなやりとりで見逃していたが、TIAT00:30発便も乗客ゼロで回送されていった様子。YCAT係員がメインロビーの施錠作業にとりかかる中、当方だけが第2ロビーにてなお待機、そういえば同じフロアにはローソンが24時間営業している。TIATサイトを見てみると、この日はPRが30分遅れの00:30着、UOもちょい遅れとなっていた…TIAT01:00発便は定刻より5分ほど早着、8人が降りてきた。既にポルタ方面への地下道は閉まっていて、スカイビル正面からタクシーに乗る人、足早に何処ぞへ消えてゆく人、ローソンに立ち寄る人と様々であった。かくいう当方はといえば、南西に10分足らずのガスト横浜平沼店にて暫しビバーク。それこそスカイスパも考えたのだが、どうせサッパリするなら別の手で…と。

04:00 YCAT→TIAT■

2時間程を遣り過ごし、再びYCATへ。案内に従って第2ロビーに向かうと、程なくバスが入線…それこそ2時間前にTIATから現れた先代ガーラだった。結局乗り込んだのは当方のみ…スカイビル前をぐるりと廻りこんで北上、東神奈川入路から首都高横羽線へ。このルートを取るのは深夜便と日中の軽井沢線くらいだろうか。当然こんな時間に走ったことはなく、京浜工業地帯の夜景にしばし見入ったり。正味10分で羽田出路を降りればTIATは目前、信号待ちで先を進んでいた品川蒲田便にとりついたものの、TIAT入口の右折で千切られてしまった…おそらく乗車1人だったかと。
少し遅れてやってきた東空交車は池袋新宿便で4人、国内線2TBの羽田エクセルホテル東急・1TBのファーストキャビン羽田ターミナル1の2ホテル送迎バスからも4人が降車したが、この日は渋谷便と、またも秋葉原八重洲便を実見できずであった。

TIAT

実は当方この日、朝イチのSFJ/ANA便で山口宇部に飛んだのですが、その前にサッパリ…ということでTIATシャワールームを初体験。TIAT開業当時は2F北端の国内線乗継カウンター脇にリフレッシュルームの名で、リクライニングチェアが置かれた個室10室(1時間1000円)とシャワールーム5室(30分800円)で構成されていたのが、シャワールーム混雑対応とTIAT拡張を受け、2013年春から同じ2Fの南端にシャワールーム15室として移転。現在は30分1030円と値上げも、傍のCAFE&DINER Pistaの1ドリンク付きに。なお、リフレッシュルームは2014/09開業のロイヤルパークホテルザ羽田内に6室(保安エリア内に別途8室)備えられているが、こちらもシャワー付きになったものの1時間2000円に。

同種の施設はKIXエアポートラウンジ(シャワーだけ利用510円、お湯が15分間使用可能)で体験済みも、こちらはさすがの高級感、アメニティグッズにも抜かりがない(KIXエアポートラウンジではタオル別売)。とはいえホントにシャワーのみの必要最低限な空間、更衣スペースでゆったりすることは出来ない感じ、しっかりとサッパリした後は、隣の喫茶店でマッタリとしたのであった…価格感や如何に、というところか。

 
  • Photo:TIAT早朝便
  • tiat
    定刻では04:28着と最早な品川蒲田大鳥居線
  • tiat
    池袋新宿便
  • tiat
    国内線T2ホテル送迎バス
  • tiat
    定刻04:32着の渋谷便は唯一東急担当
  • tiat
    YCATからは定刻04:37着だが
  • tiat
    蒲田早朝バスは04:50着
  • tiat
    無料巡回バス始発は04:54発、かなり乗車する印象
  • tiat
    大森早朝バスは04:55着

11/08(土) TIAT→秋葉原(東京空港交通)/池袋→TIAT(東京空港交通)

三夜目は再びTIAT往復の東空交な継走に。

TIAT

■00:20 TIAT

前回は日跨ぎ直前からだったので今回は少し遅目に…といっても哀しい性、終電(羽田空港国内線ターミナル00:26着)アプローチとまではいかずその1本前での到着…と、00:20発新宿池袋行にこんなクルマに出会した-東空交551号車、平和交通のそれもエアロバスだったなと思い出しつつ、乗車便だったらなぁ、なんて。
この日の到着便はPH&UO便まで滞り無く到着済み、タクシーのりばも落ち着いていた。00:40発の直行品川行には5人、前回すっかり見そびれた国内線T2ホテル送迎バスにも2人乗車を確認。ここで到着ロビー前カウンターへ。東空交便はTIAT発についてはIC非対応なため、折角なのでクレジットカードで購入。バスのりばの券売機も日によってまちまちな印象だが、基本的に早仕舞いな様子だった。

やはりバスのりばにパラパラと人が降りてきて、01:00発はYCAT3、渋谷3、大鳥居蒲田品川7、そして新宿東新宿池袋には20人以上。当方乗車の01:05発八重洲銀座秋葉原行には14人が乗車、その殆どがアジア系外国人だったものと。

■01:05 TIAT→秋葉原駅

やはり空港西入路から1号羽田線へ、運転手氏は何やらコントロールセンターに確認を取っていたなと。そのままC1内回りを進み京橋出路から東京駅八重洲南口へ、定刻より10分程早く01:30前と東京シャトル深夜便との離合は叶わず。ここで2人、次いで本便運行開始に併せて数寄屋橋から改称された銀座駅(有楽町)で6人が降車した。東空交としては成田からの到着便のみの使用で、2013/09から東京シャトルがのりばとしても活用したものの、“間借り感”が強かったが、今回「羽田空港行」としてリニューアル…成田行というアピールがないのは向かいのTHEアクセス成田への配慮か、それともその気高さ故、か-
秋葉原 とはいえ、この周辺に適当な宿泊施設はあっただろうか。汐留方面では利用者的に釣り合わないかもしれないが、せめて東銀座駅周辺ならばまだ直接的ニーズも有りや?なんて思ったり。
タクシーまみれの銀座を過ぎて、昭和通りのアンダーパスを走り抜けてゆく。秋葉原駅交通広場にも10分早着となったが、残る6人のうち5人が団体だったようで、どうやら浅草橋駅方面のホテルに泊まる様子-先程、運転手氏は無線でその場所を確認していたのだ。さて、無事に宿に辿り着けただろうか。

当方はタクシーで池袋駅東口までひとっ飛び、目星をつけていたガスト東池袋店はなんと満席!ならばとガスト南池袋店に転戦、こちらはガラガラでビバーク…それにしてもひょんなことからこの半日以上後に再訪し、その際見事満席で弾かれることになろうとはまさしく思いもよらぬことで。

池袋

03:40 池袋駅東口→TIAT■

西武百貨店池袋店傍にある、東空交池袋駅東口1番バスのりばは相当レアな存在-もともと旧国際線T時代の2008/09チャーター便増便対応で深夜早朝1往復週末2便での運行開始、当時東空交は池袋地区ではサンシャインシティプリンスとメトロポリタンの2ホテルにしかのりばを持っておらず、都営バス降車場を間借りしての開設となった。
その後、2010/10末のTIAT開業時に毎日運行となるも空港発便のみ2便となって降車専用に。しかも東日本大震災後に1便減便となって、日1本のための場所となっていたのだった。2014/04には発2便に復し、今回更に1往復が加わることで、丸4年ぶりに発便も復活と相成ったわけだが、蛇足ながらこの間、羽田池袋線には2012/05に国際興業が参入し池袋駅西口のりばを開設、2013/03には前年新設の成田LCC対応新宿発深夜便がその池袋駅西口始発に改められるという複雑な経過も。

ところで現れたのはなんと、先程秋葉原まで乗ってきたクルマだった。運転手氏も当方を見てどう想ったことやら…行路表をチラ見したところだと、昭和島を19:30に出て、羽田→新宿片輸送2本ののち先程の秋葉原行、TCATでの小休止後にコチラに現れラスト1本-という流れの由、お疲れ様である。余談ながらこの時当方はというと、直前トイレを済ませようとしたものの、ガストで立て籠もっている先客がいて仕方なく退去、近くの交番で公衆トイレを尋ねたところ北側のウイ・ロード付近までないということでちと我慢していた状態…まぁ、切羽詰まった状況ではなかったものの、トイレ無し車が現れたことから気を揉んだのだった。
ともあれ貸切にて出発、駅前ロータリーで転回して明治通りを南下。日中は関越道や東北道系統の高速バス街道とはいえ、さすがのこの時間は静かなもの。新設となった東新宿駅は明治通り上の都営バス停を間借り、新大久保エリアを意識というには歌舞伎町寄りな気もするが、スーツケースを抱えた女性が乗車してきた。甲州街道を経て新宿駅西口22番のりばには余裕を持っての到着、3人が乗り込んできたが、うちスーツ姿の男性は手ぶらでヘベレケな状態、もう1人別の男性も、しっかりこそしていたものの「羽田に行くの?」と、どうも帰宅方面が近いからの利用の様子。
首都高を淡々と走り、空港西出路からTIATへ着いたのは04:30過ぎ、この日は他車を見かけることはなかった。酔客はすっかり眠り込んでいて、運転手氏に起こされてフラフラとTIAT内へ、それを見届けて?から当方も余裕残しでトイレタイムっと。

TIAT

さて、早朝バスといえばTIAT開港時から蒲田・大森両駅からの路線バスが運行されているが、蒲田からは04:50着、大森からは04:55着で、ともに国内線Tには入らない。いっぽう、ターミナル間無料巡回バスはTIAT04:54発が始発。この日は京急通常カラー路線車が充当されていたが、入線前から長い列が-過半が蒲田からの到着便からの乗継客で、空港関係者も少なくなさそう。あ、先程新宿からやってきた男性2人もいたなと。
で、この日は大森からの到着便が気持ち早くに現れ、巡回バスの運転手氏も気持ち待っていた感じ、ダッシュで10人程が乗り換えたのだった…ちなみにさる3日朝はといえば、巡回バス出発直後に大森便が到着、5人ほどが巡回バスのりばに並んだのだった。次便は05:00発とはいえ、大森便を巡回バス始発と接続させて、というよりは蒲田・大森便ともに国内線Tまで延長することは出来ないのだろうか。


実見段階ではまだ運行開始当初とあって、なにより知名度が、となりましょうか。あとは関空でもそうでしたが、到着便の遅延如何では頼もしい存在になるものと。細かい点を挙げれば、既存バス停の深夜早朝需要が如何程か…そこは実証実験運行、来年4月を楽しみに? 当方的には年末にでもTIATに張り付いて秋葉原早朝便の乗り具合を確かめてみたいと考えております。


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