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羽田空港2TB

早朝見たまま記録…羽田空港第2旅客ターミナル開業

2004/12/01、羽田空港に新しい旅客ターミナルが完成、ANAとADOが引越しをしました…無論皆様先刻御承知でしょうが、勢い勇んで?出来立てほやほやのところを朝も早よから繰り出してまいりましたので取り急ぎ見たまま速記までに。


始発列車を乗り継いでまずはモノレール浜松町駅へ。これまで繁忙期の臨時運行だった5時始発の快速が定期化されましたが、改札は04:50過ぎまで閉じられており、30人ほどが待ち侘びていました。ほぼオープン見物の御同輩と見ましたが、それにしても良く来たなぁと…。「本日より羽田空港は…」と駅員の案内があって自動改札がオープン。早速待機していたモノレールに乗り込みます。待っていたのはタイミング良くというかなんというかJALのアド列車で、12/21本格稼動の1TB「ひろびろ・らくらく・すいすい」を謳っています。

モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅

なんだかんだで100人近くが乗車したでしょうか、先頭車両のかぶりつき部にかなりの集中を見せながら(蛇足ながら当方は後方車両でのんびり)、5時きっかりに発車。まだ真っ暗な都心臨海部を駆け抜けます。ところで、駅案内表示や放送では「快速電車」「普通電車」という紹介がなされており、登場以後数度乗っている中では初めて気になったのですが、列車内の自動放送では「このモノレールは快速です…」というもので、やっぱりこちらのほうがしっくり来るような…ちなみに1TBの紹介で「後方の階段をご利用下さい」とあり、このテープ(…というか今はデータで差し替え等も容易なのでしょうが)は12/20までのものなのだと感じました-もっとも後述しますが厳密には間違いなのですが。
天王洲アイルでは接続のりんかい線はまだないもののパラパラと乗客を拾い、ここからノンストップで空港へ。遠目に1TBが見えてくると北側の旧ANAスペースに駐機の飛行機がいないことがよく判りました。ビックバード開業から11年、再びの大引越しでついに沖展とりあえず大団円、ということでしょうか。

静かな新整備場を通過してしばし、羽田空港第1ビル駅に到着。十数人が降りる中、なんと!というか乗り込んでくる御同輩もいらっしゃいますが、京急初便もまだ着いていない時間、どうやって来たのかな? そして列車は新線区間へ。右に大きく弧を描くと新しい終点の羽田空港第2ビル駅に到着です。2面3線とは知っていましたが、海側の1面1線はよほどでないと使わなさそうな感じ、コンコースへの階段も1箇所? ホームドアもついていませんでした…ただ開業記念式典はそちらでやる様子。1TBのホームとほぼ同じくらいの通常ホームはまだまっさら感いっぱいでした…個人的には山側(?)の側面を占めるボーイング7E7の広告が気になりましたが。

モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅モノレール浜松町駅
どのようなニーズにもフライトスケジュールにも対応します
地域社会の一員として騒音問題にも取り組んでいます
ノン・ストップで目的地へ。これが本当の快適な空の旅です
効率がいいこと。これが成功への鍵です。
到着時の爽快感。。。新しいテクノロジーにより実現します

コンコースに上がるとこちらにも式典の準備がなされていました。改札等は1TBとほぼ同じくらいの規模、ただしこちらは1箇所のみです…おっと、向かって右手のほうが賑やかですね。丁度供用開始の式典が行われていました。東京国際空港長の祝辞のあと、モノレール・京急の駅長等も加わってのテープカットが執り行われました。マスコミ関係のほか、日本空港ビルデングの関係者と思しき方々がいろいろな思いで眺めているのが印象的でしたね。

さてさて、2TB探検の始まりです。まずはシンボルであるマーケットプレイスの大吹き抜けをEVで一気に5Fへ、まだ真っ暗でしたが展望デッキへと向かってみます。1TBでは保安上もあり8時~20時の開放ですが、今日は御祝儀で開いていないかな、と思ったら開いていました。羽田空港2TB既に何人かいらっしゃいますね…当方も奥のほうへと進んでゆくと、おっと警備員登場。『すいません、報道用に開けてたんで、一般の方はまだなんですよ…』-あらそうですかと退散します。ただし、まず感じとして判ったのは1TBよりもフェンスが煩くない、でも写真撮影にはまだ障害も多し、ということと、とにかく板張りでオシャレな開放空間と、建物内にもガラス張りの眺望スペースがあるのでいろいろと楽しめそうということでしょうか。何はともあれデートスポット確実です。

マーケットプレイスのお店はまだ開いておらず、だんだんと下がっていって3F出発ロビー上の飲食スペースからロビーを見下ろしつつ、2Fへと進みます。1TBの出発ロビーはちょいと白い空間の印象が無機質な感じを誘ったのですが、こちらはガラスを多用して空と一体の空間を作り上げています。ゆえに夜明け前ということで薄暗いというか落ち着いた感じが強いですね。3Fの飲食スペースも有名店あり気軽なカフェありと多彩な様子。2Fのカウンター向かいには「空弁工房」なる弁当売り場もあり、早速テレビ取材が入っていました。
さてカウンターはかつてのように航空会社の社名の電照板が並んでいるということは無く、やさしい印象の案内板がスマートさを印象付けます。出発便案内は成田のように液晶チックになるかと思いきやLEDのまま…ただし随所に液晶画面が置かれていて各種案内が流されています。ところでLED画面を見ると、出発ラッシュ時ということもあってかバス移動がまだまだあるもんですね。そぞろ歩きに奥に進むとどん詰まりにADOカウンターがありました。駅からだと結構歩かされる印象を受けますね…なおかつボーディングブリッジ確保も確かこれまたどん詰まりだったはず…ADOは『東京湾や滑走路に最も近く、大変眺めの良い場所にあります』なんてなアピールをしていますが。

更に奥に進むと新装開店の羽田エクセル東急。シックなカフェスペースもあり、セレブリティな感じが味わえそう…そそくさと退散して車寄せへと出ます。時刻的に丁度空港アクセスバスの初発便が続々到着するとあってしばし観察。京急・リムジンとも背広組も出ての対応に当たっていましたが、なんとなく1TBよりも車線が狭く感じられ、バスの到着スペースも若干手狭なのか、見送りの自家用車や貸切バスなどが入るたびに若干の混雑を見せていましたね。このあたりは運転手含め慣れの問題にはなろうかとは思いますが…ちなみに相模大野からの神奈中便は2台続行など、各便ともなかなかの乗りでした。

羽田空港2TB羽田空港2TB羽田空港2TB

1Fに降りてまだ静かな到着ロビーを見ます。2TBは到着出口が1箇所に統一、バスカウンターも1箇所のみとなりましたが、広々としたカウンターを真ん中に東空交・京急の自動券売機が各3台ずつ並んでいました。まずカウンター後ろの情報モニターは両者同じ大きさになり、京急のほうはオープンしたサイトとあわせたデザインで見やすい感じ、東空交は1TBと同じデザインですが、まだ中途半端にバスが動いたりするフラッシュ的な動きをさせているのかな? また両者のタッチパネル画面を見ましたが、まぁ判りやすい造りにはなっていると思うのですが、いちげんさんには難しそう…なお、話に聞いたところだと京急担当便のカウンターでの発券は回数券や定期券などの引換のみとのこと。ゆえに2TBでは乗場に券売機を置いたということですか。

羽田空港2TB羽田空港2TB羽田空港2TB

その券売機を見に行きます。まず目に付くのが、東空交・京急ともに乗場ポールの形状が統一され、発車案内も1TBの東空交スタイル(幕式)をLED化させた感じに。京急側では「空席あり」という表示も見られました。で、京急側の一部に横に券売機のボックスが設置されていますが、このときはまだ表蓋が閉じられた状態でした。一番奥の16番乗場まで歩くと結構遠いですね。すでにターミナルの1F部分は無く、空き地が広がっていますが小奇麗なプレハブ待合室があっても? せめてならベンチくらいほしかった様な気はしますが、まぁ冬は寒そうな空間、その意味でも便指定化は正解でしょうか。

羽田空港2TB羽田空港2TB羽田空港2TB

さて、両ターミナル間は地下通路か無料連絡バスでとされていますが、両ターミナルの外観を見たくてまずは横断歩道を渡って1TBまで地上を歩いてみます。いきなり工事でビックアーチ北側の歩道が封鎖されていましたので御注意を。
で、1TB到着ロビーに到着。新しいものを見たのでくすんだ感じは致し方なしとして、やっぱり感じるのは加齢臭ならぬカレー臭。ま、当方嫌いではないですし、「羽田に着いたー」と感じるスパイスでもあるわけですが、2TBではなくなりましたね…カフェと「グルメ24」…インスタント食品の自販機とは悲しいかな? ベンチでは作業服姿の方が多く惰眠を貪っていました…「お引越し」のあとの小休止という感じでしょうか。旧ANA側の到着出口付近には特段変化は無いものの、到着便表示はJAL系など1TBのものに統一されていました。ところで中央部のANA Festa(全日空商事売店)はそのままな感じでしたが、どうするのかな?羽田空港1TB

そのまま2Fの出発ロビーに上がると、旧ANAカウンターは白幕で覆われており、がらんと寂しい限り…しかしながらよくよく考えれば当たり前ながら正直驚いたのが、SKYとSNAのカウンターはそのままだということ。よって12/21のJALカウンター改装までしばしうらぶれた感じ?が続くのでしょうか…更に云えば軽食スタンドや売店もとりあえずそのままの営業となるわけですね。なお3箇所あった出発入口は端っこのみ運用中でした。間違えた旅客対応の係員も配置され、それ狙いと思しきマスコミからのインタビューも受けそうになりましたが、とりあえずこの時間は問題なく落ち着いていたようです。
ガレリアのクリスマスツリーもいささか寂しげ、まだ7時前というのにお菓子の売り子さんが声を張り上げていますが、今日から実質ほぼ利用者半減となるといろいろ大変でしょうね…JALカウンター側の活気に救われた思いを抱きつつB1へと下がると、修学旅行生が黄色い声を張り上げていました。まだまだ1TBも捨てたモンじゃあありません?

京急駅のほうに向かうと、「第2ターミナル・国際線ターミナルへの通路」という看板も出ています。駅開業当初からあった衝立がついに取り外され、連絡通路含めて意外と広い空間だったんだなと実感しつつ、従来のコーヒーショップの向かいに早速スープ屋さんを入れているところはサスガ。
連絡通路は1方向2基乗継の動く歩道で結ばれています。動く歩道はESのような踏み板タイプとベルトタイプがありますが、こちらはベルトタイプ、これまでの経験ではベルトタイプはフワフワ感があったかと思うのですが、ここはなんだかゴツゴツしています。ただ嫌な感触ではなくて、なんだか足つぼマッサージのような?…あ、これは当方が疲れているだけ?

羽田空港2TB羽田空港2TB羽田空港2TB

京急の新改札口はもとのものとほぼ同じスタイル。ただトイレスペースが小洒落ています。同じようにESを上ると2TBのB1、先程テープカットが行われた場所へと戻ってきました。なお、両側にはANAのチェックイン機が置かれています(現在は向かって左手のみ、12月中旬には右手にも置かれるそうで)。モノレール利用の場合には浜松町での対応が可能なぶん、京急側では品川駅にはあるもののその他からのアクセスも多いだけにこれは便利というか印象として「ウリ」でしょうね。
テープカットの際には気づかなかったのですが、少し奥まったところに「若い芽のひろば」というところがあり、がらんどうの空間となっていましたが、なるほどこちらは修学旅行生の集合場所ですか…1TBではこういうスペースがなかっただけに重宝するかも?羽田空港2TB
再びEVで5Fへ。夜明け前の展望デッキに向かうと、やはり開放されていました。関係各所の背広組の方々を中心に俄か内覧会の様相ですが、ちゃっかり混ざって再度見学。広々としたオープンスペースの山手はカフェや1段高いデッキとなっており、オーシャンビューが楽しめるというもの。やはりフェンスが少々煩い感じですが、いろいろなアングルでの写真撮影も楽しめるのではないでしょうか。

1Fの到着ロビーに降り、こんどは無料連絡バスで1TBに向かいます。その前に京急乗場を見ると、丁度社員の方が件の乗場横の券売機のセッティング中。モノ自体はカウンター横のものと同じですが、利用する側にとっては便利です。と乗場ポールから?「横浜YCAT行をお待ちの方に…」と放送が。東扇島付近の事故渋滞で折返し便が遅れている旨の案内でしたが、仕掛けはどうなっているのかな? 利用者がいなかったのでとりあえずでしたが、便指定化されなかったことと当板でも早くから指摘されていた点をまさに感じさせるハプニングでした。
東空交側を見れば早くも係員がテーブルを出して準備中。こちらもスタイルは以前と変えないようですが、券売機が外側にも3台(京急も同じと思われるがまだシャッターがされていて不明)あるので券不所持の場合はそちらへの誘導ということになるのでしょう。
さてやってきた無料連絡バスはこれまでのワインレッドのものではなくて、白にスカイブルーラインの入ったクルマ。那覇バスってこんな感じでしたっけ?、もっと青線が太いかな? 2TB開業対応で増備(というか転用)されたのでしょうが、車内広告が路線バスそのもの。羽田車庫系統図はよしとして運賃表はこれ如何に?1TB→2TB→国際線T→1TBの順に廻りますが、各所で数分の時間調整を行う由。国際線Tでちと降りましたが、まだ静かなもの。なお、2TB開業に合わせビックサイト線や大井町線などの直通が終了、行便は全廃・始発便は新宿駅西口とYCATのみとなっています。

羽田空港ITB羽田空港ITB羽田空港ITB

帰路は京急を利用。券売機で「羽田1・2ダイレクトきっぷ」(印字は「羽田空港ダイレクトきっぷ」だった)を購入、9日間限定発売の羽田空港-都営線全線往復が1,000円というものですが、空港改札窓口で出すとポストカードをくれるということだったので聞いてみると、何のことはない長井秀和の「間違いない」カードでした。
ホームに下りてびっくりだったのは、青と赤のジャケットを着たコンパニオンのオネィさんが各所に立っていたこと。総勢15ペア30名ほどはいらっしゃったのでは? 要は1TB側が赤、2TB側が青ということで告知する役ということでしたが、なるほどちゃんと役立ってたような。なお改札付近にはこちらは駅員の「ステーションコンシェルジュ」のオネィ…さんがいらっしゃいますよ。


都合2時間ほどの滞在、何分駆け足であちこち回ったので2TBの通常チェックされるであろうところはほとんど見ていない感じですが、とりあえず今週金曜夜のアクセスバス出発状況がどのようになるのかは見たいと思っていますので、そのときにまた…。

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〔12/01空港第2ターミナルビル開業〕羽田空港レポート

投稿者---あかみ氏(2004/12/01 22:09:45)

本日朝、羽田空港へ行ってまいりました。
ルートは自宅@東横沿線~横浜~YCAT~HND~浜松町です。

YCAT~HND

空港手前で、湾岸環八出口から1ビルへの道が新しく開通していました。1ビルと2ビルの分離のためでしょうか。
ルートは湾岸環八出口から1ビル出発階(2階)に停車後、2ビル到着階(1階)のロビーをかすめて駐車場を回り込み、2ビル出発階へのルートでした。

羽田空港第2ビル

保安ゲート内部までは見られないので、さらっとターミナルを歩いただけですが……おおまかな構造は1ビルとほぼ同じですが、細かいデザインや色調がかなり違います。羽田エクセルホテルは第2ターミナル側の最北部に位置していました。

リムジンバス自動券売機

自動券売機はすべて便指定制に対応した機種になっていました。JRの特急指定席自動券売機を思い出させるような感じの構造です。
なお、高速経由便のうち横浜行きは西口ホテル便を**含めて**全便自由席で、「本数が多いので」2ビル始発時に(1ビル乗車人数を見据えた)乗車人数の調整は行わないとの係員の言でした。……これなら、1ビルから横浜へは京急の直通列車を使ったほうがいいかもしれません。空港から乗れば比較的座れますし。

モノレール 2ビル~1ビル間

モノレール第2ビル駅は2面3線で、なんとなく眺めた感じでは進行方向右側の1面が下車専用(?)、左側の1面が乗車専用(?)の模様……です。ただ、確信はもてません。

金曜夜の状況を見に行く

投稿者---551planning(2004/12/04 19:13:13)

羽田空港第2ターミナル開業後初の週末となった金曜夜、便指定化されたアクセスバスの状況などを見てまいりました。

「羽田1・2ダイレクトきっぷ」の復路券で京急羽田空港着。さすがにジャケットのオネィさんは初日の見世物、だったようですが、係員が多く出て対応に当たっていました。2つの出口周辺をそれぞれのカラー(1TB赤、2TB青)で示すほか、ホームの足元各所にもステッカーで示すなど念の入りようですが、それでもまごつく方はいらっしゃるようで。

羽田空港1TB

まずは1TB側、団体バス駐車場に上がる出口から到着ロビー前へ。19時前とあって各方面へのバスが増えだす時間帯でしたが、ターミナルの二分化で比較的ゆったりした感じに見受けられました。建物に入ると、やはりインフォメーションでは列が伸びています。北ウイングが閉鎖状態とあって3箇所ある中で南側が最も混雑、次いで中央に人が集まっており、北側は閑古鳥…というのはまぁ致し方ないものの、見た感じ人を捌くには自動券売機の存在が大きいなと感じましたね。その意味では東空交が自動券売機の位置を南側にずらしたのがちと時期尚早だったのではないかと。従前目立つ場所にありましたし、現状一時的な暫定状況ではあれど、到着出口前に発券所がないのは直接乗場へ行ってしまいかねないという感じも受けました。
2Fのガレリアや出発ロビーもさらっと見学。ガレリアは空いた感じこそないものの、むしろゆっくり時間を楽しめる場所としてしばし穴場となるかも。北ウイングのロビーは白い衝立がさらに前に出てきており、本格的な改修が始まるものと感じさせてくれます。

ターミナル間連絡バスで2TBへ向かいます。なるほど首都高方面へのダイレクトルートは随分アクロバティックになっているな…2TBのバスプールは撮影にも適してそうなどと見回しているうちに到着。早速気づくのがやはり自家用車の占拠停車。2TBではターミナル中央部に車椅子車用スペースが設けられているのですが、そこにほぼ関係かなろう然のクルマがドンと置かれ、ゆえにその隣となる連絡バス乗場へバスをつけるのにちょいと苦労してました。1TBでも随分と前から問題にはなっていたのですが、やはりスペースとの関係からレーン分離はできなかったのは致し方ないものの…。
羽田空港2TB まずはインフォメーションへ。2TBでは到着出口・インフォメーションとも1箇所集中ということで、相当数の見学客含め結構な混みようでした。到着出口から見ると、まず正面上に京急とモノレールの時刻表示がならんで出ていまして、すぐ左手が両者の改札方向となるB1への下りES、目線を左手前方にやるとインフォメーションがあるという関係で動線は最小限ですがまずはそこで選択を迫られる?ことになります。

その意味でアクセスバス側で威力を発揮するのが大型モニタ。早朝リポでも触れましたが、東空交・京急それぞれがモニタを持つのは1TBと同じ、ただそれぞれ大型化されています。じっくり見てみると東空交は1TBと同じ青を基調としたデザイン、1TBでは画面の切り替え時にバスが横切るというようなお遊びをさせていましたがこちらでは止めたようで…しかしながら切り替え時には全くの別画面となって羽田から各所を結んでいますよーというものが表示されるのでした。その際には時間表示が全く見られないわけで、意味なしかと。
一方の京急は新装開店したサイトと同じ白を基調としたすっきりデザイン。方向別に2便の時刻表示が出されるのは東空交のそれと同じですが、それぞれ残席の目安が○△×で表示されるようになっているのは東空交になく、ポイント大でしょう。細かいことを言えば、それぞれ時刻表示をさせているのですが京急はJST表記までついている一方で、東空交はどうも1分ほど遅れている感じ。というのも両画面の中央にアナログ時計があり、それを見比べてみて…というオチなのですが。

羽田空港2TB

さて、乗場へと向かいましょう。当方最も気にしていた東空交葛西方面路線ですが、当たり前ながらやはり列自体は半減していますね。ただ時間的に津田沼線との連続だったので総体的に見て利用者が多かった…。そういえば、リムジンのほうは待ち列を2つしか作らない方針の様子、レーン表示の1つをリムジン表記にあてていました。
実質的に唯一便指定を行わない横浜線はレーン専用とあってか担当1名専従もスムーズ。京急側は券売機設置が効いていますね、あと「空席わずか」表示もリムジンにないものです。ちなみに「空席わずか」は新百合ヶ丘線・つくばセンター線・西船橋線で確認しました。あとビックサイト線で「最終バスです」という表記を見たほか、東空交側では大網線で「誉田駅停車」という注記表示を見ました。そうそう、東空交側では出発時刻記載も、京急側ではないなど、いろいろ細部は異なります。

そこで結論、というわけではないのですが、各種表示の1次的案内では京急のほうが勝っているように感じられました。ただし係員案内のマイク使いなど東空交には一日の長が感じられます。とはいえ京急側も昔に比べ相当数の係員を配置しており、羽田空港2TBマイクを使った案内も行うなどなかなか考えている様子。そうであるならばなおさら全体的な統一…方向別等への乗場配置再編等…に向かってもいいのでは?と思うのですが…。
あと、利用者側からすれば、回数券等を使わない場合は1TB含め外の自動券売機での購入が穴場かと。2TBでは列ができる状態にはほぼならないと思われる上、恐らく当面係員がついているでしょうから迷ったら案内してもらえそうです(むしろ双方の係員ともに積極的に声掛けしてました)。
ちなみに京急券売機には「発車2分前に発売を中止します」とのテプラ注記が貼られており、係員の方に聞いてみると、インフォメーションとこちらでは2分前、乗場横の券売機では約1分前に発売を中止する由。その上での飛び込み客には対処しない前提だそうで…発車間際の駆け込み乗車はできません、ということですね。なお双方とも新版の時刻表ができており、この外側券売機に大量に置かれていましたよ。

羽田空港2TB

5Fの展望デッキにも行ってみました。結構な人出で、まぁ震えるほど寒いというわけでもなかったせいかベンチスペースに腰掛けているツワモノもいましたが、うーんさすがに夜は暗い…なるほど、出発ロビーの吹き抜け天井の一部を展望デッキ奥にガラス張りで見せるようにして、夜の採光に充てているのはなかなかですが、奥のほうに行けばいくほど若干寂しい感じも。隣人の横顔もちょい暗くみえるほどですので、防犯面などで多少は御用心の程。

マーケットプレイス各所を冷やかしつつ、あと数便になった出発ロビーをそぞろ歩きして再び到着ロビーを眺めて帰宅の徒につきましたが、やはりどうも到着出口周辺は混雑しがちのようですね。折角移転したのに2TB=混んでいる、という印象がつかなければいいのですが…。

 

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羽田空港1TB

〔空港第1ターミナルビルリニューアルオープン〕ターミナル再編第1段階完了へ

12/21、羽田空港第1ターミナルビル(1TB)がリニューアルオープン、JALは方面別チェックイン化しました。今朝ほど駆け足で立ち寄ってきましたが、“ひろびろ、らくらく、すいすい”の掛け声は「2ビルブーム」の中どこまで巻き返せるか?が注目です。

羽田空港1TB

***
さすがに始発とまでは意気込みませんでしたが、むしろ出発のピーク時に近い8時過ぎに羽田に到着するように向かいました。行き方は前回と同じく東京モノレール利用。浜松町の乗換改札前では早速JAL係員が出て案内パンフと機内で出している?おツマミを配っておりました。
次から次とモノレールは来ますがやはりホームが手狭なのがありあり…次々発用の緑色のラインでしばし待ちます。やってきたのはクリームに淡いスカイブルーの創業時カラー車…しかし「祝 羽田空港第1ビル駅 リニューアルオープン」としていろいろシールがベタ貼りされているのはちと興醒めでした。

天空橋を出て地上に上がれば、眼前に1TBの姿が広がります。すっかりJAL色満開ですね。まだまだJASカラーも頑張っておりますな。
新整備場手前で1TB下車時の放送が入ります。JALの方面別チェックイン化により、従来のスペース(南ウイング)が近畿・中国・四国・九州・沖縄方面=ホーム後寄り、旧ANAスペース(北ウイング)が北海道・東北・北陸方面=ホーム前寄りとなりました。なおSKY・SNAは北ウイングのままです。

前回は降りなかった1TBで下車、「北ウイング・南ウイング」の文字が新鮮です。早速手前改札を出て北ウイングから…B1改札前はまだまだ工事中、一気に2階に上がってみると…お、思ったよりひっそりしています。ちょうど北ウイングの中ほどに出てきたのですが、その付近はまだ工事中の様相、JALチェックイン機も一部仮置き状態でした。使われているのは内側半分程度で、SKY・SNAは前の通りでしたが現在工事中の場所にSNAが入るとのこと、隅に追いやられているSKYは面白くないんじゃないかな…。

目を惹くのがカウンター上の出発案内板。南ウイング含め、従前の2つ並びのスタイルから大型1枚2段組表示の、ブルーを基調としたフルカラー液晶(?)化されていました…うーん、文字サイズ的には以前のものと大差ないのかもしれませんが、ちと小さいような…以前のものは傾斜角がつけられていましたが大型化されたせいかそれもなし。方面別化で表示総数が減るゆえの1枚化は分かりますが、2段組のうち1段は適宜各種案内表示もなされるなど結構目まぐるしいところを見ると、もとから2枚のほうが良かったのかなぁと思ってしまったり。個人的には改良程度に留めたANAに軍配かなぁと。

羽田空港1TB

ビックバード中央ではリニューアルオープン記念式典会場(跡?)が。背ボードにはJALの文字とICの文字。AMC-Edyに遅れること1年半。浜松町でもJALカードSuicaのポスターが真っ盛りでしたが、ICカード競争による利用者利便還元をますます期待したいところです(…というか、個人的にはおサイフケータイによる一元化の前倒しを切に希望!)。
南ウイングでは改修なった保安ゲート入口が印象的。2TBと同じく白い電照で覆われ、上方にはスポット案内も表示されるようになりました…ただ基本的に白で明るい1TBでは余計に浮いちゃう心配も? ところで南ウイングの出発案内板には「北海道・東北・北陸方面のご搭乗手続きは北ウイングで…」という表示がなされているのですが、方面のところにシールが張られていました…透かして見ると「近畿」の文字が入っている様子。

到着ロビーを駆け足で巡ったあと、無料巡回バスで2TBに立ち寄りましたが、やはり混んでいる印象を持ちましたね…その意味では「ひろびろ」というよりは「ガラガラ」とさえ感じられる?1TB初日の光景ではありましたが、まさにこれからの年末年始は威力を発揮しそうです。

JAL出発案内板に変化

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投稿者---551planning(2005/02/10 22:27:48)

整備が進められていた羽田1TBのスカイマークカウンターが運用開始されたとのことで見てきました。
北ウイング、まだ整備中のJALカウンターの奥にイエローベースのSKYカウンターが。赤との対比もなかなかです。ロゴマークもシンプルになりました。ちなみにSKYがもともと入っていたスペースにはSNAが移転しています。

ところでこの際気付いたことがひとつ…以前文字サイズが中途半端で見辛いと評していたJALの出発案内板、ブルーバックだったのが黒に変わっていました! 文字サイズこそ変わっていないものの、以前と比べると格段に見やすくなったと思います。


ご意見は【検証:】常設板までお気軽に!

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