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| 【検証:近未来交通地図】特別リポートNo.035 名古屋「都市圏高速バス」のりある記 (02/07/6〜/7) 下記内容は予告なしに変更することがありますので、予め御了承下さい。 当サイトの全文、または一部の無断転載および再配布を禁じます。 |
先日名古屋を訪れる機会を得、ちょうど7月1週の交通新聞紙面で記事にもなっていた(正確な日時、内容は失念)こともあり、中京圏の都市圏高速バス4路線に試乗した。
当サイトでも御紹介したアクアラインや「三吉松」線などの通勤対応型都市圏路線や、新横浜−溝の口線という新幹線連絡路線など、都市圏近距離高速バスの可能性については首都圏でもその動向が注目されているが、全国的には札樽高速線や新潟地区、小倉−福岡線などが先進地として知られている。中京圏では三重交通の四日市・桑名−名古屋高速線が名高いが、さて…。
高速バス吉川・松伏線開業の衝撃 013.html
「都心部中距離直行バス」の理想と現実 028.html
Route.1 名古屋→関・美濃 (岐阜乗合自動車) http://www.gifubus.co.jp/noriai/kousoku/index.html
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Route.2 名古屋→小牧 (名古屋鉄道) http://www.meitetsu.co.jp/t_b/bus/toshikan/index.html
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Route.3 名古屋→湯の山温泉 (三重交通) http://www.sanco.co.jp/nhw/nagoyahw.html
小雨模様であけた7/7(日)、三度の名鉄BC4Fは関西・北陸方面主体に活況だったたが、3Fは到着ホームと出発ホームが正反対の状況。各地から集まる高速バスからは一様に20名近くの乗客が吐き出されてくる…そんな中やってきた三重交通便名古屋−四日市高速線で湯の山温泉へ。休日でも朝4本のみとマイナー便だが、メインルートは途中の桜台ニュータウンまで。この便は寄らないが、後述の桑名高速線や東濃バスの可児・多治見線など「終点が団地」という中距離路線の多さが目に付く。
07:52発の便には当方と初老の男性の2名乗車…観光客利用を期待したが日曜朝では動きもないのか。一旦栄方面へ向かい、途中の白川ランプから名古屋高速へ。新幹線からいつも気になる旧貨物ヤード跡かの広大な空き地を横目に、一路西へと向かう。まっすぐ進む名古屋西JCTから東名阪道へ。ここでは東名阪道が90度ターンして市街を避けるように外郭道路となっている様を眺めつつ、外環道に思いを馳せてみる。大山田PAまで16キロほどトイレがない旨の看板を見かけた名古屋西料金所、その先に「鳶も仕事がありません!」という趣旨の大きな櫓「広告」が…。


東名阪道では木曽・揖斐・長良川の大規模トラス橋が目を引くが、高速道路ではこの他東北道の利根川橋梁などのほかに何処があるだろうか。長良川河口堰や遠く海べりには伊勢湾岸道の長大橋も望めた。三岐鉄道の細道を確認した前後区間ではその伊勢湾岸道=第2名神とのJCT準備工事が着々と進行中。
四日市インターを降り、メインルートである桜台NTを横目にR477を湯の山温泉へ。途中離合した桜台発名古屋便には15名ほどの乗客を確認、こちらは近鉄湯の山駅でわずか2名の乗客を降ろすと、温泉街へとバスは大柄な身体を狭そうにして消えていった。Route.4 西桑名ネオポリス→名古屋 (三重交通) http://www.sanco.co.jp/nhw/nagoyahw.html
湯の山温泉から四日市、三岐鉄道と廃止間近となった近鉄北勢線に試乗した後、桑名駅前からは路線バスで「ネオポリス」へ。丁度北勢線の北方には桑名寄りから新西方、大山田、城山、西桑名ネオポリスと団地・NT街が形成されており、ここと名駅・栄が東名阪道経由の高速バスで4路線で直結されている。平日朝ラッシュ時だけで40本以上もの設定と、1,000人を超えるキャパシティには驚かされるばかり。土曜夕方も乗車風景を見たが、来るバスそれぞれ必ず15人以上が乗り込むのは驚きだった。首都圏で云えばつくばセンター線、鹿島神宮線といった半ビジネス需要内包路線規模が純通勤所用路線で成立しているといえばイメージしやすいだろうか。
その中でも主要系統が大山田団地とネオポリス、はてさてどんな未来都市なのか気になる…まずはマイカル桑名。R258沿いでマイカルお得意の巨大SCは日曜午後でかなりの混雑。丘陵地にある分駐車場の設定が思わしくなく入庫待ちの長い列が出来、バスも混雑を縫うように走る。
4車線道路を西へ。東名阪道を跨ぐと低層団地が中心の大山田団地。さらに丘陵地を進むと戸建中心の城山団地・ネオポリスと続く。ネオポリスでは域内をのの字に走って終点に着けば、小公園とバスの折返所があるだけ…桑名からの路線バス2系統と名古屋・栄からの高速バス2系統が集まるにしては折返所には詰所もなく、運転手は各自自車待機という状況。小洒落たコミュニティセンターや商店街を想像していた当方にはあまりにも突飛過ぎる「普通さ」に驚いた。
そんなネオポリス15時過ぎ発の名古屋便は当方1人乗車でスタート。ネオポリス内で5名、大山田団地で9名が乗車と結構乗る乗る…もっとも区間利用可能なため、マイカル桑名口でネオポリスからの3名が下車したが、それでもこの時間帯にして12名乗車はなかなかの流動だ。
桑名ICを使うかと思いきやR258を北上、桑名東ICから高速に乗れば30分も掛からずに名駅前へ…今度はひとつ手前の黄金ランプで降りたが、名鉄BCに入るのに駐車場渋滞に巻き込まれ5分以上のロス…BC手前で三交の別便が白川経由で先に突っ込んでいったが、当社からの無線情報によるものとはいえ、釈然としない思いも…なにはともあれ、座ったまま乗換なしで1時間というのはやはり大きいことを実感させられたのだった。
名鉄BCで一番目を引くのが、それぞれの路線が例えば「桑名方面」「可児・多治見方面」でなく、「大山田団地・ネオポリス」であり「皐ヶ丘9丁目」と呼称されていることだ。まさしく団地直結路線、いちげんさんには分かりづらいが、実際問題四日市高速線に乗っても四日市駅へは行けないので正しい表記とも云える。
1985年に登場、もはや「老舗」と呼べるほどの貫禄を持つ三重交通の桑名・四日市高速線だが、団地毎の路線設定、域内を細かく廻るゆえ域内利用も可能、パークアンドライドも取り入れられており、まさに痒いところを地で行く細やかさが魅力に繋がっているといえそうだ。
一方で長距離路線主体に推移してきた名鉄、ここ最近空港路線や都市圏路線の充実には目を見張る。東濃主導の可児・多治見線はデビュー2ヶ月で増便対応がなされたほか、小牧線に至っては「平安通延伸」間近の鉄道やバス路線と完全にバッティングするが、アプローチの多様化によるクルマからの転移の模索と積極的に理解したい。裏を返せば名古屋高速の整備如何ということになるが、さすがサイトでも紹介されていることを御紹介して終わりとしよう。
名古屋高速道路公社 名古屋高速道路白書2001
http://www.nagoya-expressway.or.jp/nexpark/hakusho/2/1/main2.html
http://www.nagoya-expressway.or.jp/nexpark/hakusho/2/3/main.html
(参考)JH 高速道路の経済効果事例(新潟圏内高速バス)
http://www.jhnet.go.jp/leaf/002/html/22.html
名古屋の実力派高速バス乗車記
投稿者---エル・アルコン氏(2002/10/09 00:14:12) http://6408.teacup.com/narashinohara/bbs先日、名古屋へ行ってきました。名阪間移動にも使えて便利な「ワイド3.3.SUNフリーきっぷ」を使いましたが、名鉄・近鉄・南海の3社鉄道線のみのノーマル版(3日間有効・5000円)とちがい、ワイド版は1000円高いだけでバス線のほか、系列会社の鉄道、バス、船舶が利用できるため、思わぬ交通機関の利用も可能です。
今回は、名鉄、岐阜バス、三重交通の近郊高速バスを試しましたので、そのレポートをしましょう。
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その1・高速小牧線
その2・名古屋多治見線
その3・関・美濃線
その4・西桑名ネオポリス線
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以上、名古屋エリアの実力派高速バスの駆け足ルポでした。
乗車して感じたのは、老舗のネオポリス・大山田に新鋭の皐ヶ丘・桜ヶ丘といった、郊外住宅地と都心を直結するタイプの高速バスの設定とそのヒットが印象的です。これがそのまま他エリアで当てはまるとは限らないのですが、家の前から定員制の速達手段での通勤を可能にした面に付いては、他エリアでも検討に値するのではないでしょうか。
| 2005.01.15Update | ||
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